紙の本
この書名からどんな人たちが連想されるでしょう?
2006/09/17 21:46
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆきはじめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
この書名からどんな人たちが連想されるでしょう?
サイコパス。
ヒットラーは「小さな嘘はバレるが、大きな嘘はバレない。」と言ったそうですが、あまりにも常識外れの言動には、それを聞いた人や見た人がまさかと思い、まともに信じなかったり、冗談だと勝手に思ってしまったり、
それによってサイコパスに都合のいい状況が続いてゆきます。
「サイコパス」は誰にも悟られずに嘘をつき、ライバルを陥れ、わがままを公共性にすり替え、自分に都合のよい状況を作り上げてゆく。
利害関係にある者にとっては悪の権化となる、と言うと大袈裟に聞こえるでしょうが、多い国では25人に1人がサイコパスだそうです。
一見、愛想のいい人が実はサイコパスだったとしたら・・・。
さて、サイコパスとは何者でしょう?25人中24人の人に読んで欲しい本ですが、例示の部分が少し読みにくく感じたため評価を星4つにさせていただきました。
周りにサイコパスが居ないことを祈ります。
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うそをつき、空涙で同情を引き、追いつめられると逆ギレする…。
25人に1人いる“良心のない人たち”の見分け方と対処法を教える
貴重な書。
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うそをつき、空涙で同情を引き、追いつめられると逆ギレする…。25人に1人いる“良心のない人たち”の見分け方と対処法を教える貴重な書。
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う〜ん…言いたいコトは分かるんだ。でもなぁ……テロリストは良心を持ってないワケじゃないと思うんだよなぁ。著者はカウンセラらしいけど、カウンセリングを受けたくないな…と思う。
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サイコパスについて。タイトルにひかれて読んだんですが…。もうちょっと脳科学、生理学的なアプローチからの解説もほしかったです。
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勝間さんお勧め本。
モラルハラスメントと同じなのかと思ってたが、
かなり異なっているよう。
25人に一人、この様な「良心をもたない人」が存在するなんて恐ろしい。
しかしアジア圏には そこまで多くないらしいが、
どんどん増えつつあるのかも。
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サイコパスという人種を、生育歴からだけでなく遺伝的な観点から、その発生のメカニズムを説き明かそうとした挑戦的な本。
自分にもこのような側面が部分的にあることを知って愕然としたりw
また、このような人種を発生させる、自然界の多様性を発現させる意図を読み解こうとした姿勢も大変素晴らしいと思います。
ただ排斥でなく、なぜこのような現象が起きるのか?を知ることは大事だと思います。
この世に発生したことに無意味なことはないと思うので。
人間の心理と遺伝子の相関性にメスを入れてくれる本がこれからもどんどん出てくることを期待しています。
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テロリストは良心をもたないからサイコパス・・ではないでしょー。
ほんとにカウンセラですかね?この人。
この人のカウンセリング、決めつけ多そう。うけたくないわ。
サイコパスに関して一人歩きしたものとしてとらえてる気もする。
誤解をうみやすい本だけど、おもしろかったから★三つ。
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なるほど、なるほど。と思いながら読みました…
「ある一人のひと」との人間関係について困ったときとか、ちょっとこれはないんじゃないか?っていう言動を浴びせられたときとか。参考にしてもよいのではないかと。
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「良心ってなんだろう」と疑問を持たせる本。最後は「良心を持っていて(多分ですが)よかった」と思える内容で良かった。タイトルのインパクトは良い。
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某中古車買取業者との取引でトラブルになり、担当者が決して自分の非を認めようとしない人物だったので、悩みに悩んだ末で辿り着いた一冊。単なるビジネス上の責任逃れだったのかも知れないが、その人物の言動がまさに本書に書いてある通りだった。「世の中には文字通り良心のない人たちもいるという、苦い薬を飲み込」んで、「治らないものを、治そうとしないこと」が大切。友人の弁護士からも同様の主旨のアドバイスを貰って、妙に納得。本書後半にある「良心のない人に対処する13のルール」に従うことは、決して泣き寝入りではありません。
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これ、エッセイかな・・・?
興味ある方ならそれなりに面白いと思うんだけど、興味ナイ方にはどうなんだろう・・・。
知能指数が低いわけでもなく、「良心がない」人。
「人それぞれ、いろんな考え方があるよね」というコトバじゃあ
許容できない理解できない人がいたら、その人は
「良心がない人」かもしれないですね。
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25人に1人の割合で良心を持たない人(サイコパス)がいるという本。以前は誰でも良心というものは持っているものだと信じていたが、実際に良心を持っているとすると動機が理解できない人で苦労したことが何度かあるので今は経験として納得できる。
サイコパスに狙われるという経験は暴力的では無い場合であっても非常に恐ろしい体験である。狙われた人は自分を攻める方向に追い込まれる。というくだりがあったが、まさにそんな体験であった。
遺伝要素が多いということだが、10人に4人という確率でそんな人間がいるとは危なくて油断できない気もするが、著者によれば彼ら・彼女らは自分以外の人間には関心が無く、勝つことがすべての気の毒な人たちであり、愛を知らず、悲しい人生だとしている。その点は確かに共感できる。
東アフリカのサバンナから世界に散っていくことになった我々の祖先達が生き延びてくるために手に入れた能力だと思うが、利他的な行動、良心という運転手に自分の身を委ねることが生きていくうえでは実は最高の戦略であると考えられないだろうか。
良心を持たない人たちに対処する対策の第一項は、世の中にはそういう人間がいるのだということを理解することだというが、まさにその通りかもしれない。身を守る最前の方法は、近寄らないことで、相手の行動を直そうなどとは思わないことだそうだ。(自分はそれが出来ていなかったのでかなり苦労した)
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「人を傷つけても良心の呵責を全く覚えない」、「平気で嘘をつく」、それでいて一見魅力的な言動と容姿で人を惹きつける、所謂「サイコパス」の人の生態等について、心理セラピストが解説した本。周囲に今このような人が存在するわけでないが、いつ出現してもいいように、心づもりだけはしておこうと思いました。
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<メモ>
精神医学の世界では良心が全く無い状態を
「反社会性人格障害」と呼んでいる。
強制不可能な人格異常者の存在はアメリカ人の約4%
(社会の連帯を大事にする風土がある国は低い)
一貫した無責任さは反社会人格障害の基本。
自分自身との関係も非常に希薄。
良心に基づく様に見える行動の多くが全く他の動機
<恐怖 世間体 自尊心 たんなる習慣>である事もある。
サイコは外見で見分けがつかない
良心の欠如は精神障害なのか。それとも裁判用語なのか。それともまったく別のものなのか
サイコの大脳皮質の機能
言語処理能力の普通は、
中立的言葉(テーブル 椅子 消しゴム 後で)等
より感情的言葉(愛 憎しみ 母)等
に強く反応するがサイコはそうならない
アメリカの精神医学会では以下の特徴のうち、少なくとも3つをみたす事が条件とされている
1 社会的規範の順応出来ない
2 人をだます 操作する
3 衝動的である 計画性が無い
4 カッとしやすい 攻撃的である
5 自分や他人の安全をまったく考えない
6 一貫した無責任さ
7 他の人を傷つけたり虐待したり物を盗んだりした後で良心の呵責を感じない