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「ぶらんこ乗り」だけでいしいしんじをなめていた自分を反省しました。情けなくも、自分にとってこういう本が一番ツボなのかもしれません。
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おーいジュゼッペ!トリツカレ男!
なんにでもすぐトリツカレちゃうジュゼッペ(たとえばハツカネズミを育てること、三段跳び、語学の通信教育、オペラなどなど)が今度はかわいい女の子ペチカにとりつかれた!
ペチカの完璧な笑顔のためだったら、ジュゼッペはどんなことでもしちゃうのです。じんわりくる〜
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いしいしんじさんの話はやさしい雰囲気に包まれていてとても心地がいいです。読んでて途中とても切なかった。でも最後はとてもあったかいラストでした。
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まるで絵本みたいなストーリー。
読み進んでいくうちに、絵が見えてくるよう。
さすがいしいしんじだー、なんて思ってたらあっという間に読み終わってた。
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無駄な言葉がほとんどなく柔らかい、いかにもいしいしんじって感じの本。物語の諸要素をつなげることと、ひたむきな主人公っていうのが彼の作品のなかでいかに重視されているかがわかる。
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こんな風に一途になる事ができる世の中になったらいいな。
余談だけど、本読むまで「トリカツ男」でと思ってた・・・・。
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なんていうか、すごい。さみしくてかなしくてせつなくていたくて、でもあたたかい。わたしも、ペチカになりたい、とおもった。
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いろんなものにとりつかれる(=ハマる)男ジュゼッペが恋にとりつかれた。そんなお話です。おもしろかったです。文章にユーモアがあるし、リズムがある。出てくるキャラは爽やかなキャラばかりで、読み終わると気分が爽快です。主人公のジュゼッペが純粋ですね。たまにはこーゆー話もいいでしょう。てか俺はこーゆー話の方が好み。もうちょっとパンチの効いた展開があるとよかったかな。
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そう、トリツカレ男のように、真正直に生きるのは、なかなか難しいものです。
だからこの人、私は大好き。
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読み始めたとたんにこの物語にトリツカレて、一気に読みました。一人でニヤニヤしたり、急に泣きそうになったりして、悲しくて、苦しくて、嬉しくて、楽しい、可笑しな感情がわき起こって泣き笑いのようになってました。いしいしんじの作品は、心が浄化されます。
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不器用でカッコイイ!
大切な人のため、大事なことのために一生懸命生きる。それが一番カッコイイ。感動します!
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いしいしんじさんの小説。トリツカレることは誰にもあるだろう。人生思い続ければ悪い結果にはならない、はず。
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すごく純粋でまっすぐな男の話。なんでも真剣にやればそれは必ず身(実)になって帰ってくるんだ、無駄なことなんてなにひとつないんだっておもわされました。
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最初は何でそこまでのこだわりを?と思うけれど、周りの人たちも何だか憎めくなる、そんな人の話。ハッピーエンド。
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一つのものにとりつかれると、他は何も目に入らなくなってしまう主人公ジュゼッペ。
オペラにはまっていたらと思えば、名探偵にとりつかれる移り気なマニア。でも街の誰もが彼を愛して、彼も同じくらいの元気で街を明るくさせている。
そんな彼が始めて人を愛する物語。
一つのものを愛することの尊さを始めてしったジュゼッペ、きっとあなたの中に優しい心を残してくれると思います。