紙の本
目も前の人が、あなたに向かって話しをしている。そのキッカケは、なんだろうか。
2008/11/09 23:56
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:セカンド・プラン エトセトラ - この投稿者のレビュー一覧を見る
それは、あなたの質問から始まった。
「今日は、いい天気ですねぇ」(あなたも、そう思いませんか?)
「本当に、気持ちいい天気ですね」
「どこかへ、お出かけですか?」
日常のたわいない会話も質問から始まっている事実は衝撃的であった。
何も鋭い質問をすることだけが”質問力”ではない。
状況に応じた的確な会話ができること。場違いな空気にしないことも、技のひとつである。
著者によると「相手に沿う」質問ができるかが第一の鍵である。
最後の段階は「会話により」お互いの発想を刺激し合い、触発することであるとしている。
その間の段階を実践的に解説してくれているのが本書だ。
「生活の中で意識的に繰り返すことが、身心が反応する”習慣”になっていく」具体例が豊富に示されていることに感謝するとともに、”今話しているのは、どの質問がキッカケか”意識するようになった。
紙の本
センスを補うテクニック
2009/04/04 18:54
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆきはじめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
主に一対一の対話における質問のテクニックが、いろいろな対談から集められた言葉をお手本として解説されています。
相手にきちんとした質問ができるということは、話の要点がわかって更に掘り下げよう広げようとしていたり、わからない部分がはっきりしているといったことでもありますね。
中にはセンスと呼ばれる感覚で絶妙な質問を投げかける人も居るようで、それは才能としか言いようがないにしても、やはり知識という情報量が豊富にあってこその成せる業だと思います。
センスを補うためには下調べやその場の雰囲気作りと、普段から知識の蓄えや要点を把握する力を養うことが大切ですね。
紙の本
話し上手
2024/02/11 13:40
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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
話し上手になるための方法が、わかりやすく解説されていて、よかったです。質問の仕方など、工夫していきたいです。
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セミナーなどに参加して上手な質問ができる人がすごい!と思っていたので、読んでみようと思ったのですが、普通の会話でも参考になることが沢山書いてありました。
忙しい毎日の中で、出会った方とどうコミュニケーションをとり、その人の本質に沿った会話をするか(深いコミュニケーションをとるか)というヒントになると思います。
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話し上手な人、というと「ただひたすらに会話の主導権を握る人」と考えてしまいがちだ。
そうとなると、どうしても喋りベタでありネタに乏しい自分に「会話ベタ」というレッテルを貼りたくなる・・・。
しかし、本当に双方が満足する会話において大事なことは、お互いの会話、息がぴたりと合うことかもしれない。必ずしも「雄弁」である必要はないのだ。・・・そのことをこの本に教えられ、内心ほっとしている。
聞き手として、「いかに相手の話を引き出すか」また「相手の過去の経験と現在の会話をいかに絡ませるか」が重要になってくる。
あと、うなづきや相づちも大切。
・・・なるほど齋藤先生。私も会話において大事なことは、「流れ」だと思う。
昔、「自分がいかに面白い話をしているかどうか」ばかりに神経を尖らせている人がいた。
けれど極端な話、会話においてはネタの面白さよりも「いかに相手と自分との共通点を見出して話を膨らませていくか」を模索した方が楽しいのではないかと思う。
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「沿う」「ずらす」などのノウハウ的な面から、共感の重要性など仕事のみならず生活全般にためになる本だと思います。
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アナウンサーの仕事をしていて思うのは「しゃべる技術」の重要性とともに「質問をする力」の必要性です。相手がどんな風に聞けば困らず、リラックスして、本心を語ってくれるのか。そんなことを学びました。
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「にほんごであそぼ」の斉藤孝さんの本です。
いろんな人の対談やインタビューを例に出し、「このときのこの質問はこんなことに役立っている」「こんな作用をもたらしている」という解説。
質問の力を改めて知ることができます。
でもこの本を読んでも質問のバリエーションが増えたりという事はないですな
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だから何なのかと突っ込みたくなる内容なのでした。「質問」や対話というものの重要さは承知しているのですが、そこからの展開が尻すぼみな印象。私の読解力不足によるものであれば申し訳ないのですが。
相槌の打ち方とか、反復(ミラー話法)なんて今更では。本書を読んで、結局のところ良い質問を出来るか否かは、頭の回転と「対人関係に関する頭の良さ」にかかっているのだなと思った次第。
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古今東西の対談集から「いい質問」の例を取り出しながら、”質問力”の技とはどんなものかを教えてくれる本。そのラインナップたるや、谷川俊太郎、黒柳徹子、村上龍、手塚治虫など豪華ラインナップ。これらの対談のポイントごとを斉藤孝が咀嚼して、一粒で二度美味しい本になっています。
白眉は宇多田ヒカルとダニエル・キイスの対談。当時16歳と72歳の二人が、同じクリエイターとしてわかりあうまで、キイスは巧みに質問で流れを作り、宇多田はそこに狙い通りの賢い回答を返すという、とても見事なキャッチボールが紹介されてます。必見です。
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これ面白い。普段の友達の会話とか合コンとかでここに書いてること思い出すと会話楽しくなるし、相手の言うことを良く聴くようになる。
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コミュニケーション能力の1つとして質問力を取り上げている。いろいろなものからの引用を例に、よい質問の仕方にはどんな方法があるか、どんな考え方をすればいいのかが具体的に書かれている。中でも、あることを聞くのにどう思いますかではなく、他のものと比較してどう違うかと聞いた方が答えが活性化するというところは実際にすぐに使ってみようと思った。
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自分からどうもうまく話せないという人はこれを読んでみて質問して話を広げればいいんじゃないかと。そんな僕もうまく話せないんで読んでみましたw
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質問力、という言葉は曖昧だが、質問の質の考え方を中心にしたコミュニケーション考としてはおもしろかったです。
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2月2週目は齋藤孝シリーズです。
説明会にいくと、必ずいる、「貴重なお話ありがとうございました、私は〜について〜〜〜だと思うんですが、この点に関してはどう思われますか?」―ってあなた、周りの人たちはその質問にうんざりしてますから。
じゃあ一体全体効果的な質問ってなんなのさ?という問いに、ずばり齋藤孝が答えます。
それにしてもこのレビュー、全然批評になてないよね…もうちょっと考えます笑。