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この本は、年明けにやったスペシャルドラマの文庫版で
そのスペシャルドラマを見て読んでみたけど、やっぱりこういった昔の話は文庫で読むとまた一味違った面白さがあるので読んだほうがいいと思います。
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(上下巻共通。)
なんで、この本を読んでいなかったかに気づいたのは、最後まで読んでから。
……そうだ、これ、絶筆だった。orz
そりゃ、大菩薩以下略と比べりゃ短いとは言え、この長さを読んでオチがないってのは印象も悪くなりましょう。(^^;
できるだけ、絶筆になったのは読まないようにしていたんですけどね。
さて、お話は良くドラマ化されている話なのでわかっている気になっていたのですが、それらとは全然違う内容でびっくりしました。
そりゃ、ばれると困るわな。
出版されている部分の終盤近くである程度解決の方向になっていたので、これからどう物語を進める気だったのか気にはかかります。
チャンバラシーンの痛々しいのはこの作家の特徴が良く出ていますね。
新陰流対新陰流がもう少し激しく描かれていればという印象もありましたが。
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wikにも「絶筆で未完」と紹介されていますが、絶筆じゃありません
作者が書けなくなってしまって、完結されなかったパターンです
でも、これ、傑作なんですよねえ
映画やドラマとは全く別物ですから、未完であることを恐れずにぜひお読みいただきたいです
「神州纐纈城」「蔦葛木曽桟」(どちらも国枝史郎)と並ぶ、未完の傑作です
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著者:五味康祐(1921-1980、大阪市中央区、小説家)
解説:秋山駿(1930-2013、東京都、文芸評論家)
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武芸帳というか忍法帳というべきか
手馴れた話運びに引き込まれる練達の陰謀群像剣豪小説
柳生一族という題材は置き換え可能だから時代劇であるつくりではあるが
江戸初期時代小説としての味わいとも不可分か
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いやぁ長い長い!分厚いので覚悟はしてましたが…それにしても長い!他のかたも書いておられますが、余談が多い!話の本筋だけなら半分…とは言わないまでも、だいぶ頁数は減ったかも。とにかく話があっちこっち飛ぶし、人名たくさん出てくるし、この人いつのまにここにいたんだっけ⁈って感じで…嫌いじゃないけど、ちょっと疲れました。大好きな十兵衛あんまり出てこないし。清姫と夕姫の区別もだんだんつかなくなるし。下巻も読みますがね…