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なんだかあんまり緊迫感の無いサスペンスという印象。確かにプロットはよくできていると思うけど、そんなにクールでもなくドライでもなくヘヴィでもない。
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根幹のテーマが重いものであるにもかかわらず、最後まで読んでも暗く落ち込まずにすみます。
ちょうどドミニカ移民問題の裁判のニュースが流れていたころに読み始めていたので、より深くしみいりました。
テーマは重いけれど、読むことに苦痛を感じることなく読めるし、とてもよかったです。さすが3賞受賞作品ですね!
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上下で、しかも分厚いのに一気に読めてしまいました。
日本のブラジル移民政策という重いテーマですが、小気味良くテンポが進むので、読後もわりとすっきりした印象でした。
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すばらしく面白かった。垣根涼介は最近読み始めてデビューのころの作品から結構読んできたけど、どんどんうまくなってきているのがわかる。
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戦後の南米移住計画(今となっては<棄民政策>とも言われる)で悲惨な人生を送ることになってしまった男たちが、過去を清算すべく立ち上がる。
本上巻では、その悲惨な過去の回想と、国家に対する復讐計画の準備編。復讐の内容はまだ見えてこないが、一気に下巻を読みたくなる展開です。2006/7/26
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ブラジル移民問題を題材にしたハードボイルド。日本人そのままだとハードボイルドにならないので、ブラジル移民の日系二世を主役に選んだんだと思う。
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「ソウル=韓国」かと思い表紙をめくったら南米の地図が出てきた。些細なことから綿密な計画が狂ってゆくのは予想できるのだが、それでも面白かったと思える1冊。
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かつて日本からブラジルへ移民した人々の話。成功した人は、ほんのわずかばかり。悲惨な内情が、外務省が行なったひどい行為が、とてもよくわかるし、物語の先がどういう展開なのか、待ちきれないおもしろさがある。
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ブラジル移民は知ってましたがアマゾンでこんな地獄があったのは知らなかった。
なかなかの大作で重いながらもテンポが良いので読みやすい。『起承』の準備はバッチリなので後編の『転結』が楽しみ!
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垣根涼介は前から好きだったんですが、テーマが重いな・・・と敬遠してたのですが、物語の序盤で涙。。。いきなり心を鷲掴みにされ、一気に読みました。
テンポも良く文句なしです。
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レビューはブログにて。
http://tempo.seesaa.net/article/38110955.html
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物語はいきなりアマゾンの僻地からスタートします。
横文字苦手…なので外国が舞台になっているような小説はいつも食わず嫌いしてるのですが、これはそんな私でも本屋の立ち読みで心を奪われた一作です。
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三賞受賞しただけのことあって、かなり面白い。日本人移民計画に隠された真実など切実に描かれている。オススメの一冊。
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戦後、外務省の移民政策によって南米に渡っていった人達の話を元に。
なぜ、地球の裏側の南米にあんなにたくさん日系人がいるのか。
そして、彼らがどんな辛酸をなめてきたのか。
まだまだ世の中には知らない世界がある。
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戦後、政府が進めるブラジル移民政策に新天地を切り開くべく家族と共にアマゾンへ渡った衛藤。しかしその地は到底農業なぞできる環境ではなかった。夢・財産・家族の命、と全てを奪われた衛藤は復讐を心に誓いながらも生活の糧を求めるうちに時が過ぎる。
政府に対する復讐劇がテーマであり、重厚な出だしからクライムノベルかと思いきや、途中から軽快感やスピード感が増し
、最終的には爽快な読後感に誘う痛快ラテン系リベンジ譚。