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紙の本

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2008/10/08 11:54

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:東北大学出版会 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「私」は自我や自己と同じなのか。「私」は印欧語に翻訳できるのか。「私が無い(無私)」とはどのような事態か。なぜ西田幾多郎、和辻哲郎、森有正らは無私に価値をおくのか。日本語はいかなる特徴をもつ言語で、それらの特徴は無私とどう関係するのか。
本書は、無私からの人称生成/消失という観点から伝統的な自己/他者論を検討し直し、人称論の開拓を目指す。言葉、記憶、死に絡めて人称を論じ、最後は倫理の問題へ。現代の脱人称化した責任を批判し、犯罪に対峙する倫理学を提示する。2003年度日本倫理学会和辻賞受賞論文所収。



《目 次》

はしがき 無になりきれない人のために
序 章 人称を問う 目的と方法
  第一節 人称という問題領域
  第二節 人称論と自己/他者論の違い
  第三節 人称のタキソノミー
第一章 無私と言葉
  第一節 近代日本哲学における無私の系譜
  第二節 日本語の特徴と無私の哲学 時枝誠記の言語過程説をもとにして
第二章 人称と記憶
  第一節 一人称と記憶
  第二節 二人称と記憶
第三章 人称の倫理
  第一節 記憶と責め
  第二節 二人称生成の倫理 犯罪における責任と人称
あとがき 不定型の思考


第2回東北大学出版会若手研究者出版助成刊行図書

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