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戦国の雲 みんなのレビュー

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みんなのレビュー22件

みんなの評価4.0

評価内訳

22 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

先が見えましたね。次は明治維新か日清日露戦争、そして締めくくりは日本が未だに悔い改めようとしない第二次大戦でしょう。完結まであと五年かな・・・

2007/04/21 18:13

4人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

私のお気に入りのシリーズですが、日本史上もっとも好きな男がiいよいよ登場します。そう、織田信長。彼の手で朝廷が消える姿を見たかった、というのは私だけでしょうか。そうすれば、日本は自分の罪を認めようとしない卑劣な国として、アジアの国々から非難されつづけることもなかったかも・・・
装釘・挿絵は、今まで通り高畠純で、デザインのレトロな感じも相変わらず。ま、十年後でも古びないということは間違いありません。カバー折り返しの案内文は
「白駒山の仙人の弟子となり、修行ののち、
人間に化けることができるようにになった狐、
白狐魔丸の人間探求の物語。
南北朝の動乱から、時はくだって戦国時代。
十五代つづいた足利幕府をついに滅ぼし、
天下統一に名のりをあげたのは、
少しまえまで白狐魔丸が名もしらなかった、
織田信長という男だった。」
構成は全30章。1〜3まで出ていた白狐魔記『源平の風』『蒙古の波』『洛中の火』に続く第4巻で、1巻と2巻のあいだに85年、2巻と3巻のあいだに51年の時代を経ていますが、今回はそれから230年以上が経っています。具体的に言えば、1336年に眠りについた白狐が目覚めたのが1573年ですから237年の長い睡眠をとったことになります。
ま、その間、眠りつづけていたかというと偶に眼を覚ましては、天竺に行くといって消えてしまった仙人が帰ってきていないか確かめたり、世の中の様子を見に都に上がるなどしてはいますが、基本的には眠っている。だから世の中の動きについて殆ど知りません。
ただ、時々起きては仙人の言っていた「白駒山が見える範囲での殺生はならぬ」という教えを守るため、人間たちが山の周囲での狩などをすることを邪魔だけはしてきました。今では、この山の近辺で白狐のことを知らないものはない、そういってもいい。ところが、その地で平気でウサギを殺そうと銃を構えるものがいました。
それが不動丸という15歳の少年です。彼はこのシリーズにかつて登場した佐藤忠信、市谷小平太、大和十蔵に似た役割を果たします。そして源義経、北条時輔、楠正成にあたるのが、織田信長になります。ということは、吉野の狐・雅姫も信長の側にいることになります。
ただし、今まで登場した忠信、小平太、十蔵は、己の主人である義経、時輔、正成に最後まで忠誠を誓いますが、不動丸にとっての信長は、師の仇として登場します。彼は、遺体としてしか登場しない師に報いようとします。生きている人間に自分を捧げてきた今までの好漢とは、そこが違いますが、印象的には不動丸と信長は佐藤忠信と源義経を思わせます。
この巻が始る1573年は信長が将軍義昭を追放し室町幕府が滅びた年で、幕を閉じるのは、勿論、本能寺の変の年1582年ですから、9年間で不動丸は24歳になります。視点はいままでと変わりません。そういう意味で、白狐の成長は亀の歩みの如く遅い。でも、一種の諦念はあるものの、少しづつ変わっていきます。多分、この次は第二次大戦を描くことになるんでしょうが、そこで戦争礼賛、自主憲法なんて豹変しないことを祈るのみ。

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紙の本

『戦国の雲 白狐魔記4』

2017/06/03 20:54

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:百書繚乱 - この投稿者のレビュー一覧を見る

白駒山の仙人から化身の術をさずかったきつねの白狐魔丸

足利十五代の盛衰を見たのち
「天下布武」に決意をこめた織田信長に出会う

ひとりの人間にかかわると
多くの人間の死を目にすることになってしまうが
信長を仇とねらう鉄砲の名手不動丸の行方も気になる

織田勢がとりかこむ一向宗の拠点にのりこんだ白狐魔丸が見たものは

読んでいるうちに歴史が好きになる1996年からの人気長寿シリーズ
既刊6冊の第4作は2006年初版

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2006/08/21 00:53

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2006/10/15 00:28

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2006/12/05 00:20

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2007/04/06 10:36

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2007/05/29 11:31

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2007/06/22 12:51

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2008/09/27 18:56

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2010/03/02 13:51

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2012/11/20 12:06

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2013/09/22 00:43

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2016/03/24 16:56

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2017/05/10 22:57

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