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とにかく卑屈で全てのものに反抗したかった女子高生時代を描いたエッセイ。秋田県内でのカルチャーショック、そこから生まれてくる劣等感、家出など、おそらく本書の中でひとつくらいは、誰でも経験あるのではなかろうか。そういった経験を通して得た、ひとつの価値「私は生きなければならない」まだ広い世界を知らない、若い人たちへ。
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エッセイです。豊島さんの女子高生時代のエピソードをネットで連載していたものを文庫本として出版されました。挿絵もあり(ご本人によるもの)読みやすい。電車登校に下宿、と『檸檬のころ』に通じるところが所々にちりばめられています。なるほど、『檸檬のころ』を書く上でのネタや材料はやはり彼女の学生時代からあったんだなーなんて。
今現役で高校生な子も、卒業して大学で学業に専念したり、既に社会人としての生活を送っている方にも・・人それぞれだとは思いますが楽しめるんじゃないかなと思います。
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私の高校時代は別に底辺でも天辺でも無い中間層だった。
でも中間層ってもしかして一番何も考えてない結構やっかいな存在だったかもと思う。
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年も近く、青空チェリーを読んで面白かったので購入。
タイトルの通り、底辺の女子高生話。
蹴りたい背中の綿矢りさのような陰鬱とした女子高生像もあるっちゃあるのかもしれないが、それをちょっと軽く書いたという感じ。
しかしいきなり大阪に家出する行動力には完敗。
かなり家出したくなる。
高校生時代をきらびやかに過した人の共感はなかなか得られないと思うが、
あの年代なら誰しもが持っている、いや持っていてほしい気持ちが心地よく吐露されている作品。
でも、ちょっと卑屈かも。笑
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2007.3/7-8
『青空チェリー』『陽の子雨の子』を読んできたので、豊島さんがこんな高校時代を送っていたのはすごく意外。「微分積分より妊娠のほうが人生に関係ある」はもっともだと思った。
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自分も「底辺」な女子校生だったので、読みながらあいたたな感じもありつつ。私にとっての「屋上」は高2の教室(放課後の)だったなーと懐かしく思い出しました。
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わかるー!!ってとこがたくさん。
私も高校嫌いだったしなぁ。男子こわかったし。笑
「地味女子は卓球」とか「派手男子と女子は仲いいけど、地味男子女子は仲良くない。」
とか確かに!!みたいな。
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あぁ、底辺。なんだか身につまされる。私もたぶん、高校生のとき、こんなだった。この卑屈さと妄想感、他人事とは思えません。といっても、家出をする行動力も、保健室浸りになるほどの反抗心もなかったけど。そして、それを面白可笑しく書く力もないけどさ。
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底辺女子高生ってあたしじゃーんと思ってつい購入。これが初めて買った豊島さんの本。高校時代のエッセイです。あたしも高校時代はエッセイに出来るほど悪い意味で面白かったんで、なかなか参考になりました。いつかできたらこういった作品も作ってみたい。なかなか面白い本でした。挿絵も可愛かった。暇があると読んでます☆
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「あー分かるなぁ」ってところがチラホラ。でも家出しちゃう行動力にはびっくりだ。高校時代の電車登校してた日々を思い出してちょっとほのぼの。
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豊島ミホさんの学生時代のエッセイです。家出の話があるんですが、それを読んで本当に家出がしてみたくなりました(笑)
面白いけど最後にはほろっとする本です。
「底辺女子高生」→「檸檬のころ」の順で読むとより面白いと思います。
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日本の高校生とはこのカテゴリーにきっぱりわかれるのだ!と思い知った。
まさにその通り…!
家出する行動力があったりやらで、作者さんなんも底辺じゃない気がするな。
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自分の高校生ライフと重ねることが出来る。
周りから見ると大したことないんだけれど高校時代独特の苦しかったり、切なかったり共感できることがたくさん。
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そうそう、底辺。もうわたしは家出できないんだよな。まずお金ないしな。
豊島さん、もっとこう、ギャルギャルしい方だと思ってました。
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檸檬のころ、を読了後購入。
この装丁で、エッセイと気付かなかった
オガタにびっくり。
何も思わずに買って後で気づいた・・。
著者が底辺にいた、女子高生時代のエッセイ。
檸檬のころ、とかなりリンク。
というか思ったとおり、
あれはほとんど作者の体験やったんやなあ。
もとにしてうまく話をつくってましたが。
ここまでの底辺っぷりを
だしてしまうのもすごいとはおもいますが・・。