紙の本
ウェブ2.0は夢か現実か?
2006/08/12 15:22
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:チュー新井 - この投稿者のレビュー一覧を見る
梅田望夫さんの「ウェブ進化論」(筑摩書房)を読んだ方にお薦めです。特に、読んだけどわかったようでわからなかった貴方、お薦めです。
梅田さんは、21世紀に入ってからのあちら側(ネット社会)の大きな流れと今後の展開を述べていますが、佐々木さんはこちら側(実社会)とあちら側との文明の衝突を、ジャーナリストの視点から鋭く述べています。特に、ライブドアおよびホリエモンに関する分析は、株式投資の視点からではなく、実業からの視点から分析しており、共感するところが多かったです。
是非、梅田さんの本を読んでから、この本を読んで、こちら側とあちら側との広くて深い溝を感じ取ってください。
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著者が雑誌などに連載していたものを中心にまとめられたもの。タイトルと内容が若干かけ離れている気がしました。しかし、ライブドアに関する記述など唸る部分も多々ありました。
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おしい!!メインとサブのタイトルが逆だ。
第一章 ウェブは世の中を変えるのか?
第二章 ウェブVSオールドメディア
第三章 ウェブの世界の不思議な人びと
第四章 ウェブ事件簿
第五章 ウェブ2.0は幻想か?
ウェブが世の中にどのような影響を及ぼしてきたのか、という内容に終始している。
特に「インターネットが取材を変える日」というのが、ジャーナリスト出身として最も書きたかったところではないだろうか。
さらに、ネットの広告業界への影響、ライブドア事件に対するオールド知識人への言及、およびセキュリティに関する責任の所在などは、今時の若者、というよりネットのユーザーとしては惹きつけられる部分が多い。
テレビ・新聞はネットの影に潜めてしまう理由はこちらの本で。
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副所長推薦書第二弾
ウェブ2.0というこれまでのインターネットの利用の仕方であった、閲覧や情報受信などの「受身型のネット利用」から、SNSやレビューの利用など「参加型のネット利用」へと変化したことを総称して、ウェブ2.0と呼ばれている。
そんなウェブ2.0が様々なメディアを飲み込もうとしている様を描いている。
まだ記憶に新しいライブドアの日本放送株買収問題による放送と通信の融合を目指した一連の取組みや、広告費の統計でラジオ広告がウェブ広告に負けた(2006年統計)などウェブの進化は凄まじさを物語っている。
そんなウェブ2.0の可能性といくつかのトピックを交え、ラジオの次は新聞やテレビなどのメディアが負けるのか?という警鐘を鳴らしている。
やや専門用語が出てくるものの、IT好きには楽しめる。
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ウェブ2.0なんて言っても、関わる人が変わらなければ同じだよね。そんな言葉に踊らされてしまって恥ずかしいと思った人はまだまし。
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本の題名ほどの衝撃的な内容は無い感じがする。
『下流社会』のデーターを引用して、下層意識が下になればなるほどネットを楽しむ人が増えているらしい。
なので、デジタルデバイドなるネット格差とは単純なパソコン音痴という、どうでもいい話題に終始していまいそうな気配が濃厚だ。
確かに、ネットカフェ難民は下層だがネットは使えるし。
低下層の男性がもっとも好むモノとして5Pがあげられている。
パソコン、ページャー(携帯電話)、プレステーション、ペットボトル、ポテトチップス。
女性はまた違いがあるのでしょう。
ポテチのかわりに大福とか・・
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[ 内容 ]
googleチルドレンが歴史を塗りかえる。
WEB2.0のその後。
[ 目次 ]
第1章 ウェブは、世の中を変えるのか?(スカイプは戦争を巻き起こすか 活字を読む文化が復権しつつある ほか)
第2章 ウェブVSオールドメディア(グーグルニュースをめぐる水面下の戦い 「録画ネット」事件は、オリンピック放映権の問題である ほか)
第3章 ウェブの世界の不思議な人びと(ひろゆきとライブドア社長の共通項って? 情報システム部門のブラックホール ほか)
第4章 ウェブ事件簿(ビジネスソフトの不正コピーで摘発される中国の日本企業 北尾吉孝社長が登場してくるとは… ほか)
第5章 ウェブ2.0は幻想か?(顧客のスコアデータに連動させるビジネス ウェブ2.0は日本でどう実現するのか? ほか)
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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チェック項目9箇所。インターネットの普及で活字離れが懸念されていたがブログ文化から文字が読まれる時代になっている。書く・読む文化あり。リスクゼロを求めてもそれは実現不可。堀江さん、相手が無知だと露骨にしらけて態度変わる。両極端。お金持ちになって高層ビルで働いてもすぐに見慣れてしまう。ライブドア事件をきっかけに日本人はモラルを失ったと言われている。それは事実。SNSの流行は人とのつながりを求めている。