紙の本
身体心理学の知見から「皮膚」と「心」の意外な関係を解き明かしてくれます!
2020/02/07 15:20
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、高品質の科学的知識を分かり易く解説してくれると大人気を誇っている「ブルーバックス」シリーズの一冊で、同巻は、皮膚と心の意外な関係を紹介した稀有な科学書です!同書の著者は、「なぜ、くすぐる仕草をされるだけでもくすぐったく感じてしまうのか?」、また、「ツボ押しは痛いのに、なぜ気持ちよいのか?」と読者に問っています。実は、これらの問いには身体心理学の知見を活用して答えることができます。皮膚と心の意外な関係が、今ここに解き明かされます!
紙の本
皮膚感覚
2019/05/31 02:01
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投稿者:きりん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「皮膚」と「心」の身体心理学について、科学的な観点での説明がされていました。細部が専門的で難しめかなあ……
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ちょっと細部がむつかしい。
まだ未知の部分が多いんだな
やっぱり人間は不思議
そういう不思議を色々教えてくれた
触れるということと心
触れることが育む心
人は人に、環境に触れて成長するんだね
そういうことが、科学的にかかれているのがおもしろかった。
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痛み、かゆみ を生理学的な観点から
また 機能形態学的な視点から話をすすめ
データを交え 精神面の影響にまで
展開している 皮膚領域に進もうとする方
の入り口にはいいとおもう
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皮膚は露出した脳である
この一言に納得!!共に外胚葉から分化するし、非常に納得です。
内容も理学療法士として参考になるような、痛みや心の関係など非常に参考になりました。
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触覚の仕組みと、心とのつながり。詳しく、それでいてわかりやすく書かれているため、入門書としてはとても便利です。また、現在の「視覚」文化から、古くからあった「触」文化を復権させることが、今起こっているストレスや精神疾患やらを解消する早道だと説く。著者は、「人」や「心」というものに重きを置いた考え方をしているが、猿の赤ん坊のように人も、代替品で十二分もしくはそれ以上の効果が出てしまった場合のことを考えてはくれなかった。そこのところだけが、「……あれ?」でした。
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皮膚感覚について科学的説明を加えた本で、情報は少し古いが、皮膚で感じ取る五感についての説明は具体例も多くとても分かりやすい。
そして、本文の最後で、触覚を育むことが、感受性豊かな心を育て、さらには自立的な心を確立するためには必要であり、人の痛みの分かる思いやりのある人間に育ててゆくことは大人の責任である。
ということで、たくさんの大人の方に読んでいただきたい本である。
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皮膚感覚に関する豆知識的を集めたような本。
体性感覚は、触覚、圧覚、痛覚、温度感覚のような皮膚感覚と、位置感覚、筋肉/運動感覚のような固有感覚に分けられる。両者は組み合わさって働いている。触れるという行為には、相手の物体からのフィードバックが伴っているのだ。
痛みは単純な生理現象ではなく社会性があるようだ。本当に痛みの感覚が違うのか、訴えの程度が違うのかはよく分からないが。。。
赤ちゃんをぐるぐる巻きにしておくスウォドリング。世界各地にある風習。触覚的刺激を与えてストレスを下げるとか。
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皮膚感覚、触覚が動物の感情から生命まで左右する。痛い、痒い、くすぐったいなど、普通過ぎて「なぜ?」など考えたこともなかった。視点を変えさせてくれる本だ。
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なぜ痛い!のか?
なぜかゆい!のか?
というあたりが理解できた。ブルーバックスってすごいよね、と納得。
「痛み」の解説はアリストテレスに始まり、デカルト、ウィトゲンシュタイン を経て現代のGC理論に至る。といって難しいわけでもなく、ほどよく簡潔でスマートな内容で読みやすい。
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https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000057276