投稿元:
レビューを見る
なんか怖かった〜男のホンネぽくて。ラストはなんだかな、と思った。白黒つけたい性格の人にはちょっと向かないかも。
投稿元:
レビューを見る
サクサク、面白く読めた。こ
の著者は男女の口論、すれ違う様を描くのが上手い。冒頭を過ぎたあたりから結末を予見できるが、小気味良いテンポで最後まで辿れる。
投稿元:
レビューを見る
前の彼女と別れてから、なんと3人と付き合っているテル。
何故か、指輪を買ったところまで覚えているのに、渡す相手が分からない!
でも、3人のことはちゃんと分かっています。
それぞれとデートしながら、探りをいれます…。
そして、初めて彼女たちの本音に向き合います。
ありえないでしょー!と、かなり突っ込みたくなりますが、しょーもないテルが憎めなくなってきます。
なんせ、記憶喪失なんですもの…。
ラストは…、これまた突っ込みたくなりますが、テルは、ちょっとは大人になるのかな?
投稿元:
レビューを見る
主人公は、争いを好まず、嫌なことと向き合わず、見たくない部分はシャットアウトし、3人の彼女のおいしいところをつまみ食いをしながら生きるダメ男。しかし、極端に性格の違う3人の彼女がそれぞれ本当にいそうなくらいリアルであり、現在にも過去にも未来にも属さず、いつまでも子どもであるという3マタ男もすっごくリアル!
最終的に主人公は結婚できない理由に気づくけど、これに気づかなかったら一生ピーターパン。深読みしすぎかもしれないが、ピーターパン男の彼氏を持つ、ウェンディ(彼女)たちに警告しているようにも感じた。
気づくと、うんうんと頷いてしまう不思議な物語。
投稿元:
レビューを見る
指輪を買って、プロポーズをしようと思ったのに、頭を打ってしまい誰にプロポーズしようとしていたのかを忘れてしまう。その相手を探すことになるのだけれど・・・。
話の設定に、現実味はないけれど、面白い。男と女って、結婚ってなんだろうなぁ、と考えさせられました。
投稿元:
レビューを見る
感想はブログでどうぞ
http://takotakora.at.webry.info/201201/article_7.html
投稿元:
レビューを見る
映画化のずいぶん前に購入したものの映画を観逃し読むのもいまごろに。30前の男の子って、みんながみんな、こんなこと考えているわけぢゃないけど、結婚意識のある子は女子以上に、計算高かったりするのかしら。
投稿元:
レビューを見る
僕は一体誰に指輪を渡すつもりだったんだろう?なんてとぼけた単純なミステリーは、終わりに近づくに連れて答えではなく、途方もなく広がる不安に変わる。とある少女は行き場がわからない男たちに、鎮魂歌を捧げてるようだ。結婚?なんじゃらほい、そんな特に大事なものが無い僕らのための小説。
投稿元:
レビューを見る
うん、で?
と、続きが気になって仕方なかった。
内容としては、女子としては全く共感できない
器用な?男の話。
投稿元:
レビューを見る
スケートリンクで頭を打って、数時間分の記憶がなくなった。覚えているのは“誰かにプロポーズしようとしていた”という事実だけ。一体誰に…?いわゆる3マタをかけていたために話はややこしく、目前に迫った30歳の誕生日までにプロポーズしなければならない“僕”は大急ぎでその相手を確かめることに。
昔の彼女に「子供」と言われてしまうような男なので、3マタをかけているわりに計算高さや嫌味がない。ただ、馬鹿だねぇと思う。そんなところが何だかリアルにこの年頃の男の人の“素(す)”を表現しているようで、とても興味深い。この設定をムカツクと思う人もいるかもしれないが、ちょっと大人の目線(そもそも女の方が精神年齢が高いですからねぇ)で見ればさらっと流せてしまうでしょう。作風自体は結構気に入ったので、他のも読んでみようかな、と思う。
投稿元:
レビューを見る
30歳までには結婚する、とOLさんのような決心をしていたのに、学生の頃から同棲していた彼女に「いつまでも子供っぽくて大人にならない」と言われて30歳を目前に振られてしまい、その腹いせもありとりあえずプロポーズまでは20代のうちに済ませようと指輪も購入したのに、スケートリンクで転んで頭を打って、直前の数時間の記憶を無くしてしまった男、テル。人生の一大事にもかかわらず誰に指輪をあげようと決めていたのかも思い出せない。なぜなら3人のタイプの違う子と付き合っていたから!記憶と自分の本心を探して迷いに迷う男心をきれいごとにせずに描いたイマドキ小説。最後にどんなオチがあるのかと思っていたけど何やら拍子抜けするような不思議な結末でした。書きたかったのは娯楽小説ではなく、男心だったのかも。だとしたらちょっと読み方を間違えた。映画化されていますがだいぶ設定は穏やかに変更されているようです。
投稿元:
レビューを見る
おもしろかった。
途中三股相手についての薄い描写が続くなどで飽きそうにもなったけど、最後の急展開、そして曖昧に終わらせた感じが、逆に読後感をよいものに。
また、解説がよかった。
失敗したくない人は先に読んでみてもよいかも。
Memo:
「価値観さえ合えば、結婚したくなる。価値観とは、何を大事にするかという大きな意味じゃなく、きっと、どの時間を一番大切にしたいかという意味なのだ。プライベートな時間とか、仕事の時間とか、そういう脈絡の中における価値ではなく、過去、現在、未来のどれを大切にするかということだ。」
「結婚できない男たちは、過去でも現在でも未来でもなく、止まった時間の中にいる。まさに氷河期の、分厚い氷に閉じ込められたマンモスのようなものだった。」
「過去にも現在にも、そして未来にも所属できずにいる男。マンモスのように氷漬けになった男を、その息で溶かし出してくれ。」
投稿元:
レビューを見る
結婚しても良いと真面目に思える"価値観"の捉え方が、おもしろかった。
女はきっと"好きなモノが一緒"とか、"嫌いなモノが一緒"、とかそんなのが多いよね。たぶん。
投稿元:
レビューを見る
ほんの一部分だけ記憶喪失、でもそれが大事なプロポーズしたい相手・・
29歳同棲してた女に振られた腹いせのごとく結婚したいなんて、
そこがまず子供!って思ってしまいました。
私も優柔不断だけど好きな相手は1人に絞って欲しい。
むしろ絵美里1人だけが本当の好きな人だから、
何となく心地よい3人とお付き合いしてたのかな・・
男の人って全員が全員こうじゃないですよね?
この本を読む10日前にたまたま29歳の優柔不断男に振られたから小説の彼とその彼を比較してしまいました。
好きな人がいるのに何となく私と遊んでいたこと、
過去にも現在にも未来にも属していないようなところがすごく似てました。
ただ、私は過去現在未来に属してないなんて思わない。
氷漬けのマンモスって、
過去のまま冷凍されて現在を生きているんじゃないの?と思ってしまいます。
未来には興味が無く、過去に縛られたまま現在を何となく生きているのかな、と・・
何だか切ないなぁ。
と、29歳男性皆がこうだったら困るけど、あながち嘘でもないようなこの妙なリアル感に惹かれました。
投稿元:
レビューを見る
設定に惹かれ読んでみたが結末がいまいち理解できなかった。
自分の理解力が乏しかったと言われればそれまでなのだが。
おそらく、主人公が「ゆびわをはめたい相手」は元カノなのだろう。
そこまでは読めるが、エミの存在とエミに似た最後の救急隊員がわからない。結局主人公の意識の中だけで時間がたっていて・・・・ってことなのか。
自分の中で着地点を見つけることも大事なんだと気づいた作品になった。