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紙の本
子犬の心を持った猛獣
2009/02/08 15:06
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:hamushi - この投稿者のレビュー一覧を見る
貧困と虐待という逃げ場のない生育環境のなかで、年上の幼なじみに庇護されて育ち、離ればなれになっても彼を恋い慕う心だけに支えられて、暗い世界を生きのびてきた青年……
などというと、陰気で内気で線の細い、腺病質の子犬のようなタイプを連想してしまいそうですが、このお話の隆充は、子犬が育ちすぎて巨大獣になったような人物として登場します。
このジャンルでは、こうした変貌はよくみられることですが、外側の獰猛化と、うちに秘めた「子犬」のままの心情とのギャップの大きさは、稀に見るものであるかもしれません(と言い切れるほど、たくさん読んでいるわけでもないですが)。
「整理屋」などという、ほとんどダーク領域の職業で天賦の才能を見せるような人物の中身が、「かわいらしい子犬」で、しかも「忠犬」というところが、読者の心を萌えさせる要素なのでしょうか。
ちょっとだけ似ているのは、「お金がないっ」シリーズ(篠崎一夜著)の「狩納さん」ですが、彼のほうは中身もほとんど猛獣なので、隆充ほどのギャップはありません。
その「元子犬(隆充)」の育ての親だった壱矢が、お話の主人公。
かたぎの営業マンである彼の視点から「整理屋」の関わるダークな世界を眺めると、醜い金の亡者オヤジだの、生きてそこにいるだけで見苦しいようなエロ政治家だの、およそ女性受けしそうにないモノばかりが目につくのですが、お話の流れの先で、彼らさえも、見ようによっては可愛いかもしれない、ちっちゃな毒虫程度のものに変貌し、処理されていきます。このあたりも、このジャンル特有の魔法であるのかもしれません。
紙の本
幼なじみ・再会
2017/09/30 15:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
受は男前だしツンデレだし、攻はちょっと躾の悪い年下わんこだし、それは良かったんですが…。
攻の立場を考えると、なかなかヘビーで楽観視出来ない設定なんで、イチャラブに集中出来ませんでした。
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