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紙の本
類稀なる法学小説
2004/03/23 04:49
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投稿者:jyorimotofu - この投稿者のレビュー一覧を見る
さる批評子が本書について、深刻なテーマを重厚な文体で語った本書は、読みやすい小説でも面白い小説でもないが、人生の意義、人間の倫理・責任について考えさせられるが、小説を読む醍醐味とはこのような本を読むことにある、と述べている。おそらく彼/彼女は『悲の器』を何ら読めていないか、事実上、読んでいない。本書のような類稀なる法学小説を前に、どの書籍にでも当てはまるような感想で能事足れりとする感性をもって、ステレオタイプな感想を流通させるような評者が、延々と「文壇文学」=「純文学」を成立させてゆくのであろう。
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