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前半のWinnyのくだりが長かったのが残念。
インターネットの思想を学べたのはよかった。
いつの時代も必ず良いものが普及するわけではない。
インターネットだけはそうならないでほしい。
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インターネット創世記から黎明期までの(自分の知らない世代の)時代の流れを追うことが出来た。詳しく知るにはもっと詳しい書物を調べなくてはいけないかもしれないが、概要を把握するには良い。
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もう、随分前の話に思える。まだ7,8年しか経っていないのに。ウィニー開発者の動機や心情を紐解きながらファイル交換ソフトにまつわるお話。
後半は全く違う内容。半導体メーカーの凋落とか、なんだか取り留めの無い話。本のタイトルとの関係が希薄。
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Winnyの開発者金子氏の話、ネットとフラワームーブメント、ネットは何をするようになるのか、など興味深く、また考えさせられる本。この著者のGoogle論も読みたくなった。
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佐々木俊尚氏、2006年発売の新書を再読。
インターネット黎明のころから、iPod発売の頃まで。
まだiPhoneは登場していない。
ヒッピーカルチャー、オープンソース、Winny、P2P。
日本のIT産業は3回負けた。半導体、パソコン、OS。
いまこうやって振り返ってみると、ほんとにあっという間。
そしてiphone2007年登場後、世界はほんとに変わってしまった。iPhone登場からたった17年?
それまでの人類の歴史ってなんだったの?
古い本を読み返すのも興味深い。
真実を見通している部分もあり、まったく見当違いの内容もあり。
文藝春秋新書 284ページ