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約10年前の著作。事例を用いた持論展開は良。精神科患者施策の歴史的な背景と制度などの構造的な課題提起、イギリスの例示等による改善策の提示。人口当たりの精神科病床数が減らない日本。精神疾患を抱える方々にはまだまだ地域移行の壁が高く重く立ちはだかっている...。触法精神障害者の対策、と言っている段階では排除の論理にならざるを得ない状況にあるのだろう。
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わかったようなわからないような…
殺人を犯した人が多数入院していることを知り驚いた。
警察関連の病院ではなく都立などの病院にいることが意外だった。
また、スキゾイドの特徴が私の性質と似ているのがとても恐い
自分がそうなってしまう可能性は0ではない
もしなってしまったときに現状の制度だと困る
そう思った。
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精神障害と犯罪の関係についていろいろ。このひとの「人権派」に対する敵意はそうとうだ。でもまあこういう書き方する人もいないと困るわね。現場以外の人の話ばっかり読んでるとなんか勘違いしてしまう可能性がある。
宮崎事件についてもいろいろ分析。なるほど。
サリヴァンへの悪口はポリティカリーにコレクトじゃないけどまあ裏ではいろいろあるんだろうなあ。