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このシリーズは続き物の要素が強いような気がする。この本だけを読んでも意味がわからないかも?森テイストは相変わらず面白い。
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φθτεληと綴ると見えてくるか?〜「ηなのに夢のよう」というメッセージを残して若い男が首を吊って死んだ。高い樹,公園の池の中の島にある樹,他人のアパートのベランダ,市役所,最初の発見者が大学の講師控え室で。萌絵の両親の死と,自殺志願者を集めて何かやろうとしているという連想から,真賀田四季の介在を感じる。萌絵に東京の私大から助手の声が掛かり,愛犬のトーマが死ぬ〜大文字にするとΦΘΤΕΛΗ・・・?? 小文字の方が楽しそうなのは間違いない。オールスターキャストになってきた。彼の愛犬が死んだんだよね。
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<内容>
地上12メートルの松の枝に首吊り死体が!遺されていたのは「η(イータ)なのに夢のよう」と書かれたメッセージ。不可思議な場所での「η」の首吊り自殺が相次ぐなか、西之園萌絵は、両親を失った10年まえの飛行機事故の原因を知らされる。「φ(ファイ)」「θ(シータ)」「τ(タウ)」「ε(イプシロン)」「λ(ラムダ)」と続いてきた一連の事件と天才・真賀田四季との関連は証明されるのか?Gシリーズの転換点、森ミステリィ最高潮!
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もうトリックを明かしてもらうのは諦めました(笑)Gシリーズの一冊は全体の中の一章みたいなものなのかなあと思う次第。あの人やこの人がでてきて、楽しくて仕方ない!次を早く!って感じ。
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2007/3/13
B-K
2007/4/7
ここにきてGシリーズのメンバがほとんど活躍しない。
というよりS&Mもしくは四季秋の感じ。
う〜ん、なんだかなぁ。
これって単体で読んでも面白いのかな?
シリーズとしてみたらまだいいけど。
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Gシリーズ六作目。転換点というだけあって色々と収束に向かう動きが多い作品。
「うどんなのに夢のよう」……ではなく最後の「ありがとう」に泣きたくなる。
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Gシリーズ最新作。
やっぱり事件解明よりも人間関係が面白い。今回は大判振る舞い?
S&M、Vシリーズ、四季シリーズと豪華だなぁ。
それ故に理解するのが難しい面も多々ある、それにしてもシリーズ最新作にして完結って感じの終わり方だけど次あるのかな?
そろそろ世代交代?
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「Gシリーズ」第6作。
各シリーズへの繫がりが強いですなー
これにてGシリーズ前半終了。
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「ηなのに夢のよう」森博嗣:講談社ノベルス
Gシリーズも(おそらく)後半戦となる第6作目。
紅子に保呂草とVシリーズからの人間関係まで絡んで
ますます山吹たちの影が薄いような…
今回は事件というか…結局最初の高々度首吊りは?
もうちょっと咀嚼しながら読み返してみないとなぁ。
ボートに乗っていたのはあの人?
赤柳は誰か?
うーん、時間かかりそう。
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発売から2ヶ月、やっと読めた。
赤柳は誰なのか、事件は四季とどう関わっているのか、ますます気になる。
シリーズを通して、自殺の心理が描かれてるような?
トーマ〜(;_;)
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Gシリーズ第六作。
地上12メートルの松の枝に首吊り死体が発見される。連作のターニングポイントにして、一時休止地点。
物語は意外な角度から一気に急旋回を見せる。それは西之園の過去に結びついていた。
死体がいくつか出てくるし、そこにはトリッキィな要素もあるが、一般的なミステリィに期待するカタルシスを求めると肩透かしを食うだろう。この作品はそういう趣向ではない。巨体なパズルのワン・ピースのような作品だ。
ミステリィ小説では頻繁に人が死ぬ。死が描かれる小説といってもいいくらいに。誰かが死んで、物語が動く、そのような形式性をあらかじめ包含している面もある。ミステリィにとって死とは特別な要素なのだ。
しかし、それでは我々にとって、死とは、はたして特別なことだろうか? その設問に対する一つの回答が、本作のクライマックスに布置されている。
人は「始まり」には理由が無くてもいいが「終わり」には理由があることを求めがちだ。なにかが終わるにはそれ相応の理由があるはずだと考える。そのような思考の傾向がある。
だが、傾向に縛られているだけでは自由な発想は生まれない。なぜ死ぬのか、殺すのか、死にたがるのか、死に理由を求めるのか、それが自分のものであれ他人のものであれ?
そんな自由な発想を、森博嗣のミステリィはいつも与えてくれる。だから氏の小説が私は好きなのだ。
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Gシリーズのインターバル的な作品。事件自体はそんなに重要ではなく、犀川、紅子、等の考察が面白い。
『どういった種類のものが動機として認められるか?それは、加害者側にもなんらかの正当性がある、という観測、あるいは評価だ』
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やっと、本作で真の物語が動き始めたような気がします。
多発する事件の裏に潜む真賀田四季の存在が次第に大きくなる。
西之園萌絵は再び、両親を失った過去と向き合うことになる。
話は急展開を見せ、さらに加速していくのだろう。
ニュートラルだった頭にギアが入り、加速するごとにギアは上へと登っていく。
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新シリーズ(といってもすでに6作目だが)の主人公3人、特に海月くんの正体が気になる。
このηではあまり目立たないが、
それは自作以降への布石か??
目が離せません。
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人はどうして理由を求めるのでしょう。
生きるも死ぬも同じことでしょう。
死ぬために生きるのか。
生きるために死ぬのか。
そこに理由や意味はあるのでしょうか。