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「失敗学の法則」の続編。失敗学という考え方は目新しく話題になったのだけれど、決定学というのは通常の意思決定にかかわるプロセスを見えるようにしただけなので、そんなに目新しい内容は無し。吉野家280円値下げについての考証や、実際に意思決定行った吉野家社長との対談は面白いけれど。
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著者の畑村先生は事故原因究明のスペシャリスト。失敗学の創始者?としても有名。この本は、畑村先生が失敗以外の事象に言及。やはり、この方、失敗以外では筆力が下がるようで、この本は今一歩。
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「決定学の法則」 畑村洋太郎
前の「気づく力」から、「失敗」から「決める」とはということで
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=868012141&owner_id=3413510
【ポイント】
34/「知識だけ豊富で「経験」のない人は、真の決定はなにもできない。
仕事の現場を知らない経営者には真の決定はできない。
40/決定の道筋を作り上げる過程で「道案内」できるのは、経験と知識の
積み重ねからでてきた「体感」「実感」であり、「論理」「演繹」ではない。
45/「優柔不断」にならないために、常に「経験と知識」を獲得し、十分な仮想演習が必要。
56/真に決定を共有することは、「決定のプロセス」を理解してもらうこと。→ 「思考決定の過程の伝達」
148/カバーリングの発想 お互いの仕事の関連性が見える。
244/決断の王道
「機能(課題)→機構(解決策)→構造」の道筋
248/人事が万事
「組織がどう動くかは、どんな人材をどこに配置するかとできまる」
256/反省より「省察」
「決断して、行動して、起こった結果を省みる」
271/フロントランナーにとって、想定外の出来事はダイヤの原石
284/「自分はどうありたいのか」「どうなれば幸せなのか」を考えることは、「自分が何をどう決めるか」を考えること。