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side-Aから続けて一気に読める位の分量
ラスト目前
彼はどんな心境で
目の前の女を、ゆかり、と呼んだのか
かすみと呼べば彼女は生き返ったのに
いい年した大人の恋愛が描かれているが
他にも考える事があったように思う
アイデンティティとか
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かすみとの偶然の出会いは、過去の恋に縛られていた僕の人生を大きく動かした。あれから二年、転職した僕の前にひとりの男が訪ねてきた。そして、かすみとその妹ゆかりを思い出させずにはおかぬこの男が、信じられない話を切り出した。物語は、驚愕のエンディングが待つside-Bへ。今日と明日をつなぐ五分間の隙間を破り、魂震わす極限の愛が生まれる。(必ずside-Aから読んでください)
(裏表紙紹介文より)
***
私にとっては『驚愕のエンディング』というより“驚愕のオープニング”だった;
本多さんの本はあまり読んでないけど、あまり良い意味ではない感じで裏切られる気がする。(私が勝手に展開を期待してるだけだけど。)
sideってあるから、side-A(僕の視点)に対するside-B(同じ時間軸の僕以外の視点)だと思ってたのに、そういうわけでもなかったし。
Bまで読むと、この本で何が言いたかったのかよくわからなくなるけど。
愛、死者を悼む、自己とはなにか、大切にすべきもの、生きる・生きているということ。
色々詰め込まれているけど、結局は物語の最後の段落に書かれていることが言いたかったの、かな?
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先日のSide-Aの続編です。一度頭をクリアーにするため、続けて読まずに時間をおいてみました。
ただ残念なことに、ストーリーは前作を読めば想像出来る範囲でしょうか。
Side-A、Bを合わせてみると結局は主人公の苦悩と救いの物語なのかなと思います。
上下巻、前後編とはせずにSide-A、Bとした意図がいまいち読みとれず、もうちょっとキレイなシンメトリーがあってもよかったのかなあと。
KEY WORD>>真夜中の五分前~five minutes to tomorrow side-B(著:本多孝好)
前作から一年半後の物語。年明けに直属の課長が辞表を出した。ここまでは公然の秘密、まさにその通りに時間は流れていた。しかしその後。主人公を待ち伏せしていた運命は、左遷でも昇格でもなくもっと予想外の展開。そして彼女との関係は、それを上回って余りあるほどの予期せぬ未来だった。
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結構好きな終わり方だったな。
果たして彼女は、どっちだったんだろう?
前編を読んだだけじゃ何とも言えないけど、後編も読んだら、なんとなく色々分かった。
この本のカバー、すっごい好き。綺麗。
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side-B。必ずside-Aから読んでください。
かすみとゆかりは二人で旅行に行ったが、帰ってきたのは一人だけだった。
二人の愛する人を失った僕は、世界より5分遅れた時間を生きる。世界の日付が変わってから、僕は一日の最後の5分間を過ごす。
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side-AとBに分かれてるからどっちから読んでも良さそうな雰囲気だけどside-Aから読まんとあかんです。
side-Aでは昔の恋人がメインで書かれてるんだけど
side-Bはいきなしときが変わり、Aで恋人になる前の関係だった人が・・・
このストーリーの感想を述べようとするとすべてネタバレになりそうだー
だからやめとく。
本多さんの作品を読んだ後の読後感はとても好き。
心がスーッとなります。
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side Aが恋愛色強い感じで、Bはどうなるのかと思っていました。
こちらは謎が残る1冊。現実でもあり得るのかなぁ~
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■姉と妹、ふたりが求めたのはただひとつの心。
かすみとの偶然の出会いは、過去の恋に縛られていた僕の人生を大きく動かした。あれから二年、転職した僕の前にひとりの男が訪ねてきた。そして、かすみとその妹ゆかりを思い出さずにはおかぬこの男が、信じられない話を切り出した。物語は驚愕のエンディングが待つside-Bへ。今日と明日をつなぐ五分間の隙間を藪知、魂震わす極限の愛が生まれる。
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交通事故で彼女を失った後、心の空間を埋めることのできない主人公。
交通事故で生き残った彼女の妹の「告白」を聞く場面は印象的。
淡々としたストーリー展開が、彼の心の温度を表している気がした。
何をしても無色だったかれが、色を取り戻していく感じがとても良かった。
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僕らの人生には偶然も必然もない。僕らの人生はただそうあるだけだよ。
消費者のころなんて忘れなさい。具体的に存在する人間のことを考えて。
人生というのは時間の長さだよ。時間を軽んじるものは、人生を軽んじているのに等しい。
久し振りにあって、変わったと言われれば、対外の女は気を悪くするね。
生きるための一番いい手段を教えてやろうか?死なないことさ。
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A-sideの約二年後の話。前回よりも重いです。
ヒロインが真実(かどうかも疑わしいけど)を打ち明けてあのまま進めたなら話は別で、最終的にああなって良かったとは思う。だって記憶があるならじゃあ指輪はどうなんだよ、て話じゃないですか。
だから主人公はあの選択をしたんだろうし、B-sideを最初から読んでもちゃんと辻褄が合う。物語的には何も問題はない。
しかし、あまり印象に残らない。ふと思い出すことはあるかもしれないくらい。
文章は好きなんだけど。
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マスターのゲームがおもしろい
ABそれぞれを独立した短編としてきちんと終わらせて、
1冊の本に入れてくれたならよかったのに
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読んでいくうちにだんだんと考えさせられていった。
ラストを読んだとき最初は「かすみ」と呼んだ方が幸せになれるような気がしたけど、呼ばないことを選んだ結果はせつないけど間違っていないと思った。
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主人公の葛藤や過去への克服がさらりと描かれていてよかった。ドラマチックな展開より淡々と心理の変化を行間に込めているようなところが好感が持てる部分で好きだった。
ただこの上巻にあたるサイドAを読んだのが結構前だったのだけど、一気に読んでしまった方がよかったかも。
サイドAに対して時間が経っていて登場人物の変化がところどころに現れるんだけどこの人誰だっけ、と思い出すのに少し時間がかかってしまった。もう少し勢いを持って読むと印象が変わるところもあったかもと反省。
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今まで読んだことのないようなハッピーエンドでした。
もやもやしましたね。でも終わりが良かったので満足です。