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何故か手にしてしまった本。
購入してから1年以上経つと思う。
受験生の勉強に対する悩みを少しでも解消できるようにと読んだ記憶がある。
その道のスペシャリストの言葉は軽快で重厚だ…
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どうして勉強をしないといけないのか。
そんな疑問に様々な人が答えるこの本。
いろんな答えがあって面白い。
でも、ヒントにはなっても、結局自分の答えは自分で見つけないと意味がない気がした。
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「集中力は姿勢から生まれる」「違和感にこだわれ」「否定形の言葉は使わない」人生のバイブル。(2009.08.23)
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改めて、自分の小・中・高時代の不学ぶりが悔やまれる一冊である。学ぶべき時に学んでおけば、職業選択の幅も大きく広がったことだろう。
この本の良い所は、「なぜ勉強すべきか」の留まらず、特別講師として登場する各界の著名人が勉強にやり方や、勉強したから得ることができた数年後の、つまり現在の自分までが語られているところ。社会人である自分にも取り込める部分は大いにあると思う。
ビジネススキルではなく、国語、数学、理科、社会、英語、そして心理まで、小、中、高の教養から見直したい社会人にはおすすめ。
但し、登場する講師の学歴を見ると、その努力と学力は並大抵ではないらしい・・・。
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サブタイトルの「なぜ学び、なにを学ぶのか」
に惹かれ、仕事で使えるかなと思って、読んでみた。
流石に高校生相手に書いている本だけあって
読み易いが、うちの顧客にはレベルが高過ぎた。
1〜2年したら姪っ子にあげてみるのも
いいかも・・・
金田一秀穂「僕の本務はくつろぐこと、その合間に仕事を
しています」、私もそう言ってみたい。
藤原和博が和田中ではじめた「よのなか」科は似たようなものを
一度実践してみたいと思う。
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ずっと前に読了
もう手放すのでメモ。
p37
日本語は「人間関係を表現するのが好き」ですね。僕は依然、アメリカや中国の大学で日本語を教えていたのですが、彼ら外国人は「先生がわたしに日本語を教えました」と言うんですよ。でも、この言い回しは日本人からすると少し違和感がある。
(中略)逆に、日本語が苦手なのは「細かく分析的に言うこと」ですね。これは中国語、漢語(漢字語)のほうが得意としています。たとえば、分析するという一言にしても、「分析」という漢語を使えばスパッと言い切ることができますよね。でも、和語で「分析」を表現」しようとすると、「細かく分けて考える」みたいな、まどろっこしい表現になります。
p50
数学で学ぶのは「知識」じゃないんです。
もっと根っこのところにある「数学的思考」、つまり、ものの考え方や論理のすすめかたなどを学ぶのが、数学という学問なんですね。
だから僕はいつも、数学力とは「真実を見抜く力」だと言っています。
p77
僕はいつも、数学には「見える力」と「詰める力」があると言っています。数学力といわれるものの正体はこの二つだ、と。
まず、「見える力」とは、まさに図形の補助線が浮かぶような能力のことです。具体的には次の4つに分けられます。
・図形センス→なにもないところに補助線が浮かぶ
・空間把握力→立体の見取り図、断面図がイメージできる
・試行錯誤力→じっと固まらず、手を動かす
・発見力→既成の枠にとらわれず、大胆な発想ができる
一方の「詰める力」とは、一言でいえば論理的な思考能力と、最後までやり遂げる意思や気迫のことです。
・論理力→論理的整合性に敏感で、ひとつも破綻のない考え方ができる
・要約力→要するに何を言われているのかを理解し的確に答えられる
・精読力→一字一句、読み落とさない集中力
・意志力→自力でやり遂げたいという強い気持ち
p84
「詰める力」は努力次第でかなり伸ばすことができます。
そして「詰める力」というのは、究極的には気迫とか、徹底した意識改革とか、精神面のハナシになるんですよ。
たとえば、特別大きな塾もないような田舎から東大に合格するような子というのは、自分の力で着実に「意味のある勉強」を行っています。
これに対して、都会で中途半端に塾通いしているだけの子は、「意味のない勉強」しかしていません。
p95
たとえば論理的なステップも、じっくり考えればわかるはずなのに、考えることに疲れて「もうこっちでいいや」とか「これかな?」と決めつけている。間違った問題というのは、どこかで必ずそういうステップを踏んでしまってるんですよ。
p109
たとえば、there are some great new movies out(すごい新作映画、やってるよ)の文。5文型に分類することは難しいけれど、このthere文はとっても独特な感触と結びついている。それは、「今まで話題に上っていなかったものを、ヒューっと引き込んでくる感触」。
p114
僕は吝嗇家が嫌いです。「吝嗇家」とは、ケチな人のこと。この場合で言うと、有り余る時間・能力がありなgら、出し惜しみをする人。英語で話したいのに、英語をどうしても得意科目にしたいのに、英語を使って将来、世界に打って出たいのに、単語すら覚えようとしない。
p143
僕は本を執筆するとき、まず目次から作るんですよね。かなり丁寧な目次で、ここは決して手を抜かずに作っていく。目次とは「仮説」であり「型」なんですね。そして、仮説としての目次さえ出来上がれば、もう本の半分くらいが終わったことになるんですよ。目次が出来上がるということは、本の構成もできているわけだし、そのつながりも見えている。結末までしっかりと道筋ができている。すると、この資料が必要だとか、ここは取材をしたほうがいいとか、仮説を証明していく上で必要な条件も見えてくる。
p153
いちばんいけないのは「自分は頭が悪い」という思い込みであり、仮説です。
そう思った瞬間、どんどんモチベーションが下がってしまう。
だから僕は「どうせ僕は頭が悪いから」と言ってる人には単刀直入に「やったのか?」と聞きたい。
ほとんどの場合、しっかり勉強しないうちから「どうせ僕は」と言ってるだけなんです。やる前から諦めている。そんなことでは、伸びるものも伸びないですよ。
p201
潜在意識的には誰かに嫉妬してる時点で「自分はその人に劣っている」という暗示になります。
だって、じぶんが合格するんだったら、誰にも嫉妬する必要なんてないでしょう。
p209
人間の思考や行動には、「部分は全体を包括し、全体は部分を構成する」という特徴があるんです。わかりやすく言えば、「部分は全体であり、ぜんたいは部分である」ということ。
全体の中からどこか一か所を取り出すと、そこに全ての情報が入っている、つまり、どんなに狭い範囲でも、一点に集中してびっしり勉強すれば、そこに勉強というものの全体像が入っているんです。
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漫画『ドラゴン桜』の公式副教本。「国語」「数学(計算・図形)」「英語」「理科(物理)」「社会」「心理」分野の一流講師が、それぞれの分野の学ぶことの意味や楽しみ方を語っています。学校で勉強していることは、社会に出たらほとんど役立たないという言葉を耳にすることがありますが、この本を読んだ後は学ぶことに必要性を実感することが出来ます。(2009.6.28)
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数学の微分積分は、物理学のフィールドから生まれている
微分積分を発明したのはニュートンで
物理に必要だから発明された数学が微分積分である
それなのに、
高校で力学の公式を教えるときには「微分積分を使ってはいけない」と学習指導要領で定められていて
数学の微分積分にも「物理の話を出してはいけない」というルールがある
こういう日本のシステムが、僕が高校生だった時に物理や数学でつまづいた原因ではないかと
高校を卒業して10年以上たった今現在、僕は強く感じます
僕が、高校生の時に感じていて今も感じ続けていることは
”微分積分の公式よりも、微分積分が生まれた背景を知りたい!!”ってことです
微分積分が難解であると感じるのは、
微分積分それ自体が難しいからではなく
学校の教育システムに原因があるのではないかと
思わずにはいられない
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母親が読んでたのを借りて読んでみた♪
数学、英語など各方面で有名な人たちが
「なぜ学ぶのか」をレクチャー!
各方面のプロフェッショナルなだけあって
ものすごく説得力のある話。
もっと早くこの本に出会っていればよかったなぁ
とほんまに思います。
もっとこの本を多くの人に読んでもらいたいです!
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とっくに16歳なんて過ぎちゃってるんですけど、「なぜ学び、なにを学ぶのか」ってのは永遠のテーマだと思うので、購入。
社会人だって日々勉強です。
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学びの目的と、楽しく学ぶ方法が載った本。
目的がわからないと、身に付かないし、楽しくないよね。
課外授業の「コールドリーディング」は興味もった。
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「何のために勉強するの?」という問いに「人生を面白くすごすためだよ」と答えてきたが、腑に落ちない顔の子どもたち。ああ、ここに具体的な答えがあった!こんな教師に出会ってほしい、出会いたかった…。娘が通ったシュタイナー幼稚園の園長先生が、「算数ができる子にしたければ、人間関係のバランスがよい大人になってほしければ、小さいうちに外でうんと遊ばせなさい」とおっしゃっていたが、…本書でも多くの先生が同じことを言っている。驚きました。
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10代の時に読んでおきたかった本。国語は、言語能力+コミュニケーション能力、数学は、真実を見抜くための教科と定義がされている。目的があってこその勉強であることをうまく説明した本。良書。
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学生の頃に出会いたかった1冊です。今、読んでもハッと気づかされることがあります。それは、社会に出たから納得できることなのかもしれないと思うこともあります。
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大人が読んでも面白いと、帯に引かれて手に取る。
同世代の子育て中なので、なるほどともおもった。
大人でも、自分の現在の立ち位置がわからなくなるときもある。
そのときこそ、この本を読むべし。
「自分という他者を見方につけよう」 新たな目標だ。