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紙の本
歯ごたえありまくりのジャーナリストのエッセイ
2020/10/11 15:51
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投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
2020年8月に訃報を聞いて、なにか再読したいなぁと手に取った一冊。タイトルは軽快だが これは、ニューヨークを大切な故郷と思うジャーナリストが、渾身の力をこめて書いた「新しいニューヨーク史」だ。19世紀の、今よりもさらに混沌としていただろうNYを丁寧に掘り起こす作業から始まっている。
冒頭から、相当量の資料とフィールドワークのあとが見え隠れしてまずは圧倒。目次にあった「ノスタルジアの首都」「最初のダウンタウン」「トリニティの土地」....という文言からも、最初“ニューヨーカーの素敵なライフスタイル”みたいな印象しかもたなかったもんで、ぼんやりした異邦人の読者としては、読み通すのが若干ハードだった。
実は、今までのピートおじさんらしからぬ感じも少々。だからこその凄みも感じて...とにかく、行きつもどりつ、最後まで格闘しきってよかったと思う。
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