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え!?と声を漏らす結末。まさか、そんなわけないよね〜と思ってたら、そんなこと、あった…
死は誰にも平等にやってくるもの。他の人と区別をつけずに平等に死がやってきたことに、驚きもあり安堵感もあり。
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本巻は何と言っても巨星墜つの一言に尽きる。
暗殺ってやっぱりあっけないなぁと感じてしまう。
やっぱり戦の中で死ぬのとは違うなと。
梁山泊を支えてきた一人が去ってどう展開されるのか次巻が楽しみです。
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とにかく続きが気になる終わり方。
晁蓋……。
仕方ないこととはわかっていても死人が増えていくことが辛い。
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史文恭の登場。
梁山泊の宋江、晁蓋の戦略を巡る争い。
そして…
来るべき時が来たか。これから青蓮寺の反撃攻勢が続いてくる気がする…
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杜興の葛藤のくだりが一番良かった。
樊瑞がこれから活躍しそうなのも楽しみだ!
騎兵隊の夜営の談笑も良かった。
大変な事は起きたが、これは起きるべき事件なので受け入れるしかない。
久々に楽しめた巻でした。
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11巻までくると自分の中でややなかだるみ感が出てきました。
が、最後の最後で・・・。
これからの梁山泊を揺るがす大事件が!!
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攻勢を続ける晁蓋が、青蓮寺の刺客・史文恭の毒矢によって命を落とす。
撃って出るか、機会を待つか。宋江との方針のずれは平行線のまま終わってしまった。今後、宋江はどの様に梁山泊を導いていくのだろうか。
自らが先頭に立ち引っ張っていく晁蓋。
人との繋がりを重視し、見守ることに徹する宋江。
どちらもリーダーとして魅力がある。自分が梁山泊の将校ならどうするだろうか?と考えてしまう。
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●1回目 2007.9.9
九紋竜史進の副官、杜興のエピソード。
映画でいえば、渋い脇役が演じて主役を食ってしまう一番オイシイ役どころ。
全19巻の11冊目。
文庫版が出ているのはここまで。
もはやとまりません。
●2回目 2015.1.10
前回は文庫本でここまで読んだ。
それ以降の巻はまだ文庫化されていなかったので、あとはハードカバーで。
今回は、1~4を文庫版、5~7をハードカバーで、8~からふたたび文庫版で読んでいる。
ハードカバーに変えたのに特に理由はなくて、気分転換のつもりだったのだが、文庫化の際に手が入って、それが最終版だということを知ったので、8巻から文庫に戻った。
文庫版には「あとがき」があって、参考になるものもあるので、これから読もうという方は、文庫版がおすすめ。
さまざまな登場人物のエピソードが語られる巻。
最後に衝撃的な展開。
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再読。
王進のとこでの楊令と索超の水遊びに泣けた。
拷問シーンに悶絶。
そして、あっ…。
ささ、次巻へ。
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北方水滸伝全19卷を読了。
水滸伝そのものを読むのが始めてなので、古典原作と比較しての改編の凄さは分からないものの、梁山泊と宋との対決という大枠のストーリーの中に、多種多様なタイプの人間をそれぞれ人間くさーく展開させていく筋立てが凄すぎて、むさぼるように読みつくすのでした。
夜中の2時にミルクあげた後に訪れる1人の平穏な時間を使って、ついつい読みふけってしまい、寝不足な日々を長々と続けてきましたが、これでようやく日常生活に戻れる!と思ったのに、あんな終わり方するんなんて、、、まんまと楊令伝を読みたがってる自分がいる。手を出すか出すまいか、迷うところだが、きっと近いうちに大人買いするんだろうな。
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★2009年6月23日 39冊読了『水滸伝11 天地の章』北方謙三著 評価B
早期攻勢を主張する晁蓋ともっと力をつけてからと満を持する宋江。梁山泊の2領袖が対立を深める。次第に、官軍の組織的な陽動作戦も目立つようになり、晁蓋は外に出て戦うことが増えてくる。その中、官軍が放った暗殺者;史文恭は梁山泊の中枢奥深く入り込むことに成功し、遂に晁蓋暗殺に成功する?!
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晁蓋と宋江は相変わらず、攻勢に転ずるタイミングについて意見を戦わせていたが、お互いに妥協することなく、議論は平行線のままであった。北部に2万の官軍が展開していることをきっかけに、晁蓋は半ば強引に梁山泊の主力を率いて出兵し、敵を一蹴した。
青連寺から晁蓋の暗殺の命を受けた史文恭は、梁山泊に紛れ込み晁蓋の従者となり機会を伺っていた。梁山泊へ帰還する途中、史文恭は忽然と姿を消し晁蓋は肩に矢を受ける。矢には史文恭の名が彫ってあり、その先にくくりつけられていた鏃には毒が塗られていた。晁蓋は命を落とす。
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水滸伝第11巻
梁山泊のツートップの一人、晁蓋死す。
戦ではなく暗殺で殺られるのか。
晁蓋の戦いぶり、もっと見たかった。
晁蓋の死はもちろん悲しいのだけれど、それ以上に残された宋江や林冲たちの心中を思うと涙が溢れた。
晁蓋なき後の梁山泊がどう進んでいくのか、今後の展開にも目が離せない。
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「戦で死ぬのではなく、むなしく死んでいく。それをやっても、揺るがない心を持った者を、私は必要としていた。これは、晁蓋殿や宋江殿に、知られてもならん。あの二人は、志の高潔さを失ってはならぬのだからな。私と二人だけで、暗殺というものが持つ、背徳に耐えられる心を保てるかどうか。そういう人間を、私は捜していた。そして、おまえを見つけた」
「俺が、暗殺を」
「暗殺をしても、ただ仕事をしただけだと思える男。私は、それを求めていた」
「すぐに、そうかと私は言えません」
「だから、あの岩に座れ、と私は言っている。そうやって、考えられるだけ、考えろと」(公孫勝→樊瑞)(p.79)
「俺は、王進殿に稽古をつけていただきたいのですが」
「やめましょう。索超殿は、充分に強い。強すぎるほどです」
「俺は、自分が弱いと思っています」
「そう思えるだけ、強くなられているのです」
「わかりません」
「わかる必要はありませんよ。あなたにとって大事なのは、これ以上強くなることではなく、その剣を生かせる場所を見つけられるかどうかでしょう」(p.83)
晁蓋が、白い歯を見せて笑った。笑うと、少年のようになる。こういう笑顔は、宋江にはないものだった。はじめてこの笑顔をむけられた時、切なく悲しいものさえ、楽和は感じたのだった。(p.193)
どうしても、嫌いになれなかった。
いや、はじめから好きだった、と言っていいかもしれない。これほどの好悪の感情に包まれたことが、史文恭にはなかった。
そばにいると、それほど晁蓋という男は史文恭を魅了したのだ。いろいろな人間を見てきた。さまざまな人間になりきって、仕事もしてきた。
しかし、晁蓋になりきることはできない。ほんのわずかでも、自分は晁蓋にはなれない。そう思う。どうにもならない光を、体の底から発している。それが照らし出すのは、希望という、史文恭の人生には縁のなかった、不思議な暖かさだった。(p.363)
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4.2
次の巻の登場人物リストで晁蓋が死者の欄に載ってるのを視認して、15分くらい頭抱えた。
梁山泊に加わった人間が晁蓋に会ってどんなリアクションするかが楽しみだったし、青蓮寺側の人間にも対面してほしかった。
本人はネクスト晁蓋が現れるから大丈夫とは言ってたけど、これだけの人物が本当に現れるのだろうか。
今後梁山泊に広がるショックの波と、宗側に広がる歓喜の波の両方を見届けなきゃいけないのがなんとも辛い。
うぅ…気持ちの整理が追いつかん。