紙の本
14歳からの経済学
2009/01/26 12:47
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
主にコストの視点から、普段の生活に関係する商品やサービスの経済的な仕組みをやさしく解説している。電化製品やDVDなどの価格が段々と下がっていく仕組みや、携帯電話の料金体系が複雑な理由などを取り上げている。
身近な話題と経済の仕組みが関連付けて取り上げられているので、中学生くらいの子達が読めば色々と勉強になるのではないか。現在の義務教育でどの程度、経済問題を教えているかは知らないけれど、こういうことを知っていることは確実に人生の役に立つと思う。まあ、もう少し価格が安くならないと中学生には買えないけどね。
紙の本
昨年のベストセラー。
2008/08/19 14:14
4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:龍. - この投稿者のレビュー一覧を見る
昨年のベストセラー。
経済学というより身近なお金の考え方を例を使いながら、説明しています。ただ、さらっと読み流すことはできません。ある程度、頭を働かせながら読まないと、理解できない部分も。
「なるべく多くの客を獲得するには」
「ライバルの主力商品が似てくる理由」
「ドミナント戦略」
「範囲の経済性」
「価格戦略」
「価格は満足感とコストの間で決まる」
など、経営戦略やマーケティング戦略に近い解説も数多くあります。この本を読んでから、それら戦略の教科書できちんとした定義を勉強し直すと確実に身に付くと思います。
お勧め本。
http://blog.livedoor.jp/c12484000/
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ここまで基礎的な経済学の話を長々とされてもな、、、出てくる話題が高校生の政治経済で習うレベルの話ばかりで、それ以上の話があまりないっても、うーん、どうだろうとと思ってしまうのですよ。中高生なら、この本をきちんと読んでおくと、政治経済の基本的な考え方は少しはわかるようになると思うので損はないと思いますが、現役でビジネスする人が読むような本じゃないと思う。
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11/4読了。経済学の概念やコストの考え方を日常的な事例で書いていてGOOD。特に取引コストについていろいろなパターンを書いていて分かりやすい。個人的には逆選択の概念を読みながら久しぶりに思い出した。[2007/11/4]
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100円ショップの商品が安いわけとは?スタバでショートサイズの倍の量があるグランデが+100円で買える仕組とは?身近なところに焦点を当てているので面白い。しかもわかりやすい。
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どの業界でも、精通する事でコスト、人員、キャッシュフロー、損益分岐等がアタマに瞬時に描ける。そんな様に受け取った。でも一番難しいトコで、ホントに数少ない人しかいないって!新書で無いのが価格的に残念・・・
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タイトルが気になって買ってしまいました。
本書では、コストと言う概念を通じて、経済の仕組みを解説しています。
同じペットボトルの値段が場所やお店で違うのはなぜか?
電化製品、映画DVDはなぜ値下がりしていくのか?
スペシャリティコーヒーショップのコーヒーのサイズにも触れている。
ためしに本日、スタバでグランデを頼んでみました。メニューを見ると、まさに本で書いてあった通りの内容でした。
この事実は、目からうろこでした。
他にも、身近な例でのケーススタディが載っているので、非常に参考になる良書です。
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読みやすい本でした。そんなに新鮮な事は書いていなかったような気がする。しかし、最近経済本と会計本がちまたにやけに多いなあ。2007/10/23
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スーパーでお茶を買うのか。自動販売機でお茶を買うのか。コンビニで買うのか。
コストを計算して賢く生きたいものです。
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[2007/10/24]
身近なことを取引コストに着目して,解説.
企業がどのように考えて,価格設定や商品戦略をおこなっているかを簡単にしてある.
読みやすいかな.
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タイトルでつい買ってしまいました。
全編通して読みやすい(簡単?)のですが、どの章を読んでも例ばっかです。正直、読みながら「また(例)かよ!?」と何度も思いました。
まあ、身近な例を挙げているので、ある程度面白くは読めます。経済学の本として出していいのかは疑問です。
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「テレビやデジカメの価格がだんだん安くなるのはなぜか?」「大ヒット映画のDVD価格がどんどん下がるのはなぜか?」「100円ショップの安さの秘密は何か?」など、前半部は、消費者が生活実感としてなんとなくわかっているけど理由をうまく説明できないことをきれいに解説してくれています。「なぜ携帯電話の料金はやたらと複雑なのか?」は、普段からなんでだろう?と思っていたので特に面白かったです。
第7章の「経済格差が、現実にはなかなか是正できないのはなぜか?」には、稼いでいる所得自体より元々持っている資産の格差が問題であるとか、自己評価が下手で自信過剰な人間は仕事上で一番迷惑な存在…など、傾聴すべき提言がたくさんありました。
第8章の「子供の医療費無料化は、本当に子育て支援になるか?」では、自分も安易に医療費無料化を約束する政治家に胡散臭さを感じていたので、どうしてそう感じたのかの理由をスッキリ解説してもらって、今後そういう政治家には投票しないよう決意できました。
手ごろで読みやすい本ですので、ぜひ一読をおすすめします。
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先ずはこの本、タイトルからして面白い。 思わず手にとってみたくなる。 これが「市場価格の仕組み」などという無味乾燥なタイトルならば見向きもされなかったであろう。
この経済社会の中にあって価格というパラメーターは日常生活に直結しており馴染み深い。 価格がどの様にして決まるかというメカニズムは、往々にして小難しいミクロ経済学の公式や用語によって論理的に説明されるのであろうが、本書はその様な一般人が拒否反応を起こすような用語・公式は必要最小限にとどめ、実例をベースに説明しているので、非常にとっつきやすい。
特に原価となじみの深い製造業に従事する人の導入本としても使えるのではないかと思う。(私自身、最近原価とのなじみが深くなったこともあり大変勉強になった)
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読みやすいし、分かりやすい。経済学の入門書か導入書にはぴったりだと思うが、それ以上ではない。私には丁度良かった。
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経済格差がなぜなくならないかなど、とても分かりやすく説明してあってよかった。
初めは、題名に引かれて買ったんだけど、あたりだった。