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古代文明と法から現代まで,さまざまな法について書いてあります。
「はじめに」に書いているんですが執筆グループ21世紀研究会には法の研究者がいないそうですが,あまり法に詳しすぎないところがいいのかなぁ・・・と読み終えて一人思う私です。
各国,いろんな法,規則,警告があるんだなぁというのはお約束で,日本的に考えれば何だろう!?と思うものから,笑えないものまで,お国柄と申しましょうか。
この「世界地図」シリーズは,毎回,面白くあっという間に読み終えています。
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法律を切り口に、世界史を概観するような内容が、なかなかに興味深い。
他方で、“妙な警告”が笑える…
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第1章 古代文明と法
第2章 近代法以前
第3章 イスラーム世界の罪と罰の考え方
第4章 現代社会と各国の法律
第5章 いろいろある世界の法、規制、警告
西洋での法律の考え方がまったく東洋のものと全く正反対のものであること。−西洋は人々の権利を守るもの、東洋は為政者が人々をコントロールするものとして−紹介されているところが面白かった。
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[ 内容 ]
法律は文化や歴史を反映する鏡。
権力の道具にもなれば、暴政を防ぐ楯にもなる。
「奇妙な」法にもその国・地域の事情がある。
古今東西の法律を読み解くと、新たな世界像が浮かんでくる。
[ 目次 ]
第1章 古代文明と法(法典のはじまりのころ 古代エジプト時代は神が裁く ほか)
第2章 近代法以前(ヴァイキングと議会 イギリス不文憲法のルーツ1…ジョン王とマグナ・カルタ ほか)
第3章 イスラーム世界の罪と罰の考え方(脅威のイスラーム イスラームの起源 ほか)
第4章 現代社会と各国の法律(弁護士多ければ訴訟多し…いきすぎたPL法 弁護士多ければ産科医が減る? ほか)
第5章 いろいろある世界の法、規則、警告(タイ シンガポール ほか)
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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法律、法学の本というよりも、各国の法律をきっかけとした、各国の文化、歴史、雑学の本と言うべきだろう。決して比較法の本ではない。だからちょっとタイトル詐欺くさい・・・のだけど、最初に執筆者の中に法律の専門家がいないことや、法が身近に感じられるようなトピックを中心に構成、とちゃんと断ってるし、なので読む側としても、きちんとそれを前提として読めば、各国の文化や歴史、雑学の知識を増やせるという意味で、おもしろい本だと思う。