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時間衝突 みんなのレビュー

文庫 第21回星雲賞 海外長編部門 受賞作品

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みんなのレビュー20件

みんなの評価3.8

評価内訳

20 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

刻々と新しくなっていく遺跡の謎。

2016/03/02 01:12

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:色鳥鳥 - この投稿者のレビュー一覧を見る

時間を逆行しているとしか思えない謎の遺跡。その真実を調査していたヘシュケが巻き込まれた宇宙規模の大事件とは・・・。

タイトルどおり時間衝突の、謎解きに関しては、どうも、何かごまかされている感じ満々で、読みながら唸ってしまいましたが、まるで物質と反物質みたいに、時間同士が衝突するという、アイデアがすごい。さらに、そのアイデアを矮小化しちゃわない、スケールの大きな人種&異星人が入り乱れる生臭い感じの世界に圧倒されました。特に中国人コロニーの存在感は、時間の謎解き以上にインパクト大で、生産レトルトと娯楽レトルトって・・・どうなっているんだ、そのつなぎ目はー!? 時間を制御できる彼らは、罪人に対して与える罰が、地味におそろしくて、個人的にはこちらの発想のほうに度肝を抜かれました。

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紙の本

マニアのアイドルでは終わらない

2003/03/19 00:35

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kokusuda - この投稿者のレビュー一覧を見る

見かけは不恰好なのにチョコマカと素早いブルテリヤのような
SFです。
SFの持つ異世界の感覚、論理のアクロバット、知的な冒険。
この作品にはその全てがあります。

異星人の襲撃により、文明の遺産がことごとく失われた
はるか未来の地球。
異星人が残した遺跡の調査を進めていた考古学者ヘシュケのもとに、
ある日、驚くべき資料が届けられた。
300年前に取られた1枚の写真。
そこには現在のものよりもはるかに古びた遺跡の姿が写っていたのだ!
これはなんらかの詐術か、それとも遺跡が新しくなっているとでもいうのか?
異星人が残したとおぼしき時間旅行技術を秘密裡に習得し、
タイムマシンを開発していた彼らは、300年前の過去に赴くが…?
(文庫巻頭解説より)

新しくなる遺跡、人種差別政策の独裁政権、入り乱れる時間線。
時間線の中を過去から未来へではなく斜めに横切る超知性体。
中国人の太陽系外コロニー、時間理論の工業的応用…
怪しげで魅力的なアイデアが詰まってます。

相対論と量子論の統合から導かれる推論の一つである虚時間。
それを出発点にして惜しげも無くアイデアを詰め込んだ作品です。
個人的には作品内の虚時間の数学的展開には疑問もありますが…

サイバーパンクの旗頭スターリング氏が師と仰ぐベイリー氏だけあります。
小説としては難解でストーリーや論理の展開に難があります。
しかし、ヘンテコな理論を分かった気にさせる。
読者を煙に巻いてしまう。
だまされている気がするが、どこが嘘なのか良く分からない。
一筋縄ではいかない作品です。

ディック氏の作風と似ていますが、論理やストーリーに破綻はありません。
最初に書いたように論理のアクロバットに振り回されて独特の読後感です。
ベイリー氏は「マニアのアイドル」と呼ばれているようです。
納得できるような読後感です。
しかし、マニアじゃなくともSF上級者には先の読めない展開はお奨めです。

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紙の本

編集部コメント

2003/03/03 20:05

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:東京創元社編集部 - この投稿者のレビュー一覧を見る

『SFマガジン』ベストSF1990 第3位!

英国SF界にこの人ありと謳われた鬼才作家ベイリー。日本でも『カエアンの聖衣』をはじめとして人気を博し、ファンの絶大な支持をうけたアイデア派の雄。その彼が、空前絶後の時間理論に挑んで並み居るマニアをうならせた最高傑作が本書です。日本版序文を執筆しているのは、なんと『スキズマトリックス』のブルース・スターリング! 本書も星雲賞受賞作です。

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2008/08/21 01:43

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2010/04/12 22:26

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2011/03/31 06:21

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2011/09/03 15:11

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2009/08/24 14:24

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2012/01/03 00:34

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2012/04/28 03:01

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2012/06/25 00:18

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2012/08/14 19:50

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2014/04/22 23:34

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2014/10/28 21:44

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2016/02/11 19:34

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