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折原一さん、きてるなぁ
こういう風に面白くミステリーを書くの大好き
だから折原一さんのミステリーはやめられない
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全編手紙でのやり取りで構成されたミステリー。
覆面作家という特殊な枠組みを主人公として扱っていて、トリックもそれにちなんだ鮮やかさ。
ただ、章ごとに次々とあらわる登場人物ほとんどに感情移入しづらい恐さがあって、読みながら、いやーこれはないでしょーとか我にかえってしまうところが多々。
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覆面作家・西村香を巡る連作短篇集。
内容は、手紙やFAXのやりとりをそのまま小説にした感じです。
読み始めこそ「これは面白い!」と思っていたのですが、後半はイマイチ引き込まれなくなってしまい残念。
それでもあっという間に読めてしまったし、何より発想は面白いと思います。
評価は3.5つ星です☆
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短編集、手紙形式のミステリー小説。
登場人物が少し繋がっていたりキャラが面白く、短編あまり好きではない私も楽しめました。
短編の割にオチもちゃんとおもしろいのですが、若干ワンパターンになりがちなところもあるように感じました。
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本にサインして送って下さい。写真送りますから、会って下さい―熱狂的読者の要求はエスカレートし、やがて悲劇が…(「覆面作家」)、作家の了解も得ず講演会を企画する図書館司書(「講演会の秘密」)、下手な小説を送りつけ添削せよと迫る作家志望者(「ファンレター」)他、覆面作家・西村香を巡る怪事件の数々。
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上記のほか、「傾いた密室」 「二重誘拐」 「その男、凶暴につき」 「消失」 「授賞式の夜」 「時の記憶」
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連作短編だが、ひと連なりの長編としても読める。覆面作家・西村香、と聞いて、まずあの方に似ているな、と思わされるのだが、あの方のネタ晴らし的な物語ではない。手紙やFAXのやり取りが大部分を占めており、しかも毎回西村香のしてやったり的どんでん返しが待ち受けている。なにやらざわざわと不穏でありながら、可笑しみたっぷりな一冊である。
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なんだか、笑っちゃいます。
仲がよかったんですねー、北村さんと折原さん。
随所に北村作品のタイトルをもじったものとかが登場して、嬉しくなっちゃいます。
ていうか、「覆面作家」って、編集者とかにも素性を明らかにしてないものなの?
西村さん、常に覆面してるし(笑)
しばらく北村さんの本を読んでないけど、これを読むとムズムズと読みたくなります。
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「~者」シリーズ。覆面作家・西村香を巡って、周辺の人々が事件を起こす連作短編集。他の「~者」とは違って、気軽に読める。(長編は「騙されないぞ」という気持ちで読むから。)覆面作家が結構人間臭いし、周りの人々はエキセントリックだし、ブラックユーモアとして楽しんだ。
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うーん…短編は面白くないなぁ。どんどんつまらなくなっていく・・その中でも、「覆面作家」「講演会の秘密」「ファンレター」の三編は割と面白かったけど^^; 性描写がちょっと鼻につくから、女性には向かないんじゃないかな?次は『漂流者』に行こーっと!
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「愛読者―ファンレター」覆面作家をめぐるファン、編集者、それぞれの手紙を読み解くと…
http://youyou-bookmovie.blog.so-net.ne.jp/2015-12-30
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覆面作家、西村香にまつわる短編集。主に手紙やファックス形式でのやり取りで読みやすい。だが、たぶん少し経ったらもう内容忘れるだろうな…。似たようなオチの話が多く、誰かに成りすまされたり、危機一髪で逃げたり…。そして毎回、執筆依頼を断るのに美女が現れるとコロッと折れるとこが、笑ってしまう。結局謎のまま?
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覆面作家西村香に送られてきたファンレターに関わる連作短編集。覆面作家に対し、ファンが図々しすぎるのではないかと思って読み始めましたが、そこは折原一作品、最初から楽しませてくれます。有名な三部作などと比べるとサクサクと読め、さらっと楽しめるのですが、適度にブラックで読むにつれ西村香という男の仮面がどんどん剥がれていくのが面白かったです。最後まで期待を裏切らないのもさすが折原一ブランドです。読んでいる間中、未読の北村薫作品を読みたくなって困りました。こんな変な男と重ねられて北村氏はさぞ迷惑なことでしょう。
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折原作品で男の子が女の子にストレートに愛情表現伝えるシーンを純粋だなと思って読んできたけど、単に著者が女子を軽くみてるのだと感じてしまった作品。気負わず読める軽々しさが、今回は無性に腹立たしかった。
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この作品は他の〜〜者シリーズとは全く違う。
いつものようにノンフィクション作家が出てきて複雑に作り込まれた事件を追っていき最後に読者は作者が仕掛けたトリックに気づく、というわけではない。
折原一の伝家の宝刀叙述トリックが使われているものもあり、サクサク読める短編集としては悪くないが、内容が似てるものもあるため正直途中で少し飽きてしまった。
時間を置いて読めば良かったかもしれない。
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作家さんが大好きになるって本好きにはごく普通にありそうな事だけど、ファンの一線を越えると、こんな感じになっちゃうよねという短編。
短編とはいえ最後まで話は繋がっていて、覆面作家、西村香の人となりが徐々に分かってきて、それまで関わってきた登場人物も総出のワチャワチャ?
が面白かった。
バレそうでバレない覆面作家。最後まで分からない所が良かった。
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覆面作家のもとに送られてくるファンレター。読者が醸し出す狂気にこちらも本気でイライラしてしまった。編集者も加わり、誰が誰なの?といった感じで一気読み。