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帯に書いてあった、「軽躁なる日本人へ」、「理詰めで人を責めるな」、「静かに過ごすことを習え」などを見て、自分に足りないことをいっぱい指摘された気分になったため、購入してみた。
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軽躁なる日本人へ
急ぎの用はゆっくりと
理詰めで人を責めるな
静かに過ごすことを習え‥
帯紙より。
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物知りなおじいちゃんから昔の話を聞かせてもらった感覚。自分の知識不足のせいか、細かい所が理解しにくいところがあったけど、大人の見識を焦点に日本人や東洋人としての見識、または天皇、儒教の見識などをおもしろい見解で書き綴っている。孔子の論語の大切さを聞かされて、勉強してみようかなと思わされた。過去を学んで、新しいを知る。温故知新か。勉強になりました。たまにはこういう話を聞かせていただきたいものです。
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海軍と日本、世界について。
ユーモアの大切さ。
人が幸福であるための4条件。
・基礎となる考え方
・充実した仕事
・良い家族と友人
・閑
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軽躁さというのが日本人の特徴というのは気づかなかったけど言われると納得。
常に第3者的視点で、ユーモアを交えられるくらい冷静に物事を捉えるようにしたい。
紳士になるのはなかなか難しそうだ。
メモ
自分の生活の基準となる思想 家族と友人 意義のある仕事 閑の時間
チャールズラム i love a fool
和魂 ジェントルマンシップ 静かにすごすこと
ポリュビオス
物事がどちらとも決まらないのが一番魂をまいらせるが、この気持ち悪さに延々と耐えなければならない。
温 じわじわと
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4月8日読了。
「バカの壁」→「国家の品格」と講演・聞き書きを本にするスタイルが受けたので、同じような形で作ってみました、という感じ。ネイビズムが随所に語られていたが、こうめちゃんには老人の戯言、という印象しか残らなかった。
唯一、エドワード・グレイの「人間が幸福であるための条件」の紹介はヒット。どんな本でも得るところはあるものです。
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堅苦しそうな題なのに、実に柔らかい内容だった。
機智、叡智、嗜みなんてのは如何に柔らかいかに尽きるのかもしれない。智というのは人間の心が躍るものであり、人の心を躍らす事が出来る人は、智を養った人なんだなあと感じます。そのためには堅苦しい事から厳しい事辛い事いろいろ大変であるけれど、それ以上に智を身につけることは、やはり心躍る学びであり、緊張感が伴い、激しい抑揚のある成功失敗を重ねるものであるような気がします。いやあもう、怖いわ。
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悪しき行いをする者に対して相手を恥じ入らせるような、あるいはどちらかが笑い出すような、ユーモアのある対応をするのが大人なんだな。
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6/6読了。初めて読む阿川 弘之の本。1,920年生まれという事で本人かなりのお年。本人も語っているように、老文士の個人的回顧談として読んで自分達の叡智を育てる参考にして、というそのまんまな内容。たしかに参考になったり初めて知った事もあるけども、回顧談すぎて内容が戦前戦後の話が多く古臭い感じもする。大人の見識と付けるならもう少し近年の事にも触れて欲しかった。
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軽躁なる日本人への警告の書。著者には『山本五十六』『米内光政』『井上成美』という海軍三部作があり、私の太平洋戦争観の基礎を形作った。
幕末の外国奉行であった川路左衛門尉聖謨「急ぎの御用だからゆっくりやってくれ」、イギリスの作家チャールズ・ラムの「I love a fool.」(われ愚人を愛す)、エドワード・グレイの「人間が幸せであるための四つの条件」、藤原正彦氏の「ユーモアがなければ紳士の資格はない」など、現代の日本人が忘れられがちな言葉と叡智を紹介。
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古き良き日本人の精神と、それが失われた現代への批判。戦争・海軍・英国から見られる「大人の精神性」について。差別的な言動にも逆にユーモアで返し、それを当事者も含め皆が笑ってしまえる英国のユーモア精神は羨ましいところ。重箱の隅をつついて責めるような日本では見られません。こういう器の大きいところは見習ってほしいものです。著者の英国好きがかなり窺えます。
論語についても少し書かれていて興味を持ちました。筆者が子供に伝えようとした様に、一日一つ読んでみようかなという気になりました。少々内容に偏りはありますが、自分の姿を振り返るのに時々読み返したい。
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池田潔「自由と規律ーイギリスの学校生活ー」
藤原正彦「遥かなるケンブリッジ 一数学者のイギリス」(新潮文庫)
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2008年7月12日放送の「週刊ブックレビュー」は富山県での公開録画でしたが、藤子不二雄さんが、阿川弘之さんの「大人の見識」を取りあげました。
この本は新潮新書に入っていて、読みやすい本です。
図書館から借りて読みました。
阿川さんは1920年生まれで87歳です。
戦時中は海軍での生活を送っています。
阿川弘之さんの名前は高校生の頃から知っていました。
「山本五十六」とかいう題名の本が出ていていたのを覚えています。
まだ活躍されているということに敬服します。
小泉信三、志賀直哉、司馬遼太郎、遠藤周作、論語を引用しながら、具体的な体験から語ります。
論語の話は面白かったです。
家庭で論語を音読したそうです。
まさに温故知新です。
海軍のエピソードは「週刊ブックレビュー」でも取りあげられていました。
恋人が電報で「ああうれしい」と打電したらみんなに聞かれていて、からかわれたという話ですが、微笑ましいユーモアです。
阿川佐和子さんは娘ですが、1956年にアメリカ留学から帰ってきたときに佐和子さんが3歳だったと書かれています。
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筆者の体験した事実を羅列したという印象。
ただ、筆者も書いている通り、読者に対して押し付けているのではなく、
読者が何かを感じ取ればそれでよいという姿勢。
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知恵やユーモアの大切さを説いている。主に戦時時代の歴史上人物に関して書かれており、当時の歴史にあまり強くない自分にとっては、正直あまり興味が沸かなかった。