紙の本
不愉快を笑いに変える
2020/07/30 18:38
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投稿者:Todoslo - この投稿者のレビュー一覧を見る
シュールな笑いが盛り込まれていて、脱力感たっぷりでした。近所のスーパーでの不愉快な出来事や、非常識極まりない仕事仲間も憎めません。
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文庫でたー!稼いだ賞金で購入、町田さん最高ですだいすきです。これもう、最高です。おもしろい!町田さん良い!
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町田文体炸裂のエッセイ集。
『くっすん大黒』からの町田好きではあるが、
エッセイにこの文体は読みにくいことこのうえないw
笑える話は軽快に読みたいものです…
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勿論町田康は随筆の名手である、とは思っているんだが。。。あれ、このシリーズってこんなんだったっけ?
読みづらいし、無理やりふざけている感じが少々きつい。好きなだけに。
爆裂文体も華美・過重に感じる。
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町田康エッセイ。
生きていると不条理な出来事が多い。
口中に広がる人生の味は甘く、ときに苦い。
ほんと苦いよ。
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同シリーズの2~3巻に比べて非常に灰汁が濃い。はっきり言って読みにくい。
でも町田康の原液のようなものを感じることができる1冊だと思う。
読みにくいが面白い。しかしやはり感じが難しい。
MVP:なし
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垂れ流しのようで、垂れ流しでない、のでしょうか?筒井康隆が書くキャラクターが書いている文章のようだ、とレビューを書く段になってこじつけで思いました。くわあ。
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町田康のビターな随筆シリーズ第1弾。
この本を読むときは、四囲に人がいないことを確認してからネ。
ヘラヘラ、若しくはニタニタ笑ってしまうのを避けられぬため、人がその様を見たら、明らかに不審者と思われてしまうからだ。
「DPEの憂悶」、「ドゴンの珍奇」、「人間の癖山水」、「料理の腰砕け」など、あほらしい随筆40編収録。
とにかく、ワロタ。
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作者の随筆を読んだ初めてで、たいへん衝撃的であった。噛めば噛む程苦虫の、味。ちょうど味わいまくっていた日々のさなかに出会い感涙。
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あの独特の文体の非常に読みづらい町田康のエッセイ。最初は全然進まなかったけど、(全て非常にまわりくどく書いてるので実際読んでも進んでない気がする。)徐々にこのまわりくどさに一定のリズムが生まれて中毒の様に読みきってしまった。
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購入:エッセイって書いてあるけど、短編集みたいな語り口。一頁目から「俺が、この偉い俺が」だなんて言いたい放題、さすがパンクロッカー。
毎日の暮らしがぬるく感じてきたら読む本。刺激受けます。
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いつもの町田さんがいつも以上にどがじゃがに書きたいことだけを書いているような謎の本。
小説というよりもエッセイというよりも「頭の中にあるなにか」をそのまま文章にしているようなところがあって、カレーで言うと素材の段階でもなく完成後でもなく、その中間あたりのまさにいま調理しているまっ最中の具材、それをテーブルに持ってこられたようなあべこべさがあっていい意味でも悪い意味でも非常に散文的。
僕はなんだかんだ言って町田康という人はとても周到で計算高く面白いことをやる人なのだと思っていて、一見適当でめちゃくちゃに積み上げられたように見える積み木も、泥土で七転八倒してきたあとだからこその積み上げ方で、そこに愛らしさと周到さが垣間見えるのが町田小説の魅力なのじゃないかと思うのだが、この本にはそういう良い意味でズルくてあくどい積み木の積み上げ方があまり感じられず、その分少し淡泊に感じた。
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謎本。
もの凄く考えすぎな内容で、なんだか痛気持ちいい内容。
合う合わないがはっきりしている。
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「情熱スカイ・ハイ」、「南海の黒豹」、「反逆のカリスマ」、「戦慄のガチムチ皇帝」等々、世の中に格好よろしい威勢のよろしい二つ名は数多あれど、これもまた名付けられた者の性質を鋭く表した名作でしょう。
文筆の荒法師。
小説よりも濃厚な文語体口語体関西弁と、筆者の「考え過ぎ」を余す所なく堪能。
短編小説のようであり、普通に随筆随筆した部分もあり、随筆だと思って読んでたのにそれを嘲笑うかのようなオチに驚愕したり。
ちょいちょい出てくる罵詈雑言の数々は、真似したくなります。
この助惣鱈がっ
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頭の中の声をそのままテープ起こししたかのようなエッセイ。中には、珍妙な不条理な小説風のものも。一発目がそういうのだったのと、文体に軽く面食らい又ちょっと眠かったのも手伝い、町田さんの調子に馴染むまで少し時間がかかりました。慣れてしまえば、面白くてずんずんいけました。ある表題「やられるまえにやるまえにやられる」がツボに入ってしまい、電車の中笑いを堪えるのに苦労しました。
漢文的表現が散見されたんだが、お好きなのかな。要調査。