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軽い本が読みたくなって本棚から取り出しました。
…読み返してみると、ミステリというよりコメディなのですね。
トリックに驚く作品をもっと読ませて欲しい、です。
軽くてさっぱり読めてかつトリックに驚けるミステリ、って
至福のものだと思うのです。
ちなみに、トリックに驚く、というのは、
ちょっと実現不可能であってもかまわないので、
「不可解が初めから提示されていて、かつ
一文でその不可解が解決され」ていればいいです。
「だから屋敷は斜めだった」とか。
東川氏の別作品でいえば、「あの映画は面白かった」とか。
狂言誘拐やら殺人事件やらはさておき、
最後のワカメ男の印象が異常なインパクトでした。
そういえばわかめ神社とか、ワカメ男出現のための
伏線もあったんですよね。まさかの伏線。
あと、皐月さんカッコイイですね。
姉貴気質でツンデレな女性を描かれるのがお得意なので、
なにか、この方の理想の女性像を感じてしまいます…^^
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ちょこちょこはいるテンポの良い会話ネタは、かなり受けました。最後にはミステリー仕立て。無理もないからいいぞ。でも、第2章で出てくるある事件については、解決せずそのままか。おもしろかったので他の本も読んでみよう。
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「ここに死体を捨てないでください」と同じタイプの作品。
かなりいきあたりばったり・・・(笑)
表紙の絵が若竹七海の本と同じ絵だったのに惹かれた。
この画風好きです。
内容と関係ないけど・・・装丁が好きなので好印象♪
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帯に書いてあった「キュートな誘拐」という言葉がぴたりあてはまる、おもしろくて可愛い話。
いい感じにコミックっぽいキャラクターも、トリックも楽しめました。
(ただ、全体的な話の軽さの中で、殺人というアレが少し重くてひっかかった)
文章がすごく映像的で、読んでで頭の中で頭の中で勝手に映画が上映されるくらい。
私は小説の映画化はあまりすきではないのですが、これは映画向きだなあと思いました。
くどかんで、ぜひ…
お嬢が誰とくっつくのか気になるのですけど、シリーズ化しないでしょうか。
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夏休みに下関の大学生が北九州のやくざの組長の娘の高校生を偽装誘拐するが、成功後に謎の死体が出てくる。
軽~いタッチだがなかなか面白い展開だった。
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悪者に襲われていた女子高生を助けたために、成り行きで誘拐することになってしまった大学生・翔太郎。
知恵を貸してくれる先輩・甲本とともに、身代金3000万円奪取へ!
ミステリでもあるけれど、どちらかというとコメディっぽいかもw
アニメ向きかな??
キャラクターがいちいち典型的で笑えます。
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下関の大学生・翔太郎がひょんなことから知り合ったのは、門司を拠点とする暴力団花園組組長の娘・絵里香。
彼女がお金を必要としていることを知り、冗談で狂言誘拐を提案したところ絵里香は大はりきり。
一方、そんなこととはつゆ知らない組の面々。身代金を要求する電話を受け、「組長よりもヤクザらしく、組長よりも恐ろしい」絵里香の姉・皐月が妹を救うべく立ち上がる。
東川さんの待望の新作。
相変わらずのテンションで、笑わせていただきました。
特に「怪人ワカメ男」!!気になる方はぜひ読んでみてくださいな。
舞台が下関・門司ということで、比較的なじみのある場所だったことも好印象。
しかもお笑いだけではなく、手の込んだ身代金の受け渡しも読み応えじゅうぶん。
偽札や殺人も絡んできて、いったいどこに着地するのかと、わくわくしながら読みました。
そして真相にも満足し、ここが舞台の必然性にも納得。事件の構図にも驚き!
でしたが、動機がいきなりな印象と、皐月が預けたほうの偽札の行方は??
などなどツッコミどころはありますが、久しぶりの東川節に満足した作品でした。
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変わった題名に引かれて読んだのですが大当たり。こんなコメディみたいなミステリー小説があったのかと驚きました。
この作者の存在は知りませんでした。これを皮切りにこの作者の本を読破するつもりです。
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しがない大学生の青年と、ヤクザの組長の娘が偶然出会ってなりゆきで企んでしまったのは、「狂言誘拐」だった…。ヘンテコな連中が繰り広げる予想不可能?なあっかるい誘拐物語。
本当に後に何も残らなくって、くだらないギャグが飛び交っていて、軽ーいお話なんですが、その毒のない馬鹿っぷりがここまでくるとなんとなく気持ちよいかも。ミステリとしてオチもしっかりつけてあるし、相当オヤジギャグを盛り込みつつも手堅くまとまってるといえるのではないかな、と思います。
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全然どたばた劇なんだけどトリックは論理的(っぽいだけど現実的じゃないかもしれないけれど)。
あんなに登場人物が好き勝手に動き回ってるのにエンディングまで持っていけるんだなぁと関心してしまった。
ただ、最後が少し尻切れっぽかった気が。。。
もう少し主人公たちのエピローグが知りたかったなぁ。
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これもラノベっぽいエンタメミステリー。これは謎解きほど遊んでないからなんか中途半端。オチも古典的でさほど面白くない、これがドラマ化されるのはちょっとビックリ。
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ヤクザの娘に頼まれて狂言誘拐を企てて身代金をゲットできたのは良いが、身に覚えの無い死体がでてきて…という、東川さんお得意の巻き込まれ型ドタバタコメディ&ミステリ。
舞台が門司海峡を挟んで、山口と福岡が舞台なので、ローカルネタ満載。
言葉遣いも九州弁だし、地元の人はニヤリとしちゃうかも。
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お気楽大学生と暴力団組長の娘が企んだ狂言誘拐を主軸に偽札事件、殺人事件にまで発展するユーモアミステリ。
キャラクター設定はいつものパターンですな。でもそれが面白いのですが。ノリよく軽い会話や、ドタバタスラップスティック劇の陰でアクロバティックなトリックを潜ませているのが素敵です。トリック自体はオーソドックスで古典的なんですけどね。いや、だからこそ騙されるのでしょうが。
いつの間にかブレイクしちゃった東川篤哉ですが、このおバカなノリと大仰なトリックは続けて欲しいなあ。
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読みやすいミステリーもの。
東川さんの作品が読んでみたく、手に取ってみたけれど、ちょっと物足りない感じもした。
けど、ほかの作品も読んでみたいと思った。
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やくざの娘の狂言誘拐に巻き込まれ、
ある事件へ発展するどたばたコメディ。
今年度本屋大賞受賞作家。
プチミステリって感じでした。
もっとすっと終わると思ってたら結構ミステリ絡んできて驚いた~
でもこんな感じにするならもっと幸せな終わり方でよかったんじゃないかなー
高沢は死んでなくて、山辺はお姉ちゃんとくっついてもよかったのになー、と。