電子書籍
切ない設定ですが、最後は幸せ
2016/01/27 19:51
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投稿者:tix - この投稿者のレビュー一覧を見る
玄上八絹さん、商業二作目の作品。
わんこシリーズとリンクしていて、
本作品の『きつね』はわんこシリーズの『犬』と同じ、
某研究所で細胞から人工的に作られた生命体である『人形』です。
主人公の凛を作った人形師(研究所員)・一水は
わんこシリーズでも出てきていました。
詳細は伏せますが、主人公は人工生命体ですから、設定から既に色々切ないです。
かなりの厚みがありますが、
「しもべと犬」のような独特の文体はほとんど見かけず、すらすら読めました。
電子書籍
想像と少し違ったかも。
2013/09/16 05:48
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投稿者:リリス - この投稿者のレビュー一覧を見る
本質はすごく素敵な一途愛なのですが、設定がやや難解なのが難点。なんだかよく分からないまま、話が着地した感じです。
メインは凜と颯太なのですが、個人的には鞘と征士郎の恋物語の方がミステリアスで気になるかも。
紙の本
当て馬が…
2018/09/30 21:01
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投稿者:沢田 - この投稿者のレビュー一覧を見る
凛と颯太のお互いを想う一途な気持ちはもちろん切なくて、どんでん返し的なハッピーエンドでよかったです。
でもどちらかというとその二人を見守り続けた征志郎の気持ちに同調してしてしまい、苦しくなりました。
征志郎×梢のラストはわかってはいるものの、そちらを読みたかったな。
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正直挿絵買い。
挿絵は凄くふんわりとしていて、可愛らしいです。
で、本編の方は設定的には物凄いツボだったんですが展開が残念な感じ。
もっと切ない方向にも持っていけたのになぁと思った。
切ないのを期待して買ったので、へこみました。
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もう、もう待ってました待ってました!!玄上さんの2冊目の作品です。デビュー作「篝火の塔、沈黙の唇」の近代もののお昼の奥様ドラマ並みの濃厚な世界観にヤラレた口なので、玄上さんの次の作品を首を長くして待っておりました。今回は現代ものですが、人外(きつね)が受けです。玄上さんの作品、ものすごく好きです。これも良いですよ!!
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きつね・・めちゃかわいいです(*ノωノ)
シリアス街道まっしぐら・・・なお話。
お狐様なので、和風なお話かと思いきや・・な。
この作者さん、シリアス美味しいよ!
閉じこもり主人公・・(ι゚ω゚)ィィ…
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【あらすじ】
満月の夜、神社の格子越しに美しい金色の「神様」を見て以来、神社に通う小学生の颯太。颯太が見たのは、「神」のレプリカ「きつね」だった。ある日、先代の跡を継ぐため社にやってきた「きつね」の凛は「神様」を呼ぶ颯太の声に我慢できず答えてしまう。やがて颯太と凛は心を通わせるようになる。存在すら知られてはいけない「きつね」と人間の恋の行方は…。
【感想】
征士郎(神主)に手作りの和菓子を強請る凛の可愛らしさに、ただもう撃沈 & 颯太の強運っぷりにひたすら脱帽。
先輩《きつね》の鞘と征士郎の詳しい話は番外編で読めます。こちらはもう切なくて切なくて…。泣かされました。最後のほうでは、ちょっと紫の上(『あさきゆめみし』バージョン)を連想したり。オススメです。
《わんこ》と主の五係シリーズ(『しもべと犬』『茨姫は犬の夢を見るか』)にも一水先生(人形師)によりリンクしています。
《オリジナル》の話も是非読みたいです!
【番外編】
『君棲む空に花びらの舞う』(同人誌)
『金の歳時記』(同人誌・未読)
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表紙の可愛らしさで玄上八絹の本を初めて購入。内容も可愛らしくて元気で1番のお気に入りになりました。でも鞘のことを想うと涙が・・・凛は長生きして欲しい!一水先生、頼んだよ!
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可愛いんだけれど、切なくてそして攻めの颯太の壮大な夢を長い間思い続けて叶えたっていうのがすごく素敵な純愛モノでした。 そこから出る事が出来ないし、自分の存在意義すらないような狐の凛をずっと欲してくれた、存在意義を与えてくれていたのは颯太ですからね。 神様でありクローンで狐の凛。詳しい事は全然知らないくせにそれでも凛だけを思い続けた、求め続けた颯太に拍手を送りたいですね。
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https://twitter.com/#!/saharaxxx1/status/179884126428610560
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キャラの心情がとても繊細に丁寧に書かれていて、颯太や凛の一途な思いがとても感動できます。ただ、丁寧に書かれている分、凛や鞘の苦しみや存在が物凄く痛くて個人的にしんどかったです。