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あっさり読める本です。ホントにいろんな「恋のかたち、愛のいろ」があるんだなーって思える本ですよwwいろんな作家による恋愛小説なんで、多岐に渡る切り口でそれがまた新鮮。この本の深みを増すってかんじ。全体的になんかとっても切なくなる。あの人の指のにおいをかいでみたくなった、ってのがすごく魅力的だったwwことばや言い回しが生き生きしてる本ですよ!
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タイトルどおり恋や愛について書かれた作品集。
女性作家の作品ばかりだからか、恋だけではなく、そこに女の友情があったり、母子の葛藤があったり。
恋愛小説と思わずに普通に読めた。
角田光代の小説はは何を読んでもすっと入っていける。
短編でも長編でも。
いつもその設定を身近に感じて、自分が体験した気分になれるのがいい。
ヴァシィ章絵の『号泣男と腹ペコ女』もなかなかよかった。
2時間ドラマにちょうどいい分量とストーリーだったな。
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原田マハさんが大好きでこの本を読んでみたけど、他の人の文章にも魅せられ、他の著者の本も読んでみようと思った。
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恋愛アンソロジー。
後半4人が良かった。
そんな偶然ないだろ、展開おかしいだろとつっこみつつも、何だか雰囲気が嫌いになれない、ヴァシィ章絵「号泣男と腹ペコ女」
言葉の表現が妙に面白くてそそる、朝倉かすみ「掛け星」
繋がりというものを強く感じさせる、角田光代「地上発、宇宙経由」。
特に「地上発、宇宙経由」は主人公が交代しつつ、物語が進んでいくという流れが軽快で良い。初めて角田光代が面白いと思った。
でも本当の私のツボは、原田マハ「ブルースマンに花束を」。主人公とブルースとの距離感や関係が絶妙。ほんのりと切なさが伝染する。ラストも◎
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唯川恵、畠中恵、ヴァシィ章絵、角田光代、小手鞠るい、原田マハ、朝倉かずみ
による恋愛短編小説集。表紙が格段に可愛いでしょ
面白かったのは畠中恵「苺が赤くなったら」
真生は恋人から「この苺が赤くなったら結婚しよう」と言われていたのだが、ルームシェアして一緒に暮らしている静音と明菜にも同じものが手渡されていたことが判明(p・Д・;)
3人はどう決着をつけるか話し合った結果、先に苺が赤くなった人が結婚することにしようと決め、それぞれに苺を大切に育てている。
白い花から実がなり、赤く熟していくはずのその苺は、白いままポタリと鉢の中に落ちてしまう。
よく調べてみると「アルペンイエロー」という名の決して実は赤くならない品種の苺だったのだ!
この話、3人の女性のやりとりばかりが語られていて、相手の修二は一向に登場しない。
3人とも赤くなるまで修二に会わずにいて、本当に結婚する気はあったのだろうか?
それよりも、あちこちに同じ甘い言葉を投げかけるような恋人と結婚して本当に幸せになれるのか?
どうも現実的に考えてしまう自分が哀しいな〜
とても共感できて、ちょっと苦い思いをするのは唯川恵「ごめん。」
那美は出世コースにのって今度ボストンへ転勤することになった。
社内恋愛の末結婚して専業主婦となっている智子から同期の連中を集めて歓送会をするからと提案があった。
その同期のなかにはかつて那美が結婚まで考えた渡部がいる。
渡部とは5年も付き合っていたのに、新入社員の受付嬢相手がよくなったと「ごめん。」の一言で捨てられてしまった。
その後、渡部はそれなりの仕事ぶりでいたのに、あるとき穀物取り引きのレートを間違えて発注して、会社に損害をあたえ、退職してしまった。
反して那美は出世コースへとどんどん登っていく。
かつて恋人同士だったころ、渡部の仕事をひそかに手伝っていたこともある那美にとって、休日出勤中などの人のいない社内で渡部のパソコンを立ち上げてレートの数字を書き換えることなど造作もないことだったのだ!
う〜ん、女って怖いな〜と思う反面、鮮やかな復讐に拍手喝采(●´∀`)ノ
でも、それでも那美の心は晴れないんだよね。。。
それも、わかる。
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有名女性作家達による短編集。
題名の通り、いろんな恋のかたちがあって、
それと同時にいろんな愛のいろがある。
どれも正解不正解はなくて、みんな本気の恋愛物語。
私は『ごめん。』が一番好きです。
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<内容>切ない雫のブルー、激しく燃える炎の赤、暖かくまるいオレンジ、残酷で尖った黒、無垢のまま溶けゆく雪の白……
恋愛には、ひとつひとつに、それぞれの色と形がある……。
あなたのいちばん大切な人は誰ですか?
人気女性作家7人が贈る、珠玉の恋愛アンソロジー。
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いろんな恋愛のアンソロジー。いろんな展開があるので飽きないですらすら読めます。初めて読む作家さんのお話も味わったことのない感覚だったので、アンソロジーとしておすすめの一冊。
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本を長らく読んでいなかったけれど(テストが続いて、現に今もテストが目前)、本を読むのってこんなに簡単なことだったな、と思い出させてくれた作品集。
こでまりさんの作品だけは、少し苦手だったけど、原田マハさんの本を読んでみようかと思う。
女性版、重松清。
唯川恵さんと、角田光代さんはそれぞれに、それぞれのよさがでた短編だったと思う。
角田さん、短編の方が得意なんじゃないかな?
装丁もめちゃかわいいし、よい本でした。
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好きな作家(畠中恵、角田光代)と全く知らない作家(原田マハ、ヴァシィ章絵、朝倉かすみ)がいたので興味本位で。
子手鞠るいはあいかわらずのコテコテ恋愛ものだったけど、原田マハや朝倉かずみはけっこう面白くて、本にも手を出してみようって思った。
角田光代の、携帯のメールを通じて、登場人物全員が実は繋がってるんだけど、誰もそれを知らなくて、最後まで誰も気づかないんだけど、でもやっぱりどこか変わっていく話が面白かった。
こてこてな感じのは1つくらいで後は結構変り種の恋愛モノだったから読みやすくて面白かった。
良い作家開拓にもなったかな。
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切ない雫のブルー、激しく燃える炎の赤、暖かくまるいオレンジ、残酷で尖った黒、無垢のまま溶けゆく雪の白……
恋愛には、ひとつひとつに、それぞれの色と形がある……。
人気女性作家7人による、珠玉の恋愛小説アンソロジー。
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2009.10
装丁がかわいい。
恋愛小説の短編集です。やはり、作者によって好き嫌いが分かれました。
この本で原田マハさんの作品に興味を持ちました。
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恋愛短編、7作品からなるオムニバス作品。
まず、断言せねばなりません。
私は唯川作品が大好物である。再確認したわ。
本作の1作品目。かなりヤバいです。まずは立ち読みを!
2作品目以降、小手鞠るい、畠中恵、原田ハマ・・・と続いて
7作品目、角田光代。初めまして。
お名前は存じ上げておりましたが、機会がありませんでした。
この人いいね。うんうん。
いっけん、サスペンスっぽいというか、恋愛小説っぽくない。
ただ、まとめかたはニンマリ系なんでね。他の作品も試してみたいと思います。
総評。オウニバス作品て、たいていごった返す感が否めない。
しかし本作は、いい意味で毛並みの異なる作品が、それぞれいい味だしてます。
おでん?凍えるこの季節、冷え切った体にいかがでしょうか。
大満足でした。ありがとうございます。
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7人の作者さんの中で、知っているのは一人だけ、という
まったくどういう人なのかも分からずに読んでみました。
畠中さんはともかく、角田さんは…読んだことある、ような??
不倫に浮気に普通やもしれない恋愛まで。
しかし不倫はともかく、自分を勘違いしてる男だけは
後が面倒で仕方がないです。
むしろ、ばれてないと思う男がすごい。
誰か好みの人はいないかな? とも思ったんですが
特に収穫なく…。
けれど楽しく読めましたw
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表紙が可愛くて、ひとのレビューみてからずっと
リストに積んでたので借りてみた。
唯川恵「ごめん。」元彼とNY転勤と。
小手鞠るい「星月夜」ビックガイ。ひと夏の同居話
畠中恵「苺が赤くなったら」女友達とうそつき男。
原田マハ「ブルースマンに花束を」新郎の父
ヴァシィ章絵「号泣男と腹ペコ女」
朝倉かすみ「掛け星」夕子さん
角田光代「地上発、宇宙経由」間違いメール
どれもよみやすかった!どれもけっこう好きー