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流星の絆 みんなのレビュー

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みんなのレビュー912件

みんなの評価4.0

評価内訳

912 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

最高の小説

2008/04/20 22:05

6人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:一愛 - この投稿者のレビュー一覧を見る

もう、最高としか言いようがないです。
本当に、とっても感動しました。

先が気になって、一日で読んでしまいました。
ドキドキしたり、切なくなったり、
苦い痛みをひきだしたり、応援したくなったり
心が揺れすぎて、読み終えてからもしばらく動けませんでした。

3兄妹のお互いを思い合う心。
父母を大切に思う心。
大切な人を思う心。

全てが絡み合って、真実へと導くストーリー。
とってもお勧めの本です。

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紙の本

さすが東野圭吾。読ませます。

2008/04/24 21:42

12人中、11人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:さあちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

 横須賀の小さな洋食屋「アリアケ」。功一・泰輔・静奈の兄弟はある日流星を見るために夜中にこっそりと家を抜け出す。しかし雨が降り出したためとぼとぼと帰った彼等を待っていたのは無惨な姿の両親だった。唯一犯人を目撃した泰輔の証言に基づき似顔絵が創られるが物証も乏しく捜査は難航する。途方にくれる弟妹を抱えて功一はこれからは自分が守っていくことを強く誓う。
 それから14年。社会に出た3人はいつしか生きていく為に詐欺を繰り返すようになる。計画は功一が考え実行するのは泰輔と静奈。チームワークは完璧である。しかしいつまでも弟妹達にこんな暮らしをさせるわけにはいかない。功一は最後の仕事としてある洋食チェーンの御曹司戸神行成をターゲットに選ぶ。仕掛けは順調と思われたが偶然目撃した行成の父親の姿が彼等の運命を変えてしまう。「あいつが犯人だ」興奮する泰輔。半信半疑だった功一はその洋食チェーンの看板メニューであるハヤシライスを食べてそれが父親の味と同じであることを確信する。「あいつは両親の仇だ」時効間近な両親の事件の犯人として警察に逮捕されるようにと3人は罠を仕掛けていく。そんな中一人静奈だけは複雑な感情に揺れ動いていた。確かに憎い仇。でも息子は関係ない。そんな妹の感情を察して悩む兄達。そして事態は意外な方向へと進んでいく・・・
 一気に読みました。とにかく上手い。読者を飽きさせずにぐいぐい引っ張っていきます。何気ないシーンにも伏線が張られておりラストまで気が抜けません。意外性もあり推理小説としても勿論ですが色々な愛が詰まった作品になってます。満足出来る一冊だと思います。

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紙の本

三ツ星でなくても流星三つのハヤシライス

2008/10/28 09:13

7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:空蝉 - この投稿者のレビュー一覧を見る

この物語は特別凝った技巧やトリックがあるわけでも、猟奇的な殺人があるわけでもない。いわゆる「驚くべき」と展開はなく、おそらくこうなるであろうと予想のつく結末に辿り着くのではないだろうか。
しかしだからこそどこか懐かしく、わかりやすく、共感してしまいやすいのかもしれない・・・作中の人物に真正の悪人はおらず、誰も彼もがやむをえない事情を抱え、いくつかの偶然に引き寄せられるようにして当事者たちが縁り合わさっていく。
そう、東野作品の多くはいわゆるご都合主義の偶然の上に成り立っている。しかしそれを差し置いてもドラマチックな展開に読者を引き入れ飽きず読ませてしまうのはやはり卓越した持ち味と言うべきだろう。

いわゆる町の洋食屋で腕を振う父が作り出したハヤシライス、そしてそのレシピノートがこの物語のキーワードだ。
絶品のその味は父母が殺害されたことによって封印されるが、兄弟妹の絆となり思い出となり、唯一無二の味、のはずだった。
世間の荒波にもまれ騙され、しかし彼ら兄弟妹は逆に詐欺で荒稼ぎして生きてきたが、ターゲットの男(大手チェーン洋食店社長の息子)が新しくOPENさせようとする洋食店のハヤシライスの味は、紛れもなく父のモノ。
彼の父の顔をみて犯人だと証言し煮えたぎる弟、憎むべき殺人者の息子を次第に愛し始めて苦悩する妹、兄として息子として背負い込み奔走する長男。そして、次第に明らかになる父の実体。
テーマとしてはありがちなロミオとジュリエット的な悲劇モノであり、兄弟家族モノであり、軽いエンタメのノリでするりと読めるミステリーだ。特に凝った趣向も仕掛けもない、と思う。
だから本格ミステリーや細かい薀蓄、トリックを楽しみたいのなら他をあたったほうがよい(笑)そのかわり、誰一人として悪意を持った人間がいない、優しく温かなドラマがここにはある。
少子化な上に格差社会。血の繋がった家族でもふとしたことで殺人事件に発展してしまうこんな世の中。それでも兄弟妹の絆と誓いと父母への思い出が交錯する優しいこの物語が、ドラマ化し多くの人の目に留まることはきっと意味があるに違いない。
唯一つ、ラストのしめ方には甘さがある。辛口のミステリー愛読者には納得いかないかも知れない、けれどそれこそご都合主義の東野作品の心地よさなんだと、少し緩めて物語を楽しんでみてはいかがだろうか。

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紙の本

家族愛

2008/05/29 22:10

8人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:kumataro - この投稿者のレビュー一覧を見る

流星の絆 東野圭吾 講談社

 功(小6)、泰輔(小4)、静奈(小1)の3きょうだいが、被害者としてかつ加害者として活躍する小説です。「ホームレス中学生」田村裕著のきょうだいたちを思い出しました。
 舞台は横須賀市から横浜市へと移っていきます。出だしの殺人事件発生はショッキングです。毒には毒をもって制するということわざどおりの展開です。心理戦のやりとりが続く。作者の人間観察眼があまりにも的確なところが嫌味でもあります。わたしは、戸神政行の妻があやしいと推測しました。
 482ページの長文でありながらこの読みやすさはどうしてだろう。すらすらと読み進んでいく。刑事コロンボで、意図的に相手の指紋を絵画につけさせる場面があった。同様の手法をとると判断できた。シー(静奈)のだました相手も動くだろう。推理記述では作者の自問自答が繰り返される。そうしながら読者を欺(あざむ)く手法と捉(とら)えました。
 物語からははずれるのですが、作者はなぜ九州の「有明海」を知っているのか。わたしにとって、そこが作者に関する秘密のベールに包まれています。
 この本は今年になって突如勃発した27年前の「ロス疑惑」三浦和義事件の予言書のようでもあります。403ページ付近の高山久伸と戸神行成のバッティングは奇想天外です。ちょっとありえない。それにしても行成はいい男(ヤツ)です。犯人探しの結末はすごい展開になってしまいました。
 そして後半、なんだか作者に振り回されました。

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2008/02/23 03:34

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2008/03/05 23:55

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2008/03/08 16:31

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2008/03/09 23:19

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2008/03/12 10:54

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2008/03/16 16:13

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2008/03/18 14:56

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2008/03/18 23:22

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2008/03/21 08:36

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2008/03/22 09:00

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2008/03/23 12:02

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