紙の本
もう、ありふれた生活とは言えないですね。
2008/08/03 23:54
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みなとかずあき - この投稿者のレビュー一覧を見る
朝日新聞に、もう8年も連載されているそうだ。
単行本化されたのも6冊目になり、主に2006年度に新聞連載された分が集められています。この当時の三谷幸喜の仕事は舞台が多く、その1つ「コンフィダント・絆」の出演者4人(中井貴一、寺脇康文、相島一之、生瀬勝久)のインタビューも収められています。もっとも、インタビューはエッセイだけではページ数が足りないので入れてあるという感じもありますが。
なので収められている話も、「THE有頂天ホテル」のDVD特典映像に出演した話や、CM出演、市川崑監督の「犬神家の一族」出演、上記舞台の話が目立ちます。特に三谷自身が映像メディアに多く登場していた1年だったようです(と、三谷自身が「なんだか「出演」の多い年」と題したエッセイにしていますが)。
それはそれでいわゆる舞台裏、楽屋話みたいで面白いのですが、このエッセイの本来の面白さは三谷幸喜の本当(?)の日常話にあるのだと、個人的には思います。この6冊目に収められているものとしては、「久しぶりに妻と向かい合って」「何が変わった?模様替え」「掻き揚げに心安らぎ、胸痛み」「妻の訴え、まさか僕がいびきを!?」「パソコンゲーム、目下十七連敗」「いびき防止にあの手この手」「キーがない!変換しない!」「お好み焼屋で達人を発見」「老猫を連れて病院に急行」「病気の老猫、ニヒルに復活」「今は何年?彼女の名は?」「青春の「粗食」の味、再び」といったところが「ありふれた生活」のように思います。こうやって並べてみると、タイトルを見るだけでも何となく日常が見えてくるようですね。三谷幸喜とは全く知り合いでもありませんし、個人的な事情を知るわけもないのですが、これらのエッセイを読むとなんだか身近な人に思えてきます。何だか自分にも起きそうな出来事なんですよね。
こんな調子のエッセイを続けてくれる限り、読み続けていこうと思えてきます。
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コンフィダント・絆の開演直前まで。6巻はそれに尽きる。
(他、何が入ってたのか覚えてないくらいコンフィダント好きすぎ)
どの辺まで入るのかな。例の2007年3月28日付けのエッセイは入っているのかな??? (そこまで入ってます)
と思って、発売前に探りに行ったら、
「相島一之・寺脇康文・中井貴一・生瀬勝久 特別インタビューも収録」
とか書いてあって、即死しそうになったけど回避。
ちなみに、12月付けでの、相島さんをちょっこり誉めてたエッセイが、夕刊に掲載された日は、12月なのに半袖で歩けそうなくらい(関東)な異常気象だった。
三谷さん、相さんを誉めるなんて、慣れないことするから…。
インタビューは、あれだ。相さんへの一言がヒドイ。
しかしそれでこそツンデレ三谷さん!趣味は相島イジメを公言してはばからない三谷さん!
7巻発売後、6巻7巻をもう1冊ずつ買って、分解して製本し直して、コンフィダントエッセイとして1冊にすれば個人的に完璧♪
コンフィダント関係の、雑誌・新聞記事も、カラーコピーして大きさ整えて1冊にして、常に携帯してあるくのはどうだろう。
単なる気持ち悪い人の完成?
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朝日新聞で連載されているエッセイの第6弾。
朝日新聞を購読していないので、リアルタイムで映画・舞台の裏話が読めないのが残念。
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『いらつく二人』と同時期のエッセイも載っていた。
〔図書館・初読・20/4/12読了〕
【図書館・再読・21/12/11読了】
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「・・・ありふれた生活」の6〜映画「有頂天倶楽部」が完成し,PVで特殊メークで40歳老けて大満足。CM出演やら市川昆の犬神家にちょい役で出たりして,ちょっとした役者気分だが,役者は素人同然だと再認識した。舞台「コンフィダント・絆」出演者に三谷幸喜の印象・エピソードを尋ねる〜随分昔という印象が強い。あ・読んだ! これも・読んだ! というものばかりなのは,夕刊をとっていた昨年末までに新聞に連載されたモノだからだ。これからは,新鮮な気分で読めるかも知れないが,彼のTVへの露出が多くなると,随分昔の話だ・・・という気持ちが湧いてくるだろう。或いは,あの時の彼はこうだったのかと感心するかも知れない
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朝日新聞連載の第6弾。和田誠の絵が好きなので借りていますが、読み物としては…。2008年は「ザ・マジックアワー」を監督してメディア露出が多いので、それでおなかいっぱいな感じです。図書館予約数は65(08/06/14現在)です。
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今回は「マジックアワー」を撮っている時に書かれたエッセイです。
読む前に嫌というほど映画宣伝のためテレビに出ていました。
本を読むと、テレビでの三谷さんのプラスアルファな部分がわかって、ますます三谷さんフリークになります。
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三谷さん好きです。
このシリーズは、どれを読んでどれが未読なんだかもうよく分かりません。
相島さんへのインタビューが載っていて楽しかった。
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三谷さんのエッセイ好きです、笑えます。三谷さんの「恐れを知らぬ川上音二郎一座」観に行ったので、今回はそのあたりの舞台裏の話が特に興味深かったです。
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また一気に読んでしまった。一度三谷さんの演劇を観に行きたくなった。最後のみんなへのインタビューは新鮮だった。
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朝日新聞での連載を単行本化したこのシリーズ。
連載が始まってからもう8年になるんだそう。
大学生の頃に一冊目を読んで、読みやすい文体とテレビや映画の制作の過程を身近に知れて、すっかりはまってしまったシリーズ。
そして中でも、三谷幸喜が描く「日常生活をおくってる三谷幸喜」の面白さ。
映画や舞台に興味のある方、脚本家の非日常っぽい日常を知りたい方にはお勧めの一冊★
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ほんとに露出が増えてきていて、まさに役者気取りだよなあ、このひと。
また、テレビドラマ脚本を書いてほしいです。
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芝居の役者さんたちから見た、三谷幸喜像というのが、
それぞれでとても興味深い。
やっぱり、奥さんと二人、似たもの夫婦なんだな~。
するべくして結婚したんだなあ~、と思う。
毎回、挿絵も楽しみ。
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大好きな三谷幸喜のエッセイ。自虐的な文章が多いエッセイですが、中でも今作は役者としての各方面での露出について、おもしろおかしく書かれています。
やっぱりこの人のエッセイはおもしろいなぁ。
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広瀬香美を無理して歌うのも面白いからなのかと納得(?)
プラモデル的料理なら私にもできるんじゃないかと思う。
最後に他の人から見た三谷さんについてのインタビューがある。
あんなエッセイ書いておいて、やっぱすごい人なんだよなと思わせられた。