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狐火の家 みんなのレビュー

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みんなのレビュー153件

みんなの評価3.1

評価内訳

151 件中 1 件~ 15 件を表示

紙の本

☆防犯探偵榎本の推理☆

2024/04/28 00:42

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ACE - この投稿者のレビュー一覧を見る

【狐火の家】
長野県の旧家で、中学3年の長女が殺害されるという事件が発生。突き飛ばされた際に柱に頭をぶつけ、脳内出血を起こしたのが死因と思われた。
現場は、築100年は経つ古い日本家屋。玄関には内側から鍵がかけられ、完全な密室状態だったことから、セオリー通り、第一発見者の父が容疑者となる。
調査をしていくうちに、周辺からは西野家を出ていった長男の猛の仕業ではないかと囁かれるが、彼の姿はどこにも見当たらない。
まるで発光している本体とは別の場所に現れる《狐火》だという言葉から、事件の意外な真相が見えてくる。

【黒い牙】
蜘蛛愛好家の桑島雄司は、猛毒を持つ蜘蛛に噛まれて亡くなってしまう。扱いには慣れているはずなのに、何故こんなことになったのか?
青砥は、蜘蛛への恐怖を抱きながらも調査を進める。状況からして、美香(桑島の妻で、蜘蛛が大嫌い)と古溝(桑島の友人で、同じく蜘蛛愛好家)のどちらかが意図的に桑島が蜘蛛に噛まれるよう仕組んだ可能性がある。が、現場はまたしても密室で、このままでは犯行方法が分からない。
青砥は再び榎本の手を借り、謎に挑む。

【盤端の迷宮】
将来を有望視されている棋士の竹脇が何者かによって刺殺されているのが発見された。現場は密室であることから、警察の鴻野に呼ばれて榎本が調査に乗り出す。
竹脇は、亡くなる前に青砥の弁護士事務所に電話していたことが分かっており、現場はやはり密室だった。
またしても榎本と青砥は2人で密室の謎に挑むことに。
謎を解くヒントは《将棋》にあり!

【犬のみぞ知る】
松本さやかの依頼で、青砥は、彼女の所属する劇団の座長が殺害された事件に首を突っ込むことになった。
事件当時、アリバイのない劇団員は3人いたが、依頼人の松本を含め複数の劇団員が、看板俳優の飛鳥寺鳳也が犯人だと断言する。
事件現場を整理すると、亡くなった座長の家には《呑龍号》というよく吠える犬が飼われているのだが、事件当時は吠えておらず、ある意味で密室状態となっていた。
皆の期待がのしかかる中、青砥はやはり1人では解決できず、頼みの綱として榎本を呼び出し、事件解決に挑む。

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紙の本

なんだか前作のときのほうが、探偵コンビ、若々しく明るかったような気が。あれから、4年経った?それって小説の中のことじゃないと思うんですが

2008/07/30 19:56

2人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

貴志祐介『新世界より』(講談社2008)の出版案内を見た時、おお、貴志祐介の作品が久しぶりに出る、しかも上下本だ、なんて喜んでいるときに飛び込んできたのが、『狐火の家』出版のニュース。タイトルだけ見れば『黒い家』を連想させ、ホラー風ですが、これがあの傑作『硝子のハンマー』に続く本格ミステリというのですから、よかった。

で、装画は私がお気に入りの水口理恵子、装丁は何故かこの人だけいつも署名入りみたいな扱いの高柳雅人(角川書店装丁室)。ま、造本は当たり前のものですが、水口の仕事はいつもいい。いつか個展を覗いてみたいと思ってます。帯の言葉を見てみれば

密室=不可能犯罪の原点に
戻り ホラー、サスペンスなど、
バラエティ豊かな中短編集に
           なりました。
          貴志祐介

となっていて、Webで角川書店のHPをチェックしてみれば

本職は泥棒?防犯探偵が暴く四つの密室

長野県の農村で殺人事件が発生。家族が出かけている間に、一人残った中学生の娘が自宅で殺害されたのだ。現場は完全な密室状態。「硝子のハンマー」でおなじみの女弁護士と防犯探偵が密室の謎を暴く!

弁護士 純子と防犯探偵 榎本が活躍する『硝子のハンマー』シリーズ第二弾!

『硝子のハンマー』(日本推理作家協会賞)から4年。弁護士純子&防犯探偵榎本堂々のカムバック

ますますヒートアップ!ちょっぴりファニーなコンビが4つの密室に挑む傑作ミステリ
青砥純子・・・・・・本邦初!密室専門(?)の天然系女性刑事弁護士
榎本径・・・・・・・・・ナゾの防犯ショップ店長(本職は泥棒とも)
こんな密室を待っていた。

だそうです。「こんな密室を待っていた。」ですか。なんだか講談社BOX『刀語』の謳い文句「西尾維新が挑む時代活劇!こんな物語を待っていた!!」に似ていて気分悪いんですけど。でも、もう4年になるんですね、『硝子のハンマー』が出て。もしかして今回の本まで新刊なかった?関係ないですけど、食べていけるんでしょうか、気になります・・・

閑話休題。早速各話の初出と内容紹介。

◆狐火の家(「野生時代」2005年11月号):松本市内の親戚の家から一足先に帰った中学生の愛実が殺された。その家をたまたま見ていた向かいの家の主婦は、だれも怪しい人間は出入りしていないという・・・

◆黒い牙(「野生時代」2007年2月号):密室で事故死した夫が残した生き物を全て譲り受けたいという市の職員と、夫を失ったばかりの未亡人の言うことは正反対、果たして死の原因は・・・

◆盤端の迷宮(「野生時代」2007年11月号):美貌の女流棋士のフィアンセが殺された。しかもチェーンの掛かったホテルの部屋で。天才ゆえに敵も多かった男は・・・

◆犬のみぞ知るDog knows(書き下ろし):劇団の主宰者が殺された。絶世の美女、空前の依頼人は簡単に犯人を指摘するが、彼には犬という強力な味方が・・・

なんていうか、よく纏まっているんですが『硝子のハンマー』ほどの爽やかさを感じないんです。榎本はいいです。問題は青砥純子。こんなにウザイ存在でしたっけ。もっと素直だった気がするんですけど。特に、榎本を事件に絡めていく、そのやり方がスマートじゃない。ファニーという狙いはいいんですが、貴志ってけっしてユーモアが滲み出るタイプの作家じゃないんです。だから無理を感じる。

短篇ではなく長編にしたほうが良かったし、短篇であれば新しい主人公で良かったんじゃないか、そう思います。そうであれば先入観なく読めたはず。4年も経ったら無理に登場人物をカムバックさせる理由はないんです。戦略のミスとはいいませんが、それに近かったんじゃないでしょうか。勿体無い・・・

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2008/04/22 21:25

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2008/04/03 23:56

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2008/07/05 21:37

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2008/07/08 17:49

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2008/08/22 23:27

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2008/08/25 09:40

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2008/09/05 21:20

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2008/10/29 07:21

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2008/11/09 21:57

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2008/11/24 17:14

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2008/12/05 08:29

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2009/03/23 18:20

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2008/12/15 21:27

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