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ソウル・ミュージックについて、その歴史と魅力について語った入門書。1989年新潮社刊を全面的に改訂増補した新版。
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音楽って実は、そのジャンルの歴史をたどっていって、改めて聴いてみないとその本質を理解できないってことばかりです。ソウルなんてまさにそうで、ロックと比べても、根はとても深い。けどそんなのどうやって掘り下げていくんだよ?って時、この本が最高に役立ちます。
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ソウル・ミュージックの隆盛を体系的に語った名著。音楽オタク的な話に埋没せず、当時の時代背景など語られており、一段深い音楽の楽しみ方を教わった。
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一つの大きな音楽の一大支流についてこれほどの精密さはないと言えるほど、実によくソウルミュよく解説してくださっています
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黒人音楽の歴史をざっと俯瞰できるし、文章も分かりやすくてよい。でもその分薄味なのかも。ものの2時間弱で読めます。
バラカンさんの好みもわりと偏っていて、ヒップホップは好きくない、ジミヘンはああいう音楽をやる人間はなかなか長生きできないとバッサリ。しかし、マーヴィン・ゲイがあのソフトな声で社会派だったとは…目からウロコもちらほら。
当時と今では聞こえ方にギャップはあるのだろうけれど、いくつか聞いてみたいアルバムもあったので、聞いてみたいと思った。さくっと読めるよい本でした。
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帯に「みんなこれでソウルを知った」みたいに書いてあるがまさにそんな感じです。これからソウルを聴いてみようという人はこの本から入ればいいと思う。
ある程度こういう音楽に詳しい人も楽しく読めます。
影響を受けて最近はマーヴィン・ゲイばかり聴いています。
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全体としてはバラカンのかなり狭い趣味を反映した月並な黒人音楽の紹介。この世代のイギリスの中産階級から見るとこういう感じってことなんだろう。でも一応そういう階級意識もかなり自覚してる。黒人と白人の距離感とか、イギリスから見たアメリカ各地の地方差とか、そういうについての意識はかなり屈折していて興味深い。ディスコはゲイと黒人といったマイノリティーのためのバーから発展したとかって話が初耳だった。なるほど。
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2008年初版ですが、1989年版を改訂増補したものです。読みやすく、なんとなく捉えていたソウルの歴史を、系統だった整理できた。バラカンさん「魂」の一冊。CDガイドも充実。Spotifyで追っかけています。2019年に、「新版 魂(ソウル)のゆくえ」が出版されています。