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さて、気味が悪い怖い無理最後まで読めないと思わずに読了してしまった人は何人いるだろうか。少なくとも自分は笑みを浮かべながらこの物語に浸るような人物とは絶対に関わり合いたくない。まる。いつだって狂気に満ち溢れているのは知っていたけれど今回のは取り分け強烈だったように思う。やっぱり××くんはちゃんと事件の真相を知っていたわけで。まーちゃんとみーくんを取り戻すことしか考えていないわけで。
なぁんか一方的にゆずゆずが可哀想だ。少なくとも××くんは君の事なんてどうとも想ってはいないのに。
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大江家の監禁?誘拐?殺人事件も遂に完結。動機がイマイチ不十分な気もしたが、まぁこの作品だからそれもアリだろう。結局誰が被害者で誰が加害者だったのか…。さて、今後、若干の矛盾を抱えながらみーくんとまーちゃんはどうなるだろう?恐らく、外界的に存在意義の気迫だった”ぼく”が『みーくん』である事が今の彼の存在理由のよりどころであるだろうから、何とか四方八方して自分をキープして頂きたい所存。そして、ゆずゆずの出る幕は?湯女の活躍の場は?是非、もう一度会える事を願ってます。
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4巻からの続き。
回想部分から入ったりしております。
本当の『みーくん』との幼少期の回想も入っている。
気が付くと両腕が折れていて使い物にならない現みーくん。
どうやら地下室に・・・『あの』地下室に入れられている様子。
どうにかこうにか『お手伝いさん:菜種』と鉢合わせ、皆が集合している場所へ。
そして真相は語られる。
『うそつき みーくん』によって。
みーくんと同級生伏見の必死の逃走。湯女と茜の逃走。
犯人の菜種には決して出られない状況。
結果、みーくんはまーちゃんを再インストールし、みーくんはみーくんと呼ばれるに至る。
その時に、不意に涙目になる自分。
過去、その惨殺現場になった屋敷を買い取り、惨殺現場と同じ状況を作り上げ、同じストーリーをしたかった…
そんな ばかげた話 を作るためだけに 寄せ集めた家族。
いや、家族ごっこ。
再度巻き込まれているみーくんに非常に悲しみを覚える。
みーくんがみーくんとして再認識されてホッとした自分。
その後が気になる。
何しろ 進級してクラス別 になったから・・・
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と、前編はだらだらと読んでいましたが、この後編、特に探偵が全員を集めて謎を解いてみせた…その後が面白かったです。
謎解きの「そのあと」があるだけでちょっとびっくり。
やかた物ひとつ書くにしても、今はいろいろ工夫しないとダメだから大変だなあと思いました。
…ってなんだか子供の作文のようになってしまいました。
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困りすぎて、「ありがとう」ぐらいしか思いつかなかった。
僕が脆弱なことを、伏見は笑わなかったから。
(P.205)
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いつも思うんですが作者さんは想像を遥か上に行く発想でおもしろい。
何でみーくんもゆずゆずも食べなくていいんだろうと思ったら、人肉でした。なんて・・・!
これから話を進めていく中で「この主人公は人肉を食べた。」っていう評価にしないよう、食べることだけは避けたんでしょうか。
それにしてもゆずゆずもみーくんも、よく餓死しなかったな・・・。
最終的にわからなかった、耕造さんの無職の原因が気になりますね。
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みーまーを一読して、印象が最も強く残った巻でした
現実としてなかなかありえない状況(あったらマジで嫌だ)から気持ちよく展開するギャップが大きかった
麻酔無しで手術を受けて「いだいいだいたい痛いいたいいたいいい」ってなった後に痛みがすっかり取れ爽快感が訪れて「痛みざまぁwww」ってなった気持ちを思い出します(なんのこっちゃ)
ゆずゆずのかわゆさが際立っている巻でよかったです
非日常的な状況も1つの日常として受け入れていく(のかな、たまに壊れるけどそこがまたいいスパイスになってr)みーくんの価値観がおもしろいところ
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2011 6/30読了。WonderGooで購入。
4巻から続くクローズド・サークルもの・・・から一転、極限状態小説みたいなのりになっていく巻。
ゆずゆずは最後どうなるのかと思ったが案外に平和で安心した・・・いや、まーちゃんも復活してみーくんが自分を取り戻した以上、かえってこの先危ういのかも知れないけど。
あとまーちゃんの口調は癖になるですな。
『人類は衰退しました』の妖精さんに通じる口調であるが、なんで良く思えるのかは検討の価値があるやもですな。
・・・自分でやると思いのほかうざいな・・・
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――まーちゃんを元に戻すため元実家である現大江家に訪れたもののクローズド・サークルで脱出不可継続中。そろそろまーちゃんが恋しいかもしれない。大江家編完結の第五巻。――
密室殺人に終止符を打つ第五巻です。納得いく推理展開には話が綺麗にまとまった印象を受けました。文章は相変わらずの入間節ですが、改めて女性を魅力的に描くのが上手だと感じました。伏見や湯女などタイプの違う女性を美しく表現しています。久しぶりにまーちゃんの姿も見れますので、是非読んでみてください。
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殺人事件解決しました。おめでとうございます。心から×××いたします。さあ、嘘をついて××を殺して下さい。カニバ×××は暴走してもOKですよ。部長は××。生き残った人々は××。すごいね。うん。全然。うん。嘘だけど。前半には続かない。
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欲望と倫理と回帰の話。大江家編後編。例によって新参者と退場者の人数に大差がない。極限状態におかれた人間たちがかつての仲間たちを貪るというのはホラーではよく目にする趣向だケド犬歯を剥き出しにして動物的な本能のままに襲い掛かるパターンが殆どなのに対し、彼女の場合は目の前にぶら下がった餌をじぃっと睨め付けているような不快さがあって余計に不気味だった。中学時代の俺がたいそう好きそうなので逆タイムカプセルでも開発された暁には手元に郵送してあげたい・・・あっ、嘘だけど
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#novel
2〜5巻読了。
過去の凄惨な事件で、タイトル通りの精神状態にされてしまった二人が主人公。
1巻読了時はダークなサイコホラー的な雰囲気が強かったのですが、わりとまともな結構を持つ探偵小説でもあるのだな、と。中禅寺も榎木津も木場もいない、そして薀蓄もない京極堂シリーズ。いるのは関口くんと狂気の犯罪者+可愛い女の子、と言った感。
元来探偵は犯罪者と表裏紙一重の存在。そういう意味でも、嘘つきみーくんと毎巻現れるイッてしまった犯罪者的サブ主人公たちの関係にその類型が見られるか。
同時に、精神にとてつもない傷を追った人間が、いかにして再生するか。いやできるのか。という命題もあり。ただの巫山戯たハイテンション会話劇だけでは終わらない作品であるなと。
誰だってトラウマの一つや二つありますし。自信を持って自分は真っ当で、絶対に狂っていない。と断言できるものでもないですし…断言してからが狂気の始まりです(笑
・入間人間「嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん」2〜5巻読了。
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監禁されたみーくんがさらに幽閉されてしまいます。
5巻は解決編というところですね。
犯人はそれなりに複数居て、犠牲者なんかもそこそこいて、でも、一番の殺人犯ってのがあの人とはね。
全然予想外でしたよ。
そして、4,5巻で出てくる大江家はあることを再現していたと…。
ミステリーっぽいんだけど、大事なヒントが出てこないってところで、結局はサイコホラーなんでしょうね。
非常に面白くて一気に読んでしまいました。
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犯人は予想外だった。
みーくんがなぜ湯女と茜に脱出口を教えたか分からなかった。
にしても、まーちゃん修理できてよかったぁぁ~ww
ところで、湯女と茜はどこでどうやって暮らしてるんだろ?
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まさかの前巻からの続き、「大江一族密室殺人事件編」でございます。
とうとうマユが一切出てきません。
てゆうかみーくんも出てきません。
嘘嘘。
前回よりさーらーに名探偵コ○ンみたいになるみーくん。
サッカーボールで犯人もイチコロ☆
その隣にはすっかり空手の達人で頭に角が生えたゆずゆず。
みーくんが元の体に戻れる日は来るのか!!
え?
もちろんほとんど嘘ですよ。