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ふしぎなナイフ みんなのレビュー
- 中村 牧江 (さく), 林 健造 (さく), 福田 隆義 (え)
- 税込価格:1,100円(10pt)
- 出版社:福音館書店
- 発売日:1997/02/01
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絵本
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紙の本
固定観念、既成概念が吹き飛ぶ快感心憎い演出と共におもいきり楽しめます
2003/07/23 06:32
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆうたのーと - この投稿者のレビュー一覧を見る
固定観念や既成概念が見事に吹き飛ぶ、不思議でなんといってもおもしろい絵本です。
木目のテーブルに置かれたナイフ。まるで本物のようなリアルな絵です。
ここでは「いつものあなたの知っているナイフですよ」と、堂々と主張しているようです。まるで「種も仕掛けもありません」と言っているみたい。
本文では背景は白。ナイフは2ページにまたがって、真ん中に描かれています。この配置が素晴らしい!
ふしぎなナイフが「まがる」、ナイフの変化は黄色い囲みで記されています。
我が家ではその変化にあわせて「ぐりゃり」「くねくね」「ぱきん」「ぱりん」「じゅわぁ〜」と音を出して大笑い。さらに「ふしぎなナイフが」と続いて、ますます不思議さはグレードアップ。
「きれる」(ナイフは切るものなのに!)「ほどける」(ステンレスの糸? えっ?)「ちぎれる」(紙みたい!)「ちらばる」(「わぁーっ」と子どもたち大喜び)盛り上がりが頂点に達したところで、さらに続くのです。ホップ、ステップ、ジャンプ式の展開です。
「ふしぎなナイフが」と仕切りなおし。この仕切りなおしのタイミングも絶妙、「次はなに、なに?」とはやる心に一息つかせて、わくわく感がますます高まります。
「のびて」今度の囲みはピンク色。いち、に、さん、それっ!と一気に加速します。
最後にことばがないのも心憎い演出です。
ナイフというと、切るもの、硬いもの、ステンレス製で、持った感じはこんな風で…と、大人になるほど、既成概念ができてきます。それが経験を積むということ。悪いことではないのでしょうが、このような絵本で、そういった固定観念を一気に吹き飛ばしてもらうのも、爽快です。
地元の親子読書会に参加し、そこで読まれた本です。わたしも初めて知りました。
4歳の長男はいつも二男と遊んでばかりで、絵本を読むのは聞いているの?という感じでしたが、この本には釘付け。即、購入を決めました。
息子たちはことばにあわせて本をたたくので、すっかり痛みが激しくなってしまいましたが、みんなでおもいきり楽しめる、愛着のある一冊です。
紙の本
息子に「ねえママ、ねじれて!」といわしめた本。ママは、ねじれられません。
2003/04/12 22:38
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投稿者:とじまき - この投稿者のレビュー一覧を見る
息子2歳10ヶ月の反応が、★いつつ。
購入決定。743円(税別)
この価格でこれだけシツコク楽しめるなら安いと思う!
見開き、まっしろなページに、ナイフがひとつ。
ページをめくる度に、形がかわる、動きがある、不思議なナイフ。
まがったり、ねじれたり、切れたり、ちらばったり、のびたり、縮んだり、ふくらんだり。
そして…。
この展開に、子どもの目は釘付け。
自由な発想に、大人も楽しめる。
最後の絵には言葉がないのだけれど、口をついて出てくるから大丈夫。
うちの息子も「××っちゃった…」と嬉しそうに言ってくれる。毎度毎度。
絵も、文(というか単語?)も展開もシンプルきわまりない、お話。
なのに「めっかい、めっかい」コールがすごくてびっくり。
今日は散歩中に「すべりだいが、ねじれる!」とアレンジして楽しんでいた息子であった。
外国の方にプレゼントしてもおもしろそう。それこそ、こどもにもおとなにも。
多数を対象にした読み聴かせでもよさそう。
最近は「ねじれる」「ねじれて!」「まがる」「まがって!」とお願いされる。できんちゅーの。
紙の本
絵だからこそできる表現
2022/11/06 20:37
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投稿者:けんけん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ナイフの変わり方(壊れ方)を通して、本当はこんなことになるはずないのに・・・の世界に誘われていく楽しい絵本です。
紙の本
洗練された絵本
2020/10/30 18:24
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投稿者:どらやき - この投稿者のレビュー一覧を見る
雑誌で紹介されていて、子供よりも、自分の方が夢中になってしまった絵本です。
内容が洗練されていて、余計な言葉が無く、ナイフの変化に見惚れてしまいます。
紙の本
小さな子供が興味をもてます。
2017/04/14 16:53
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投稿者:たこ助 - この投稿者のレビュー一覧を見る
図書館で借りて幼稚園で読んだら、子供たちに喜んでもらえました。年少にいいと思います。プレゼントように買いました。
紙の本
ホントにふしぎだった
2016/11/15 11:40
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投稿者:coco - この投稿者のレビュー一覧を見る
何の変哲もない、よくあるステンレスのナイフ。登場するのはこれだけ。
ステンレスは硬い。
そんなカチコチの既成概念をほぐしてくれます。
そして、物体はなぜ硬かったり、柔らかかったりするのか?
さまざまな問いにも発展していけば、もっと楽しめる絵本。
紙の本
オススメです!
2016/10/09 09:43
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投稿者:読書好き - この投稿者のレビュー一覧を見る
小児科で療育を担当している友人が持っていたのを見て、小さな子どものいる友人にプレゼントしました。シンプルな内容ですが、奇想天外!大人にも子どもにも大受けすること請け合いです。お値段的にもお財布にやさしいので、ちょっとした贈り物にぴったりと思います。
紙の本
意外に良い!凄く良い!!
2016/03/24 20:11
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投稿者:咲耶子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ポツンと描かれた普通のナイフ。普通って言っても絵は凄くキレイなんだけど。
このナイフがページをめくるとどんどん変化していきます。
曲がる、溶ける、ちぎれる・・・んー凄い。
ありえないし、淡々としてるんだけど、何だか凄く良いです。
紙の本
子どもから大人まで!
2004/01/14 19:27
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投稿者:bochibochi - この投稿者のレビュー一覧を見る
絵本って子どものものだと思っていたら大間違い。
シンプルでこれほど楽しめる本はあまりないでしょう。
ページをめくるごと、題名通りとにかくふ・し・ぎ。
(個人的な話ですが、私はこの絵本に出会い、絵本集めが趣味となりました。)
よみきかせをしていても、子どもによって反応がまちまちで、
単純に喜ぶ子、じっと見つめて絵と言葉を確認する子、怖がってお母さんの後ろに隠れる子もいて、本当に面白いです。
最後のナイフにも(文字はなく絵だけですが)、人それぞれに「パリン」だったり「ばん!」だったり、感じ方が違い驚きです。
評価★5つだけど、10個つけたいぐらいです!
紙の本
現代音楽が聞こえてきそうな現代アートの絵本
2002/08/17 23:52
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投稿者:NKポチ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ナイフ」ですって! 赤ちゃんの絵本といえば、ほんわか、
にこにこ、ふわふわやさしいものが定番でしょう!
プレゼントされた時は、贈り主のセンスの斬新さに驚きました。
読んでみてこれまたびっくり。
現代音楽が鳴り響くような印象でした。
絵本の固定観念をそれこそ「ナイフ」で斬る!ような、
作り手の挑戦が感じられました。
そんな私の印象はさておき、娘(もうじき2歳)はページをめくって大喜び。いつの間にか、ナイフが「きれる!」「とける!」なんて素直にキャッキャッ喜んだりして。
世の中にはこんなすごい絵本があるのだなあ、と贈り主に感謝したことは言うまでもありません。私の平凡なセンスでは、きっとめぐり会うことのなかった絵本だったと思います。
紙の本
消えない魔法
2002/03/30 06:51
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投稿者:ゆきな - この投稿者のレビュー一覧を見る
目の前に次々と繰り広げられていく「消えない魔法」にクギヅケになってしまいました……。
1本のナイフがあります。銀色でピカピカとしていて、おおきさも実物大。手にとってすぐに使えそうなほど、リアルに描かれています。おはなしはなくことばに反応して、ナイフがふしぎな変化をおこしていくというもの。
最初はありえそうな変化から もう信じられない光景に! ほどけたり、ちぎれたり、ちぢんだり、ふくらんだり……。この摩訶不思議な世界は、ことばだけでは表現できません。一見の価値アリ、です。
行き詰まったり 煮詰まったりした時に、この絵本をながめると思考がやわらかくなるような気がします。
紙の本
あなたの家のナイフはだいじょうぶ?
2000/10/17 12:17
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投稿者:かれん - この投稿者のレビュー一覧を見る
ナイフは堅いもの…と思っていたら大間違い(笑)
この「ふしぎなナイフ」は、とにかくすごいです。
曲がったり、ねじれたり、ちぎれたり…
表紙のナイフからは 想像もつかないことばかり起こります。
動詞を黄色く囲んであり、言葉の勉強にもなりますが…
勉強は抜きに、大人でも奇想天外なこの発想に思わず笑ってしまいます。
そうやって、知らず知らずのうちに、子どもたちは言葉を覚えていくのかもしれません。
最後に、「ふしぎなナイフ」は、風船みたいに膨れます。
実際、こんなに膨れたら怖いかも。