紙の本
戦いの子
2017/08/05 17:39
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投稿者:yasu - この投稿者のレビュー一覧を見る
艦長の子、海賊の子のシリーズの第1作(2008.7)
まだ、艦長の子は読んでいないけど、結構、設定がしっかりしていそう。主人公がファルコン、スリスト、アザーコンと海賊の子以上に数奇な運命をたどる。
偉大な海賊船の艦長ファルコンはとんでもないやつだった。最後はファルコンが死ぬところが海賊の子と時期が重なっている感じ。
ジョスリン・アーロン・ムゼイ
ファルコン
アザーコン
アースハブの商船→海賊→異星人ストりヴィイルク=ナの母星・アアイアン=ナ→マケドニア
紙の本
戦いの中で生まれ、育ち、成長する。
2009/11/08 22:44
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちひ - この投稿者のレビュー一覧を見る
海賊にさらわれ、戦いに巻き込まれて、でも海賊にならない少年が主人公。
あまり「のめり込んで読む」という感じではなかった。対比されたり思い起こさせると言われたりしていたオースン・スコット・カードの傑作『エンダーのゲーム』と、言われるほど似てるわけでもないと思う。
でも気になる・考えさせられる秀作ではある。
深宇宙を舞台にした、地球人・異星人・海賊が三つどもえになった、なんともややこしい「宇宙戦争」が戦われている世界。そんななか、幼いころ海賊にさらわれ、海賊の「後継者」として教育されて育っていく主人公。海賊は主人公のすべてを手に入れたと思いこんでいたが、主人公の少年はココロの大事な部分に自分を保ち続けていた。やがて‥‥、という話。
第二部『艦長の子』(BURNDIVE)、第三部『海賊の子』(CAGEBIRD)の基本となる世界観が提示される。用語・世界が独特なので最初は違和感があるが、慣れればなんとかなる。
これだけで終わってはもったいない。第二作も面白い。
紙の本
魅力のないキャラクター、何もしない主人公
2008/08/20 21:35
5人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る
非常に読みにくい
ストーリーはありきたりというか順当な展開
生活感がうまく描けておらず、戦闘シーンも軽い
常に裏切りへの迷いを抱え、誰とも親しくしない主人公は面白みがない
ずっと下っ端のまま、特に何かをするわけでも何かのきっかけになるわけでもなく、ただ流されるだけ
サブキャラたちにもまるで魅力を感じない
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旅先で読むものがなくて仕方なく読んだダンナの本。異星人との戦争物で「宇宙の戦士」を彷彿とさせる少年の成長話となっているが、翻訳物にありがちなストーリー展開の早さと絵的イメージの沸きにくさに、なかなか入り込めずイマイチピンと来なかった。設定は面白いし、後で思うと話じたいもわりと単純なんだけど、読んでる時は作者が仕込んだいろんな付属物(ネタともいう)に惑わされて、感情移入しきれない。アニメにしたら面白いだろう。
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最初の試練(最初の章の「君は〜した。」の形)を乗り切れればすっごく面白い。
ただ、あの書き方は割りと好き嫌いが別れると思う。
腐女子的な意味でもオススメ★
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古本屋で購入。
前に本屋で見かけて気にはなっていたので古本屋で見つけたので即購入しました。(読むまでには大分時間がかかりましたが)
裏にエンダーノゲームを彷彿させると書いてありましたがエンダーとは大分違う気がしました。が、読み終わっての感想は私、こういう話好きだな、ということでした。
ニコとの出会いとそこでの生活は全体からしてみれば彼の人生の本当に短い時間なのですがそこが核となっているんだな、と。師との出会いによって居場所を失われた子が自分の場所を模索する。最後の一文が良いですね。
同じ世界観でシリーズが書かれているそうなので是非読んでみようと思います。
時間があれば原書でも読みたいなあ… 探してみよう、と思います。ハイ。
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ハードSFなのにどうみてもBLなんだけど、そう見えるのは私の目が腐ってるからかしら。でもあらすじからしてBLで、中身は上品にぼかされているけれどどうみても男×男のにゃんにゃんがあったとしか思えないシーン続出だし。
それはともかく。
描写がすごいすきなんだよね。恐怖を感じる描写、恐怖の中で憎悪を感じる描写、いろんなタイプの恐怖描写があって、どれもねっちりとした埃っぽさと砂っぽさとエロスがあって、思わずメモをたくさん取ってしまった。
ストーリーも、主人公の立場や友情、心情にぐっと引き込まれて胸が熱くなった
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3部作の1作目。
本格的なSFファンには物足りなさを感じさせるかもしれないけれど、そんなに普段はSF読まない私なんかは取っ付きやすかった。
正直BLっぽい気がするが………私の目が腐っているだけかな…?
後の『艦長の子』、『海賊の子』にも主人公が継続して出てくる(登場回数はもちろん減るが)ので、主人公を気に入ったら続刊が数倍楽しめる。
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途中、BL小説と間違えて買ったのかと何度も確認してしまった。ジョスの受難ぶりにそこはかとなく作者のSっ気が……。それでも楽しめたけど、ストリヴ関連は描写不足な気も。
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普段まったく読まないジャンル・SF。人に勧められて読んだけど結構面白かったです。SFというよりキャラクター小説の色が濃いからかな。
もう少し異星人の設定を活かしたり、情景描写を丁寧にしたらもっといいものになると思います。ということで、☆3つに。
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全三部作。
海外では、三部作が主流のようですね。
始まりは、語りかけるように。
「きみ」という一人称に驚きました。いや、最初だけなんで、途中からは「ぼく」になるんですが…それが凄く不思議な雰囲気で惹きつけられました。
海賊船に襲われ、逃げ出すも、今度は人類と敵対している異星人に拾われて戦い方を教えられ……と波乱万丈な運命に翻弄される少年のお話です。
とても悲しい出来事から始まって、敵であるはずの人間に救われる。主人公の等身大での視線や、徐々に変化していく人間関係に胸が痛みつつも、最後は凄くほっとさせられます。
ちょっと!もっと主人公とニコのラブラブ風景を…!!!(待て)
ちなみに、本当にさり気なくて読み飛ばしそうになりますが、そういう描写もございますので、苦手な方は(´Д⊂ヽ
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ミリタリーSFとして、1年越しに読了。
主人公の成長を描くも、若干物足りず。
「エンダーのゲーム」、「宇宙の戦士」の様な素晴らしさは得られず。
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結構重い設定だけど、主人公好きだ。
続き読みたいんだけど主人公変わっているようだからどうしようか…。
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結構前に読み終わった。これは面白い。でも後の続刊はあまり面白くなかったかなあ。時期を見てもう一度読みたいです。
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BLではないが、脇キャラに同性愛要素があるもの。
宇宙戦争もののSF。8歳で父母を殺され海賊にペットとして仕込まれた少年ジョスは、9歳の時逃亡し地球側と対立する宇宙人の勢力に助けられる。そこで最も信頼する師と出会い、さらなる戦争の渦中に身を投じていく。直接表現はないものの、海賊から受けた虐待ってそういうことじゃないのかと想像させる記述が随所にあり。それ以上に主人公と師の関係がプラトニックに濃厚です。その他、海賊のオモチャにされていた青年も登場。