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■書名
ニッポンの評判
■筆者
編集:今井 佐緒里
■内容
日本に住んでいれば誰しも一度は考えたことがある、
「日本が世界でどう思われているのか」について、
世界18国各国に在住のレポートからの報告をまとめている。
日本国内では、ちょっとした問題をメディアが大きく取り上げているが、
そんなことは世界にするとどうでもいい些細ことに過ぎない。
日本はまれに見る安定と繁栄を実現した国であり、
日本人であることを誇りに思うべきである。
ただ、必ずしもよいところばかりではなく、
日本は経済的には世界第2位の位置を取り、
世界に対して大きな意味あいを持つが、
政治的な存在価値は内に等しいというのが現実にある。
世界各国から見た日本像を伝えることで、
自分たち日本人を外側から客観的に見つめ、
日本人各人が日本を世界にピーアールできるようになってもらいたい。
■所感
18カ国のレポートを読んでわかったこと、
それは技術(特に家電製品)、食、アニメ文化は想像以上に
海外に親しまれており、日本に対して畏敬の念をもっていること。
家電製品の精密さ、こわれにくさ、便利さから見て取れる
技術力からは細部までに拘る職人魂が感じれるそうです。
食はヘルシーフードとして知られており、各地で日本料理の
チェーン店が増加しているようです。
特に寿司人気は高く、地元の食材や地元の好みに合わせた
その国ならではのオリジナルの寿司が出回ってるとか。
アニメはよく知られているとおり、
海外で放映されているアニメのほとんどが日本のもので、
アニメから得られる情報が日本のイメージ形成につながっているようです。
知らなかったのですが、トルコ人は大の親日家だそうです。
というのも、1900年代初期に日本近海で遭難した船を救出してもらったこともさながら、もともとトルコ人と日本人は同じ民族だそうで、
生活様式や考えがかなり近いようです。
トルコにいくと、日本人というだけで人が見物人が集まり、
日本語で声をかけてくるようです。
一度行ってみたいなー
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他人から見た自分の印象と言うのは、やはり少なからず気になるもの。
そういった好奇心から、自分の所属する「日本人」という集団が、外からどう見られているのかが気になって読みました。
好印象から悪印象まで、それはもう様々ですね。
そしてやはり注意したいのは、その国の人すべてが
書かれている通りに思っているわけではないと言うことです。
反日感情が強い国でも密かに日本が好きな人もいるだろうし、
日本が好きな人が多いと言われる国でも、日本人大っ嫌いな
人は必ずいると思います。(そしてまったく興味のない人も。)
そういうことを念頭に置きながら、とりあえず楽しく、情報の一部として読んでいました。
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親日な意見、知日的なレポートからはじまり、
それで安心していてはいけないという戒めレポートもありました。
ドイツやイタリアなどの国からトンガやトルコなど様々な国での日本観がおもしろかったです。
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2011/2/1読了。
世界中で暮らす日本人が現地で感じた、見聞きした現地人が持つ日本像を集めたもの。日本人の主観が混ざっている感や、その国全体というよりも一部の国民という感は否めないが、新鮮で単純に面白いと思えるものが多かった。
日本人そのものというよりも、歴史上の出来事や経済、日本製の電化製品、アニメ・マンガといったコンテンツが海外での日本のイメージを創りあげているという点が興味深い。また、かつてはどこの国でも何かを介したイメージ先行であった認識が、経済のボーダレス化、グローバル化によって直接触れる体験を基にしたものに変化してきている点にも注目したい。
自分にもイメージで判断していた節があり、誤解で満ち溢れているのであろうことに気付いた。やはり自分の足で赴いて、目で確かめなくては、と決意。
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各国の日本人の視点で書かれているため情報にリアリティがあり、新鮮な日本の印象を学ぶことが出来た。
この本を読んで日本人としてどのようにしていくべきか?
それは政治的にも文化的にもいえることであり、21世紀を決めることだと思っている。]
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[ 内容 ]
「日本人男性はキュート」(オーストラリア)、「中国人は大嫌い、でも日本人は大好き」(トンガ)、「アイロンもビジネスマンも、日本製は信用できる」(ドバイ)―。
日本人がまじめに働いてきた年月は、世界で確実に評価されていた。
「クール・ジャパン」への熱いまなざし、意外なほど根強い「親日」の精神。
「日本が世界でどう思われているか知ってほしい」という願いを持った、各国在住の書き手による最新レポート。
[ 目次 ]
第1章 「クール・ジャパン」へのまなざし(第一線に就く知日派「ツナミ」世代―オーストラリア 日本人よりも「日本通」な人々―ロサンゼルス ほか)
第2章 「親日感」のさまざまな形(世界で一番の片思い―トルコ 「日本人のふりをする中国人」が出没!―トンガ ほか)
第3章 誤解と幻想を超えて(ノキア社員が目撃した「傲慢な日本人」―フィンランド 日本とイランを行きつ戻りつ―イラン ほか)
終章 もうひとつの「美しき文明」 日本に抱く夢―フランス
[ POP ]
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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今年5冊目
BOOKOFF100円コーナーで発見!
タイトルの通り、各国在住の方がその国での日本の印象などについて書かれています。
世界から見た日本をまとめて見れて、情報量は多いのですが、やはり17人も著者がいるので、主張に一貫性が無く主観的な記述が多いため、読んだ後に残るものが少ない。
ただ、100円で買った本としては読みやすいので時間潰しにちょうどいい(電車と飛行機で読みました)☆4つです。
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こんな風に見られてるんだな~って、
なるほどな~って、
思い当たる節が多くてニヤニヤしたり、ぐさっときたりします^^
(芳崎)
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海外在住の人たちの海外での日本の評判を
まとめたかるいタッチのもの
まじめに生きてれば評判は悪くはならないよね。
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外国人が見る日本人評。国によって違いがことが、興味深い。意外な点が評価されたり、酷評されていたり、面白く読めた。
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外国人の日本に対するイメージレポ集。
各国在住の日本人18人がレポートしている。
ホテルマン、語学教師、フリーライター、映像作家、通訳などなど職業が違う人たちのリアルな体験談。
人種問題や近代の歴史観など社会的観点から、食事や日本のヒーローもの、エロ情報など多岐に渡るレポートが面白い。
しかもアメリカ東海岸、中国、韓国などありふれてる国が省かれてるのが良い。
日本が好きになった。
最近、自分の恋愛感に懐疑的になってきたので見つめ直す意味で良い書籍を探していたらコレを選択したという意味不明ww けど、「自分は一体、何者なんだろう」という欲求をうめるのにはオススメ。
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各国について分担で特徴・文化を述べている。
これも1つの視点であり、全てではないことを理解しておくこと。「伝統と最先端の融合」が日本という国の特徴であり、世界に誇れることと各著者は表現しているのが共通点であろうか。
矛盾・極論
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いろんな国になじみ深い人によって書かれていて、その多様性は評価できるけど、著者の質にバラつきがあるのと、ポジティブな面が強調され過ぎてるきらいがある。“へ~”っていうくらいの発見はある。
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日本って、意外に多元的で多様性豊かで、いろいろな価値観や生き方を認めてくれる国なんだなとニッポンを見直すことができる、外国在住の日本人が外国人から見聞きしたニッポンの評判のレポート本。
編者の文末の言葉がよかった。
「この世界のどこかに、自分たちと同じ民主政治の国で、かつまったく異なる豊かで美しい文明をもつ国があってほしい」ーそのようなフランス人の夢をかなえてくれる第一の国が、日本なのではないだろうか。(同書から引用)
移民の同化問題に悩むフランス人の心をニッポンが揺さぶっている。
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流石に10年前となると
内容がちょっと古い。
でもいろんな国に住む日本人が
その国から見る日本の印象について語るのは
面白かった。
海外で働いているとき、
日本人ブランドは強いな〜と実感した。
ただ、やっぱりイギリス人は
意味わからん階級意識強かった。