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●No.28
食べものを用意して食べさせるということは、ひとつの「祝福」。料理家であり随筆家である辰巳芳子が、真に「人間的なありかた」への問いと、「食といのち」をめぐる思想的集大成。NDC596.0〜レシピでなくエッセイ。
p.111〜112 ◎「日本の地域食材」(良い食材を伝える会(http://www.yoishoku.com/)・編)2006年度版で第4集(Amazonデータ無し)
〜日本全都道府県の地域食材をくまなく調査し、特徴、用途、食べ方、生産状況を将来性、価格、問い合わせ先などを
纏めた本)
p.141【菌の性質の内訳/ 良い:20% 悪い:20% 日和見:60%】多田克彦氏の言葉(有機農法「多田克彦自然派ネットワーク」代表)
p.146【牡蠣の養殖〜畠山重篤氏】
著書:◎「牡蠣礼讃」(文春新書) ◎「森は海の恋人」(文春文庫) ◎「鉄が地球温暖化を防ぐ」↓
p.155【京都大学:フィールド科学教育研究センター(FSERC)(http://fserc.kais.kyoto-u.ac.jp/)
:「連環学」(森・里・海を繋いで考える林学と水産学を交流させた初めての試み)
p.216 「プネウマ」〜ギリシャ語で「風」・「聖霊」(キリスト教三位一体の第三位)の意味
p.220 【終末医療で目指すもの〜「安心立命」。亡くなる人が神仏に自身を委ねる事が出来るようお手伝いする事が必要、とされる】
p.228 【第3章の生産者アドレス×4】
?(有)多田自然農場:多田克彦〜有機農法
http://www.echna.ne.jp/~katuhiko/index.html
〒028-0502 岩手県遠野市青笹町中沢14-31
(有)多田自然農場 代表取締役 多田克彦
tel: 0198-62-7233(農場) 0198-63-1777(オフィス)
email:tadanojo@echna.ne.jp
?(有)水山養殖場 畠山重篤〜牡蠣・ホタテ
http://www.kakinomori.jp/mizuyama.htm
宮城県気仙沼市唐桑町西舞根133-1 電話(代表) 0226−32−2174
?福士武造〜「古代福米」・EM菌
〒038-1343 青森県青森市浪岡郷山前字上野16-2
tel:0172-62-4232
◎「論題 日本の田んぼが変わる!? 自分でできる「地下かんがい法」(青森・福士武造さん)
このページのURL:http://opac.ndl.go.jp/articleid/9705384/jpn (国会図書館)
請求記号 Z18-180
雑誌名 現代農業
出版者・編者 農山漁村文化協会 / 農山漁村文化協会 〔編〕
巻号・年月日 87(12) (通号 746) [2008.12]
ページ 108〜119
◎月刊 現代農業
特集タイトル
上位サブタイトル 鶏糞稲作大流行
連載タイトル
記事タイトル 株数少なめ出発、ゆっくり分けつがポイントか
下位サブタイトル
年・月 2008年11月号
開始ページ 127
執筆者 編集部
執筆者所属
取材対象 福士武造
地域1 青森県青森市 (ルーラル電子図書館)
?(株)大久保醸造店:大久保文靖〜醤油:大豆100粒運動
〒390-0221 長野県松本市里山辺2889 32−3154
tel:0263-32-3154
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思ったよりいろいろ考えさせられた。
食を考えることは、環境だったり、それに関わる人だったり、今から未来につなげて考えることで、今からでもきちんと考えていかなきゃなーと思った。
幸い、一番身近な人にきけるからこれからたくさん勉強しよう!
あと、チャンスは準備した人間のもとにやってくる。
だって。
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難しい言葉がたくさん,国語辞典を片手に読みすすめていくと,食について気になっていたことがたくさん書かれていた。
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食。身近なものにも関わらず、おろそかにする事も多く、向き合う事も少ない。その食の位置づけを考えるための一冊。
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食について、考えさせられる一冊。生き物とか、地球とか、食とか、って、一個一個分断されてるのではなく、連続なんだなと思った。
私の大好きな福岡伸一先生の章もとてもよかった。
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食を考えることは命を考えることでもある。
そして、それらは自然や宇宙とも繋がっているのである。
著者の人となりが現れているような意志の強さを感じさせる文章で、食への思いが綴られている。その思いは並々ならぬもので読んでいるこちらまでしゃきっとするような感じだ。もっともっと食を真面目に考えないといけないんだなと実感した。
「まめやかな心で取り組むと、旬の意味が見えるようになる」と著者は言う。旬や季節が感じられない昨今、一見便利なように思うが、果たしてそれでいいのだろうか。自然の理を無視し、大切なものを蔑ろにしている気がしてしまう。
ものごとの本質と向き合い、いのちの手応えを感じられるような日々を送りたいと思った。
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ラジオで、忘れ難い「命のスープ」の話聞き、辰巳芳子氏さんの名知る。「味覚日常」に続く2冊目。食の深遠な世界と対峙する覚悟を的確な言葉で、身に沁むスープを味わうように差し出してくれる一冊。染織家の志村ふくみ氏の随筆も、仕事と人生の意味をしみじみ考えさせられるが、この職業人からも。
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文字も大きく、余白も多めで読みやすい構成だったので、辰巳芳子さん入門にいいのではと思い手に取ってみた。
福岡伸一さんとの対談の中からその学説が紹介されている章は、私にはちょっと難しいかったので後でじっくり読むとして(笑)辰巳芳子さんの深い考察が、経験やエピソードとともに、すんなりと入ってきた。
個人的なことですが…妊娠を機に、つわりでまともな料理が数ヶ月間作れないと、出来合いの食事にうんざり、家庭の味に飢えてくる。やはり家庭料理は他に替わりがきかない生活に大事な、というか必須のものだとつくづく実感。生まれてくる子どもに、母として伝えていきたいことがあるかもしれないな〜と思い手にした一冊。
・・・メモ・・・
「風土に即して食べる」「必ず豆に頼らなければいけない時代がくる」「食材を選ぶことから始まり、まな板を前に包丁を握った時、目の前の食材をどのように切るのが適切かを考えること。翌日翌々日の献立までをも考えその日の料理を作ること。思想と祈りをもって、ものの本質と向き合い、真の合理性を生きる日々の中に、神は宿るのだと思います」「牡蠣は汽水域にしか育たない(知らなかった!)」「多田克彦さん」
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飽食の時代、豊かな食生活が送れてる今だからこそ読むべき本!どんな食材を手に取って食べるかで自分の身体だけではなく、地球全体に影響していくということがよくわかった。それから環境に負荷をかけずによりよい品質で美味しいものを作ろうと熱心に取り組んでいる方々の姿勢をみて、大手メーカーしか知らなかった私は、日本のこれからを本気で考えているこのような方たちの商品を選びたいと心から思った。多田自然農場、大久保醸造店今度機会があったら足を運びたい!大豆を自家栽培するってのもやりたい。日本の伝統調味料や豆腐などの製品の原料を95%海外に頼るって、恐ろしいこと。日本が潰える前に自給率を上げるために自分にできることを日々考えながら生活していくことが使命だと思った。
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料理の先生と思いきや
それから発展した思想が枠を超えている
人間の尊厳 福岡先生の分子生物学
環境学 政治のしくみまでも
この本が出版されたのは10年以上前なので
あの大きな地震の前
予言する様に最悪の状態になってしまった事にに驚く
先生はどうお感じになったのだろう?
現在はそれをきっかけに改善された事もあるかもしれない
環境について考える人は増えてきている気がする
数値化して計測してグルメを追求して作った食事は
いのりたりない、って事かな
作る時もそうだけど食べる事すらが面倒な時がある
生きていくことの危機って改めて思う
元気な時にまとめて食べられるといいのにって思う
元気だから食べられるんだよな
自然の物を手をかけて身体に取り入れることが良いとは
何となく分かる いいに決まってる
無理して料理するのもちょっと違う
なかなか出来ない現代人