紙の本
意外な…
2018/09/20 01:12
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投稿者:ねこさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
意外な結末でした。
偶然が多いとも思いましたが
考えさせられるお話でした。
更生という名のもとに守られる未成年たち。
未成年は過ちを犯す者?
立派に更生することが償い?
遺族に会わなくてどうして償えるのだろう。
人を殺した人は一生笑ってはいけない
と私は思っています。
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投稿者:akiko - この投稿者のレビュー一覧を見る
薬丸岳の一つの原点なのだろうか。少年犯罪、復讐の連鎖…。そこに救いはあるのだが、同時にやるせなさも感じる。重いテーマだが、これからも期待したい。
電子書籍
少年犯罪
2017/03/06 18:30
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投稿者:ゆきまる - この投稿者のレビュー一覧を見る
登場人物があまりにも接点がありすぎるため現実っぽくはないですが、逆にそれが因果応報というか・・・
憎しみ続ける、悔しい、敵を取りたいなどいろんな辛い思いを持っている被害者。でも実は殺された側が加害者の家族を殺していたと知ったら・・・過去を知る前と知った後では考えが変わってきました。とても難しい、しかし考えなければならないことだと思います。
紙の本
天使のナイフ
2014/02/01 10:22
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投稿者:ケンタロー - この投稿者のレビュー一覧を見る
未成年者の犯罪が問われているこの時期にどう見つめて行けば良いのか問われる作品です
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2008/8/23 メトロ書店御影クラッセ店にて購入
2011/11/5〜11/6
風邪に伏せりながら読了。生後5ヶ月の娘の前で妻を殺された桧山。犯人は三人の少年であったため、罪に問われなかった。四年後、そのうちの少年の1人が、彼の経営するお店の近くで殺される。疑いをかけられた桧山であるが…
少年犯罪、被害者の人権、残された家族の感情など、色々考えさせられる内容に、これでもか、というどんでん返し。第51回江戸川乱歩賞をダントツで受賞したのもうなずける。
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第51回江戸川乱歩賞受賞作品。
少年法にスポットに当てた作品で、ぜひ「さまよう刃」と両方合わせて読んで欲しい。
そして、どれだけの人が泣き寝入りしているか考えて欲しい。
ラストは涙なしでは読めませんでした
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生後五ヵ月の娘の目の前で妻は殺された。だが、犯行に及んだ三人は、十三歳の少年だったため、罪に問われることはなかった。四年後、犯人の一人が殺され、檜山貴志は疑惑の人となる。「殺してやりたかった。でも俺は殺していない」。裁かれなかった真実と必死に向き合う男を描いた、第51回江戸川乱歩賞受賞作。
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面白かったです。堪能できました。第51回江戸川乱歩賞受賞作。文庫になるのを楽しみに待ってた作品です。重いテーマですが、読みやすかったです。物語が二転三転、いったい何転したんだ?そして最後の大どんでん返しと言うかサプライズの真相、う〜んとうなってしまいました。おすすめです。
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三人の少年に妻を殺された男のまわりで、4年後、犯人の一人が殺された。そして、また一人。。。
犯人探しは、前半あたりまでは推理小説の典型的パターンかなと思っていたのが、アレ?違ったかなとなって、最後のあたりでやっぱりだったんですけど、まだまだ裏があって、もう一つ。そして最後にこれでもか、、、となっての脱帽ものでした。
犯人探しの面白さもありましたが、少年法の問題と真正面のガチンコ対決といったあたり考えさせられる面も多くあって、2005年の江戸川乱歩賞。ぶっちぎりの受賞作品だったそうで、うなずけます。
(2008/11/28)
(2010/12/15)再読
半分あたりまで読んで、既読であることを思い出しましたが、ストーリーはほとんど忘れていたので、最後まで読み直しました。やっぱり良かった。
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大切な人を奪われた悲しみや虚しさ、そして憎しみのお話です。
法律は残酷だ。
「誰も守ってくれない」っていう映画に通じるものがあります。
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ミステリと社会派の合間みたいなお話ですね、大好きです。笑
お話的には、晩鐘や風紋と同じジャンル、かな?
でも凄く好きです。妻を愛して子供を愛する主人公の姿に胸打たれました。
いいなぁああいうお父さん。
最後の結末も、「まさか」という気分が。
……だ、騙されました…っ!
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読み始めは、「無実の疑いを晴らすために、自分で真実を明らかにしていく」というパターンの話かと思いましたが、後半あたりから二転三転。
過去の犯罪が、更なる犯罪を生み、事件と人間関係が繋がって行き、最終章で語られる真実は、予想出来ないものでした。
キーとなる登場人物が多いです。
そのため、各登場人物の人物像を描き切れていない点があるかもしれません。
そして、人間関係をしっかり押さえて読んでいかないと、途中で混乱します。
少年犯罪という難しいテーマを扱った作品ですが、加害者と被害者のそれぞれの視点から語られており、偏ることなく問題提起されています。
その点では、色々と考えさせられることも多い作品でした。
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重そうな題材から息苦しくなる作品かと思ったら・・・
一気に読まされた。たしかに悲劇の連鎖で内容は重いのだが、真相につぐ真相、そして最後にまた真相とまくしたてるような内容にイッキ読み。
だいたい序盤は緩慢になりがちなのに、最初から最後まで話にどっぷり入り込めた。
誰でもが加害者にも被害者にもなりうる犯罪多発の時代に生きていて、その法の裁きには考えさせられることが多い理不尽な世の中を痛感。
非常に深い内容ですが、エンターテイメント的にもお薦めの1冊。
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これはすごい。
ちょっと文句のつけようのない本。
ただ、あまりに不幸過ぎて辛いので、ここはマイナス★1つ・・
加害者の苦悩があり、本当の悪意があり、希望もある。
すごいなこの本。デビュー作がこれなら、次回以降も本当に期待大!
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子供も簡単に殺人者になる今の時代、少年法の在るべき姿を問う作品。前科ではなく前歴として扱われ、犯罪の過去を拭えるシステム。更正は何を基準に判断されるのか。加害者に比べて被害者を守る法律があまりにも少ないことに愕然とする。