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投稿者:やまだ - この投稿者のレビュー一覧を見る
地球温暖化で日本が亜熱帯地域になった近未来物の小説でした。二酸化炭素の排出を抑えるために政府が圧政をしたり世界観の作りこみができておりすごく楽しめました。
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
隅から隅まで無茶苦茶。その無茶苦茶がとにかく楽しい。
凪子ママはじめオカマさんたちがいい味出してます。
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「作者:1970年生まれ、解説:筒井康隆」という情報のみを見て購入。温暖化が進み炭素本位経済に移行している近未来の東京が舞台。排出炭素を削減するために遺伝子操作した植物により都市を熱帯の森林に変える一方で、東京湾を覆うように建設している空中都市「アトラス」に数百万人が住む世界。主人公は、新大久保を本拠地とする反政府ゲリラの頭領の女の子。秋葉原が兵器ブローカーが暗躍するカオス的な都市として登場する。オタク・テイストを満たす小説。万人には薦められないが、まあ面白い。
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話のないように引かれたが炭素の取引の話に関しては
結構わかりにくかった。
また、今の文章は誰の心情描写なのかがいまいちわかりずらかった。
しかし後半にはいるにつれ段々と面白くなってきた。
下巻に期待
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加速する地球温暖化を阻止するため、都市を超高層建造物アトラスへ移して地上を森林化する東京。しかし、そこに生まれたのは理想郷ではなかった!CO2を削減するために、世界は炭素経済へ移行。炭素を吸収削減することで利益を生み出すようになった。一方で、森林化により東京は難民が続出。政府に対する不満が噴き出していた。少年院から戻った反政府ゲリラの総統・北条國子は、格差社会の打破のために立ち上がった。
未来の世界を舞台に描かれているので、内容を把握するのがちょっと難しい。
全体的にキャラが強烈。残虐な場面も多いので、キャラの強い面が目立つ。
「城主の帰還」「WEKE UP MEDUSA.」「テコノロジーの夜明け」「空中地獄」「神隠しの雨」「メデューサ討伐」「水蛭子の予言」「ゼウスの暗号鍵」を収録。
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高校生とか好きそうな小説。
荒唐無稽なSFではあるが、環境テロ、炭素経済への移行、ゲリラ豪雨などの存在を2005年の段階で予言しており、
著者の環境問題に関する深い洞察に感心。。。
とはいえ、ニュータイプというアニメ系の雑誌に連載ということで、毎回盛りあがりを見せなければならないということで
かなり強引に物語りは進んでいくが、たまにはこういう小説も面白い。
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未来の東京。
緑の魔境にそびえ立つ天空都市アトラス。
オーバー・テクノロジーと呪術が混在する世界。
進化しすぎた植物群。
天と地に分たれた人間たちの戦いの先に現れる
真の「敵」。
混沌の中で疾走する物語を、力ずくで押さえつける
作者の力量に感動さえ覚えました。
これは、現代の神話です。
最高に面白い物語です!
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風車祭を読みたかったけれど見つからなかったので取りあえず手に取った。
最初は設定とかもおもしろくてどんどん読み進んだ。
炭素経済、超高層建造物アトラス、森林化した東京、などなど、おもしろい設定いっぱい。
だけど…後半失速してしまった。
読み終わるのにだいぶかかってしまった。
まだ多くの謎が残ってるので下巻に続く。
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連続でアップします。
なんか表紙がネクロポリスと似てる。。
両方、ジャケ買いということはやっぱり
壮大な別世界にいきたいという気持ちの
あらわれがあるんですね。
ちょうど上巻が読み終わって、いまから下巻なんですが、
未来の東京が舞台で、登場人物も個性あっておもしろいのですが
視点がけっこうコロコロすぐ変わるのが少ししんどいかも。
こちらも上巻が机にあります。興味あるかたはぜひ。
oketani
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地球温暖化対策のため、都市機能の全てを超高層建築物「アトラス」へと移し、急速な勢いで地上の森林化を進める未来の東京。
だが「アトラス」へと移住できたのは選ばれた人々のみ。
ジャングルと化した地上に残された人々は難民化となり、政府への不満が渦巻いていた。
女子少年院から戻った反政府ゲリラの総統である北条國子は、人々を率いて立ち上がる。
しかし、闘争のなかで國子たちが発見した、「アトラス」に隠された恐るべき謎とは…?
ゲリラ豪雨、炭素排出権の売買と有名無実と化す「エコロジー」、格差拡大と「階級社会」
雨の夜に消える12人の子供たち、暴走するコンピュータ
そして最後に明らかになる、國子の出生に関する驚愕の真実
池上さんの作品はどれもそうだが、キャラクターが個性的で楽しい。
セーラー服のゲリラ総統、國子。
國子の育ての親で、ダイナマイトボディ、しかし実はニューハーフのモモコ。
不思議な能力を持つ十二単の謎の少女、美邦。
「経済炭素」取引で億兆の金を動かす香凛。
陸軍少佐だが、どこか抜けたところのある草薙。
その他、どのキャラもいい味だしてる。
また、実際に排出される炭素とは乖離した「経済炭素」の取引によって莫大な利益を稼ぐ「カーボニスト」に関する記述が興味深かった。
現実の世界で、サブプライムローン問題やリーマンショック以降、実体経済から乖離した金融市場の危機が進行していただけに、「経済炭素」取引で百億千億もの利ざやを稼ぐ「カーボニスト」たちの姿は空恐ろしい。
荒唐無稽すぎるストーリー展開だけに、かなり人によって評価が分かれる作品だと思います。
私はとても楽しめました。大好きな小説。
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地球温暖化の影響で熱帯の都市へと変貌した東京。
都心の気温を下げるために東京は森林都市へと生まれ変わる。
しかし積層都市アトラスへと居住できる者はごく僅か。
反政府ゲリラ総統の少女は森林化を阻止するために立ち上がる―。
1.ストーリー
2.キャラ立ち
3・世界観
全部満点。
小野不由美著「図南の翼」を思い出した。
特に登場人物のキャラが濃い。
あんなに美人で小悪魔で、器大きくて、セクシーな…
オカマを初めて見た!って気分になれます。
きっとオカマのモモコさんに、皆惚れちゃうな☆
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めまぐるしいストーリー展開のSF。美邦さまがかわいい!描写はけっこうえぐいです。炭素経済という考え方が面白い。決してエコロジーの話ではありません。
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アニメを観る前に予習を兼ねて。
エンターテイメントとしては面白いかもしれない。キャラも立っている。
でもなんつーかSFとシリアスとグロと笑いと萌えがごちゃごちゃし過ぎてストーリーに浸れない。
最初にぶったてていた森との戦いや炭素経済が無理やりな感じに終わって、終盤はありきたりな成長譚になってしまったのもなぁ…
どうせなら一貫したテーマ性を持たせた方がぐっときたような。
でも、これなら、もしかしたらアニメのほうがスマートに構成されて纏まったお話になるかもしれません。
しかしGONZOだしなぁ・・・どうかな?原作読んでいないとわからない描写も散見されたし。
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作者さんの別の作品『テンペスト』が話題のようなので文庫でなにか読んでみようかと手に取った本です。
面白い!
でも、読み始めは難しかった・・・
SFを読むとき、世界観を理解するまでが大変で読み始めは苦手に感じてしまうんですよね。
今回も経済炭素とかよくわかってないし(-_-;)
でも、途中からは夢中になって読んじゃいました。
アトラス計画の目的とは一体?
主人公國子はなぜアトラスランクが最高のトリプルAなのか??
(國子は反政府ゲリラの総統なのに)
という謎が気になって目が離せなかった><
あっというまに読んじゃいましたw
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近未来の設定が本当に起こりうるような感じがしてリアリティーがあります。
そして、主人公の國子が元気で強くてでも時々へこんでという魅力的なのがとってもいいです。
あと、モモコさんもいいですねぇ。
スピード感もあってライトノベル的な感じですらすら読めました。