若手作家、白岩玄氏による文藝賞を受賞した大傑作です!
2020/05/24 10:41
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投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、京都出身の若手作家、白岩玄氏による作品で、文藝賞受賞とともに、芥川賞候補にもなった秀作です。また映画化もされ、多くの人に知れ渡った作品でもあります。内容は、クラスの人気者である桐谷修二は、これまで「人生はつまらない、この世の全てはゲームだ」と考えていたのですが、突如、自分の高校に転校して来た典型的ないじめられっ子で、通称「野ブタ」という生徒を人気者にプロデュースしていくという物語です。物語は終始、主人公桐谷修二の語りで進行し、男子高校生の殺伐とした人間関係をコミカルに、そして生々しく描いた大傑作です!
ドラマとは一味違う
2023/10/29 08:06
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投稿者:今井 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ただのシンデレラストーリーなのかと思えば、思春期特有の悩みや葛藤とか、高校生の闇が丁寧に描写されているのが面白かった。
外見や中身を取り繕って中身がカラッポの修二と、臆病だけど素直で優しい野ブタの対照が切ない。
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軽快な前半と容赦なく悲劇な後半の落差がちょっと空恐ろしい。
世の中くだらねーと思いながら少年ジャンプは毎週読んでいたのかな。
だけど最後まで一環して野ブタに対する視線が暖かい。
いい話とは思わないけど、嫌いじゃないなぁ。
読みやすい。
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ドラマ化されていますが、内容は異なります。ラストの展開で後味の悪さは残りますが、これで修二が本心を打ち明けて改心(?)すると言う展開だったら、ここまで評価は高くなかっただろう。でも、修二のこれからを思うと、きついと思うよ。
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この本は、いじめられっこを人気ものにするという物語です。最初のほうはとてもおもしろくて軽い話かと思ったのですが、読んでいくうちに、だんだんと暗い話になっていきました。誰もがみな、素をださないで、生きているのだと思いました。最後の結末もかなり重く、いろいろ考えさせられる内容でした。最近の高校生の悲しい現実を知り、少し複雑な気持ちになりました。でもわたしもどちらかと言うと主人公の性格と共通するものがありました。たぶん今の若者はこういう人が多いと思います。
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人気者の修二(主人公)の高校に転校してきた小谷信太(野ブタ)。
デブでおかっぱでオドオドしてて確実にいじめられるタイプの奴。
そんな野ブタが、修二に憧れ弟子にしてくれと頼みプロデュースの開始!
徐々に人気者になっていく野ブタ。ひょんな事をきっかけに逆に嫌われていく修二。最後は修二がそのまま転校してしまう話。
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これもドラマで見ていたので内容を知っていたけど、
久し振りに本を読んでみまいした。
もう内容を忘れていたこともあり、始めから
面白くて、あっという間に読んでしまいました。
この三人の関係性や、ノブタがどう成長いくか
が気になって、とても楽しく読めました。
この本を読んで、高校時代を思い出しました。
こんな毎回楽しいことや事件が起きる
高校ならもう一回行きたいです。
今度もう一度読みたいです。
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ドラマの前にこの本を読みました。
本の方がリアリティがあって好きです。
修二と似ている部分が自分にもあるなぁと思いながら読んでいたので最後は複雑な気分になりました。
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この作品はテレビドラマでやっていたのを見ていたのがきっかけで読んでみました。クラスの地味な子をクラスの人気者がどうかえていくのかを自分で予想しながらよんでいくとおもしろかったです。
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イケてない女の子を人気者にさせる物語。学校でみんなからの人気者の男。一人でいるがいつもおちゃらけているKYな男。その二人にプロデュースされるまったくイケてない女。少し笑える青春系。意外に面白い。
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いじめらっれこを助けるクラスの人気者の話。
青春っぽいところもあっておもしろかった。
いじいめられっこがだんだん馴染んでくるのもよかった。
でも、最後クラスの人気者の子がはぶかれるのは切なかった。
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クラスの人気もののしゅうじが突如転自分の高校に転校してきた典型的ないじめられっこ(野ぶた)を男2人でクラスの人気者にプロデュースする話で、
ドラマと違い終わり方が小説のほうがなんだかさびしいかんじで終わる
「ぬいぐるみをかぶっている」と言っているとことはうまい表現だなぁと思った。
僕が読んできたなかでクラスメイトをプロデュースするなんてとてもびっくりするほんだった。
またドラマが見たくなつた。
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修二と彰が同じクラスの地味な女の子の小谷信子を変えようと
人気にさせる作戦を成り行きで考えます。
その名も野ブタ。をプロジュースが始まります。
髪型を変えたり、修二と彰と買い物に行き、今までとは違う小谷信子が生まれ始めます。
キャラも性格もまったく違う3人は野ブタ。をプロジュースをきっかけに一緒いることが多くなっていきました。
この本は、人間関係やイジメのリアル感が描かれていて自然と物語の中に入っていけました。
高校生のノリや行事などがすごく懐かしくて、また高校生に戻りたいなと思えました。
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いじめられている野ブタを修二と彰がプロデュースする話。しばらくすると野ブタも徐々に人気が上がり、野ブタと修二と彰の3人でいることが多くなった。この話はドラマでもやっていたので知っている人も多いかと思います。ドラマとは違うところもありますが本の方もなかなかおもしろかったのでぜひ読んでほしい本です。
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これはドラマにもなったから、ストーリーも想像しやすかったし読みやすかったです。いじめられても学校にちゃんと来る野ブタ(のぶこ)は偉いなと思いました。人気者だった修二が途中はぶられてしまうのは、すごく悲しくなりました。やはりどんな形でもいじめはいけないと思いました。それでも自分を信じてくれる友達が一人二人いるだけで全然違うなと思いました。本当の友達とは何か、考えさせられました。