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この本を読むと、絶対、茶道を習いたくなること必至です!
この著者の本は、何冊か読んでいて、どれもとても面白い!
「デジデリオ」なんて、自分の前世について書いてあるのですが、まるで推理小説を読んでいるような面白さです。
この本は、そういう前世とか一風変わった世界の話ではなくて、平凡な毎日の中で、近所の知り合いのおばさんからお茶を習う中で感じたことを綴った本です。
私も結婚前にたった3年間だけですが、お茶を習っていたことがあります。
近所のおばあさん先生のお宅に週に一回お邪魔していました。
とても素敵な優しい先生で、私が失敗しても決して嫌な顔をせず、いつもほめてくださいました。
私があまりにも覚えが悪いので、メモをしようとしたことがあります。
すると、
「そんなことしなくてもいいんですよ。体で覚えていけばいいんですよ。ゆっくりゆっくりでいいのですよ」
とおっしゃってくださいました。
著者の先生も、同じことを言われていました。
長くなるので、この辺でやめますが、とにかくこの本を読み終わったころには、きっと心が温かくなっているはずです!
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またお茶を習いたくなった。
まずは「かたち」から、そして「こころ」へ。
茶道をするなかで感じるうまくことばで表現できないことをことばにしてもらえたような、じんわり心に入り込んでくる。
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本屋(ブックスキューブリック)スタッフさんのおすすめだったから、福岡でゲットした文庫本。
たぶん、じぶんの力ではたどりつかなかったであろう本に出逢えた喜びを、しみじみ感じます。
表紙写真が萩茶碗と知り、勝手な縁を感じたり。
枕元の本立て行き、決定です。
折々にふれ、読み返したくなる本。
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女性ファッション紙の本の特集で気になっていたので読んでみました。
ちょっとお茶を習いたいなー、と思っていたのですが、コレを読んだだけで、
『なるほどお茶を通してこういう「気づき」があるのだな』
と納得してしまい、習わなくても満足した感じです。笑
何かで悩んだり、前にすすめなくて焦っている時に読み返したい名著。
2010/12/2読了
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茶道をはじめた頃に読んだ本で、いいタイミングで出会えた本でした。稽古での体験が生活につながっていく部分など、共感できる箇所が多く、茶道をもっと頑張りたいという気持ちになる本です。
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茶道を20年以上続けている人が
なかなか進歩しないと思いながらも
ふっと「今を生きる」感覚になることを書いた本。
茶道のこともすこーっし垣間見れて、
習ってみたくなりました。
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職場の人がお薦めして貸してくれた本。
口調は軽い。読み口も軽い。だけど、読んでいて胸の深いところにずきり、ずしりと、痛さと重さと深さを感じる。
単に日本の美とかそういうものを愛でたものではなく、人として女性として悩みと人生と重なりながら感じゆくお茶。
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わたしにも雨の音が聴こえた気がした。読んでいてとても安心する本。自分のペースでいろんなことを感じれたらそれでいいんだな、と思わせてくれる本。読了したからといってお茶がやりたくなったというわけじゃないけど、そういう瞬間に巡りあえること、少し羨ましく思った。ハッと清々しい気持ち。また是非読み返したい。
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梨木香歩さんのエッセイに出てきて、そのあとまた別のところでも触れられていて、手にとった一冊。読みやすい軽やかな文章で、思いのほかすいすいと一日で読み終える。週一回の茶道の稽古、とくにのめり込むわけでもなく、ときにはやめようと思いながらも学生時代から20年余りも淡々と続けてゆくなかで、著者はうれしい気づきやすてきな経験を重ね、人生について日々の暮らし、心の持ちようなどについて学んでいく。きっと茶道に限らず、それが書道でも華道でも、芸事に限らずどんな習慣であっても、なにかを十年二十年と続けていくことには、おなじような気づきや経験はついてくるのだろう。
それにしても、その豊かな世界を垣間見て茶道をやってみたくてたまらなくなる。
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お茶がテーマだけど、自分の人生のテーマになるような内容だった。すごく読みやすくて、でも大事なことがさりげなく書いてある。まさに読者が気付くのを待つ感じ。「今」を生きる大切さ、自分次第で毎日が良いものとなる“日日是好日”。これは何度も読みたい。
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お釜の前に座ったら、お釜の前にいなさい。
お茶の先生の一言が、ぐさりときた。
無になれるわけはないけれど、それでも今、この瞬間、
目の前にあることに、ただひたすらに集中することが、
出来ていない自分に反省。
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松村栄子の「粗茶」シリーズを再読したことで、何度目かの再読。
相変わらずドックイヤーの嵐。
さらっと読めるのに、心に響く言葉が多くて、私の中のエッセイのてっぱん。
心が迷うとき、取り出して読んでみたり。
でもまだ茶道は始めてない。
読むたびに始めてみようとは思うんだけど。
お手前いただくことは出来るんだけども。
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しみじみといい一冊。
自分がお茶を習っているときに、なんとなく感じていたこと、思っていたことなどが、きちんとしたことばで表現されていて、読むほどに共感、納得する。
人生には、意図せぬ別れ、進路に迷うこと、人生を不安に思うこと、いろいろあるが、それを含めて「お茶」は、人生を受け入れてくれる。お茶を通してなにか学び感じ取っていく。
生涯を通じてお茶と書道は続けたいな、続けなければな、と思った。
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第13章雨の日は、雨を聴くことから読みはじめる。台風の日にちょうど良い。「日日是好日」に今を生きることの大切さを気付かせてもらう。
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「雨の日は、雨を聞くこと」「成長を待つこと」「長い目で今を生きること」。
作者がお茶と共に歳を重ねながら気づいたことの一端に触れられる。
その「気づき」が書かれた後半は秀逸。
光る言葉で溢れてます。
書ききれないけれど,自分に必要な言葉がどこかにあるはず。
「勉強」とは
『自分の方法で、あるがままの成長の道を作ることだ。
気付くこと。一生涯、自分の成長に気づき続けること。
「学び」とは、そうやって、自分を育てることなのだ。』