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書物迷宮 みんなのレビュー

  • 赤城 毅 (著)
  • 税込価格:9468pt
  • 出版社:講談社
  • 発行年月:2008.10
  • 発送可能日:購入できません

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みんなのレビュー14件

みんなの評価3.8

評価内訳

14 件中 1 件~ 14 件を表示

紙の本

完全無欠の狩人

2010/02/25 08:55

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:空蝉 - この投稿者のレビュー一覧を見る

ひとたび表に出れば世界を揺るがしかねない稀購本を、合法・非合法問わず、ありとあらゆる手段を用いて手にいれる完璧な本の狩人。
ものすごい「お宝」を必ず手にいれる、という意味で、これだけの説明だと怪盗ルパンを思い浮かべる人も多いだろう。
「狩人(ル・シャスール)」と称する彼は 狙った獲物(本)は、どんな罠も謎もスルスルと解いて瞬く間に手に入れてしまうのだ。
手に入らないものが多い凡人にとって、どんなものでも手に入れてしまうという点で彼らはまさしく「ヒーロー」と呼ぶにふさわしい。

本に関して余すことなく網羅した膨大な知識、ありとあらゆる世界と歴史に通じた情報網、そして彼を支える裏社会・・・
その容貌こそ中肉中背これといった特徴のない東洋系の能面な顔、国籍も出自も不明、真っ白な銀髪という意外彼を特定するものは何もないというプロフィールではあるが、彼の中身はルパンにも明智小五郎にも引けをとらないに違いない。

凡人は圧倒的な力をもつ超人的ヒーローが大好きである。時代や背景によりその姿形は違えど我々凡人にはなしえないことを軽々とこなし、不可能を可能にしてしまう完全無敵なスーパーヒーロー・・・
けれどたいていの物語で、ヒーローは途中、窮地に陥り、一皮向けて成長する復活劇がある。
第一巻『書物狩人』にて完全無欠なヒーローを突き通した彼も、第二巻ではやはりそうなる、つまり失敗の回もあるだろうと踏んでいたのだが・・・
やはり私も凡人、あまかったらしい。
彼は私の予想を大いに裏切り より面白い展開と物語でもって予想以上の期待に応えてくれた。

彼の家(といっても仮の住処かもしれないし、殆どが不在にしているようではあるが)が登場し、彼がいくつも持つ仮の名(ナカライ教授)も使うことが出来なくなり、少しずつ彼の実態が明らかになりつつある。
なのに相変わらず涼しい顔をして 獲物の所有者の裏のまた裏をかいて、保険には2重3重の保険をかけて、奥の手のそのまた奥の手を用意して、彼はその獲物を全てつづがなく手に入れてしまった。
もうここまで徹底されるとぐうの音も出ない。文句のつけようがなくかっこいい!この圧倒的なカリスマ性ともいうべきヒーローッぷりは読んで実感してらいたい。

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紙の本

私は語らない。あなたが読み解け

2008/10/12 22:29

4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る

 他の作品とは少し趣が違い、作者の学者的側面が強く出ている作品だと思う。ヨーロッパ史に興味があれば、かなり面白く読めると思うし、色々背景を調べてみようかな、という気になってくる。ボクは人文系の研究生活というものがどういうものか良く知らないけれど、その一端を垣間見た気分。

 このシリーズは二作目だが、政治や歴史を揺るがす可能性のある書籍を収集する諜報機関に属する東洋系の男が、政治に影響を与えるような書籍を収集する諜報の世界のプロが、その書籍にまつわる事柄を暴き、書籍関わる人々に影響を与えていく物語。諜報の世界に生きる人間なのに、暴力的シーンは一切なく、登場した瞬間には全てが解決している、という感じ。
 続編がメフィストで連載されるらしいので期待。

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2009/11/15 22:32

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2010/01/27 13:07

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2010/05/21 19:24

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2010/07/22 20:27

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2011/01/11 22:49

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2011/11/14 14:28

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2012/06/08 23:13

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2013/10/10 02:28

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2014/07/30 15:34

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2015/06/27 10:42

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2021/11/28 22:28

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2022/10/06 22:14

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