紙の本
設定から面白い
2024/01/19 23:04
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投稿者:ミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
面白かったです。
単純に。
ページ数は少なくないですが読みやすいのですぐに読んでしまいます。
オチも簡単でしたがびっくりするようになっていていい感じです。
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2008/10/17 Amazonにて購入
2010/3/10〜3/11
第30回メフィスト賞受賞作。受賞時から注目していて、文庫化されてすぐ購入したもののようやく読むことができた。夏の館と冬の館に閉じ込められたそれぞれ7名の男女。彼らを閉じ込めた「主宰者」はそれぞれの館で起こる殺人事件の謎を解き明かせ、と命じる。被害者は7名のうちの誰か、しかももう一つの館よりも早く犯人を指摘しないと全員に「死」の罰が与えられる。駒形は果たして謎を解き明かすことはできるのか?
典型的なクローズドサークルものであるが、二つのグループを競わせるところは新基軸か?途中の展開はわくわくさせられたが、最後の謎解きの部分はちょっと強引かつ不可思議(なぜXXはそのまま放っておかれたか?どうやって犯人は移動したのか?など)なところも多く、尻すぼみな感じが惜しい。次作もでるらしいのでそれに期待。
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話の内容は、主人公含めた7人の人間が密室に閉じ込められ、その中で起こる殺人ゲームに巻き込まれていくという話。(だいぶはしょっているけど)舞台を密室にして、推理ゲームという形で犯人を捜すということなので、人物の内面まで奥深く書き込むわけでもなく、基本的にトリック命のストーリー展開ですね。で、その肝心なトリックですが、よくあるものを組み合わせただけという感じかな。限られた登場人物の中に犯人がいるという設定なので、トリック自体は限られるんですが、それにしてもわかりやすいかなと。ただ、変にこったり、ひねったりせずに話が進んでいくので、素直に読むことができたのはよかったです。
まあ、読み終わった後特に心に残るものもないし、とっておきたいと本だということもないんですが、初心者が読んだり、暇つぶしで読むにはいいかなあという感じです。
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山田悠介などの流れといったらわかりやすいか。あるいはライヤーゲームみたい?
不条理な条件下に置かれる主人公たちのストーリーを描いた推理もの。
ただ、そのヒントがあまりにもつまらなくてびっくり。
犯人そのものは最後までわからなかったけど、実際犯人の所在は途中からそうだろうなぁと予想できた。
条件だけ丁寧だったけど、膨らましきれずにお話が終わってしまった感じ。
さくさく読めたけど、そんだけ。
人には勧めないかな。
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第30回講談社メイフィスト賞受賞作。
前回取り上げた受賞作が、UNKOだったので、違う作品で口直し。
ある与えられた条件のなかで、謎を解くという
俗にパズラーと呼ばれるタイプのミステリ。
二つのほぼ同じ構造の館にそれぞれ七人ずつ閉じ込められ
不気味なゲームの主催者となのるものからキミたちはプレイヤーだと告げられる。
ゲームのなかみはこれから各々の館で一人ずつ人が殺される。
自分たちの館と対になっているもう一つの館、それぞれの殺人犯を当てるというもの。正解した報酬は生還できることと、一千万の現金。それ以外では死が待っている。
脱出不可能の孤立した館の中で七人のうち、だれが殺人犯かと疑心暗鬼になり、対になる館のメンバーとの激しい情報戦もある。
数少ない材料で考察している試行錯誤、過程が面白い。
ただ全体のボリュームやインパクトが弱いんだけど、設定の着眼点のよさでプラスマイナスゼロということで。
元々パズラーの名手西澤保彦が好きなので、このタイプの作品にどっぷりはまることができましたわ。
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パズル作家の方がミステリーを書くとこうなるのだな、というのが読み終わった時の感想。
命懸けの割にはのんびりした行動をとる主人公たちに始終?だった。
登場人物に全く感情移入はできないが、比較的読みやすい作品だった。
lib
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こういう設定大好きです。ものすごく読みやすいし、読むのがもったいないと思うくらいでした。必死に謎解こうとして頑張ったりもしました。結局わからなかったが。トリックや終わり方がイマイチでした。極限推理と云いながら極限でもないし。
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ジャケ買いした割には、読み易い作品。ある日、朝起きたら、2つの同じような館に集められたそれぞれ7人が自分達の中に紛れている犯人を探す話。犯人は分からなかったが、トリックは分かった。過去に似たような話を読んだからかな。ま、それでも、飽きる事なく完読。次回作にも期待。
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夏の館と冬の館に強制的に閉じ込められてしまった男女達。
主催者はこれを推理ゲームと呼び、これからそれぞれの館で起こる殺人事件の犯人を見つけろという。
不正解の場合は館に閉じ込められた全員に死を与えるという。
まさに題名の通り極限状態に追い詰められた人々が
疑心暗鬼になりながら推理をする様が読んでいて
ハラハラさせられます。
読んでいて自分でもある程度犯人に予測を
立てることが出来たので推理小説としては
初心者向けかもしれません。
ただ、銅像のヒントは・・・・あまり頂けなかったですね。
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第30回メフィスト賞受賞作品。
おもしろい。
終盤の
トリック
というか
謎がよい。
『二つの館に強制的に集められた「プレイヤー」たちに
命ずる――今から起こる殺人事件の犯人を当てよ』
山田悠介が好きな人なら合うかも。
もしくは「saw」シリーズが好きな人も。
式さえ完成すれば解は自動的に発生する。
中学数学に近いけれど、
式を提出方法がデスペヤ式といえる。
脱出フリーゲームをする人にお勧めかな。
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流行りのデスゲーム小説。
二つの館で起きる殺人犯をあてるというのもの。
これはあくまで設定を楽しむもので推理を楽しむものじゃないと思った。
だって、銅像がヒントって・・・さすがにあれは。
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ある時見知らぬ場所へ閉じ込められ、推理ゲームを仕掛けられたら?
他人は信じられない極限の中で見つけ出す結論とは。
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【内容紹介】
夏の館と冬の館に強制的に集められた男女に「主催者」は命じる。
「今から起きる殺人事件の犯人を当てよ」。
被害者は彼らの中から選ばれていき、しかも、もう一つの館より早く犯人を当てなければならない。
不正解の代償は館に残る全員の「死」——。
矢野龍王、待望の文庫初登場!
第三十回メフィスト賞受賞作品。
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どこかで読んだような気もする最後でしたが、結構面白かったです!
エピローグはもう少しいい感じでもよかったかなぁ・・・。
まぁ、次回作も買うと思います。
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閉ざされた空間での生き残りをかけたチーム対抗の推理合戦。
舞台設定は話の膨らまし様があったと思うだけに残念な一冊。
なんというか、文章に力が無い。
主人公もパッとしないし他のキャラも単純。
最近は当たりのミステリを読み続けていただけに
本作のダメな部分が余計に目についてしまった。