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紙の本

今更かもしれないが、党内事情の変化と存在したままの問題点

2013/09/16 02:35

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:ミルシェ - この投稿者のレビュー一覧を見る

今更かもしれないが、指摘されているこの政党の数々の問題点も、依然として存在したままだし、数年間で党内事情も変化したので。
まず、野田佳彦と原口一博は過大評価し過ぎたのが明らかに。というか細野豪志もか。野田自体が以前から私の中では評価は低かったが彼のグループ自体も、彼以外にも馬渕澄夫・連舫など、ポピュリズム傾向が目立つと思う。それから原口一博は同じ松下政経出身議員間でさえ打算的過ぎて評判が悪い中田宏と共に以前から信用していなかったので、やっぱりなとしか思わなかったが。松下組織関係者の呼び名も「選挙だけの人」。数年間で党内事情もかなり変化。まず、八年前のメール問題で前原誠司前代表が失脚後、前原グループ所属だったが、公私共に世話になったらしい彼から離れ、すぐに小沢一郎の側近に。更にいまだに小沢に敬服しているらしいし。同グループの玄葉も自らが首相を狙うように、やはり同じグループの田村謙治も、馬渕の許へ行ったり、前原が首相候補として一番人気時には推薦人になったりと定まりない。そして馬渕自身も自ら首相を狙うようになったし、この前は蓮舫まで代表に立候補。細野も自らが一時代表に擁立されそうになった。作者や御厨貴に限らないが、細野も過大評価され気味ではと思う。立ち回りのうまい、小利口な政治家として小さくまとまって終わるような。それなりに有能なのかもしれないが、大きなヴィジョンがあるか疑問だし、何か打算的・八方美人傾向が気になる。作者も指摘する通り、この国にはもう大物政治家が生まれない土壌になっていると思うし。大体、彼らの細野が小沢に接近したのを、政治家としての成熟というように見るのも、私としては賛同しかねる。結局保守政治、というか日本の政治がいつまでもそういう政局などでの立ち回りとか、裁量的なものばかりが重視されがちで、いつまでもそういう尺度でしか政治家が判断されないという証拠では?なかなか本当の意味での新しい政治・政治家が生まれてこない国ですね。それに作者は日本の政治に淀みはもたらしたが過去の自民党政治に一定の評価をしているが、屋知り、政治の健全性を保つ上では必要な一定の流動性が日本の政治に長い間失われ、自民党の一党支配を固定化し、やはり、大きな淀みを政治にもたらし、時間と共に過去の大物政治家が死去すると、それまで世襲でばかり議席を独占してきたため、彼らの空白箇所を埋める政治家も、一向に育たないままの自民党の現状や、いまだに政党選択肢の幅がなさ過ぎる現状を見ても、約六十年もの間の自民党一党優位体制は、大局的には、日本の政治にとってマイナスだったのではと思う。
民主党も、不安定な寄せ集め政党ゆえに、適性や能力というより、単なる様々な党内事情でしか選ばれ続けない、代表・首相選抜傾向もずっと変わらないし、自民党との政策の違いもわからないし、政権交代のためだけの寄せ集め、過渡政党と言われても、しかたないと思う。個人レベルでは、期待していた政治家もいないではなかったが、あまりにもこの所属政党の民主党自体の問題があり過ぎ、かつ一向に改善されないままであるため、自然と彼への期待も低下の一途を辿り。
劣化した自民党と、いつまでも稚拙な民主党と、これも期待できそうにない他の野党しかないのかと思うと、暗澹とした気持ちになる。あまりにもこの国では、いつまで経っても、政党選択肢の幅がなさ過ぎるし、その選択肢がお粗末というか。日本の政治がいろいろと問題があるのは、マスコミとか有権者側の問題も、かなりあるのだろうが。

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民主党の基礎知識

2009/08/20 20:53

4人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:半久 - この投稿者のレビュー一覧を見る

「民主党のことがよくわかる。だが、民主党がなにをやりたいのかはよくわからない」というフレーズが、読後浮かんできた。

上記はだいぶ語弊がある。まず、なにが「わかる」のかというと、1.民主党の10年史、2.代表交代劇と人事抗争から見た歴史、3.選挙の戦績、4.主要人物・グループ図鑑、5.機構・地方組織・資金力、6.公約・マニフェストの変遷などだ。
一言でいえば「民主党の歴史と組織」ということになるだろうか。著者は過去に民主党の事務局長を務めたことがあり内部事情にも詳しいのだろうが、各ポイントとも冗長にせずに簡潔にまとめている。民主党について、ざっとでいいから知っておきたい人には好適のガイドになっている。
個人的には、グループ図鑑がとくに興味深かった。

「なにをやりたいのか」については、短期的なスパンならマニフェストを読めばわかる。問題は中・長期的なスパンということになるのだろう。著者は民主党は「国家ビジョン」を示せ、基本政策をあいまいにするなと注文をつける。本書出版後にその点が明確になったかというと、疑問の残るところだろう。
「友愛」というのは、国家ビジョンとしては抽象的にすぎる。ほかには「脱官僚」、「地方分権」、「東アジア共同体」といったキーワードがでてくるが、これが国家ビジョンということになるのだろうか?
そうだとして、今度はそれらを実現するための具体的な道筋を示しているか、示しているならそこに説得力はあるかということが問題になってくる。ただし、それを細かく検討するのはここでの目的ではない。

あえていってみたいのだが、国家ビジョンはおおまかなものでいいし、基本政策についてはものによっては幅があってもいいのかもしれないと。それでは自民党と同じだ、より厳格な基本政策(ここでは憲法や外交・安全保障などが主)を打ちだすべきというのが著者の言い分であり、それもわかる気がするのであるが。
しかし、社会保障の再設計や官僚縦割り行政の打破、特別会計と一般会計の統合整理、地方への権限移譲などは、本気でやるなら内閣がいくつもつぶれかねないような大事業だ。改革の目標はいちおう出揃っている。これらに対するとり組みを最優先にし、そこにエネルギーを集中するというのも一つの手だ。
一歩一歩、現実を変えていくことで、概念上の「国家ビジョン」が彫啄されて姿を現すのである。

それを民主党が(政権を獲ったとして)どこまで実行できるのか。それこそが誰にも「わからない」ということだろう。だから期待値と不安を天秤にかけて、どれを選ぶかという選択の夏になる。

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2008/12/26 22:44

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2008/11/30 05:51

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2011/06/18 02:35

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