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投稿者:kotep - この投稿者のレビュー一覧を見る
民家の解体現場から死後20年以上経つとみられる親子の白骨死体が発見された。音道は滝沢と共に持ち主の老人に聞き込みを始めるが、その老人は認知症を患っており、話は聞けず。そしてその老人が何者かに殺害された。捜査線上に一人の男性が浮上するが・・・・・。
公訴時効になった事件と現在の事件をどう結び付けるのか、そして動機はどのようなものか、非常に楽しみですね。
このコンビ・・・
2015/08/09 07:53
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投稿者:若鷲 - この投稿者のレビュー一覧を見る
お互いに素直に向き合って、本音を言えばいいのになと思う場面がたくさんあった。少しもどかしいけれど、これが音道貴子シリーズの魅力の一つでもあるから仕方ないか・・・。続編も期待したい。
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週刊新潮に連載してる時から読んでました
ここ2〜3週間、まとめて「音道」シリーズ読んでます
男社会で生きる女性の「生きにくさ」が、よく描かれていると感心します
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音道刑事のシリーズ物。なかなか読み応えありました。
ただ、ラストの犯人が判明するくだりが意外にあっけなかったなぁと思いました。
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木造アパートの解体現場から白骨死体。唯一の手懸かりはアパートの大家だが、まだらぼけの認知症で、捜査が遅々として進まないうちに、大家が殺害されてしまう。
殺人事件と白骨死体とのあいだには、当然関連があるという予定調和的なお話ですが、本書上巻のようやく最後になって関連が見えてきました。
事件と関係があるんだかどうだか、主人公の家庭事情とか恋人だとか、ため息しか出てこないような挿話も多くあって、かなりまだるっこしい展開。
(2009/3/24)
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◆あらすじ◆
貸家だった木造民家の解体現場から、白骨死体が発見された。
音道貴子は、家主の今川篤行から店子の話を聞こうとするが、認知症で要領を得ず、収穫のない日々が過ぎていく。
そんな矢先、その今川が殺害される……。
唯一の鍵が消えた。
捜査本部が置かれ、刑事たちが招集される。
音道の相棒は……、滝沢保だった。
『凍える牙』の名コンビが再び、謎が謎を呼ぶ難事件に挑む傑作長篇ミステリー。
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久しぶりの音道貴子の長編。滝沢が年を取ったからなのか、妙にやさしくて変な感じ。というよりも、短編集や前作「鎖」で距離が縮まったと思った二人が、全然そんなことはなかったってことやね。どちらかというと貴子のほうが意識しすぎなところが、逆に「あれっ?」。
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久しぶりに★5つ。おなじみ女刑事音道貴子と、もう長い付き合いになるベテラン刑事滝沢保がまたコンビを組んで事件を解決していくお話。いやはや、このコンビが実にいい。普通は刑事の「相棒」だというと、めちゃめちゃ信頼し合ってる二人を思うんだけどこの二人はちょっと一味違うんだな。信頼してないというのではない。むしろ、ものすごく信頼しているんだし、お互いの実力もすごく認めているし、息もぴったり、、、なんだけど、意識するあまり滝沢は貴子を「かわいげがない女」と見ているし、貴子は滝沢を「アザラシのくせに、すぐに『女はこれだ』という嫌な言い方しかしない奴」と見ている。だから時々すれ違う。中で、貴子の手帳を滝沢が覗き込んで「A(滝沢のこと)は無神経」と表記したのに滝沢が怒るシーンがあるんだけれど、これは読者からすればものすごく面白い。滝沢が「Aって何だ?俺は滝沢保だ。何でAなんだ」と詰め寄るのが面白すぎる。
さてさて、内容は貴子の署の管轄内で、取り壊されるアパートの地下から白骨死体が発見された。いつ埋められたのかは不明。男と女、そして嬰児の骨。貴子はその身元を洗おうと、アパートの所有者を当たる任務に着くのだけれど、今度はそのアパート所有者が撲殺される…というお話。さてその2つの事件は解決するのか?何か関係はあるのか?という感じでグイグイ読ませてくれる。貴子と滝沢の奇妙な相棒関係を軸に、悲しい話が次々と明らかになっていく。なかなかでした。
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音道貴子シリーズ。
安心して読める。
相変わらず音道と滝沢が馴れ合わない。
しつこいくらいに。
しかし乃南アサはこういうきれいごとで済まさないところがいいのである。
伏線もうまいし、
音道シリーズの中では一番好きかな。
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このシリーズを読むと主人公の働きマンっぷりにやる気が出てきます。
少し丸くなった?滝沢警部とのやり取りもすごく面白い。
もちろん、小説としてもものすごく面白いけれど。
下巻が気になってしかたがない…。就活の移動中に読む本じゃないかな。
続きが読みたくてしょうがなくなる…。
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工事現場から、男女二人と胎児の白骨死体が発掘された。
貴子はその家の大家である、痴呆症を患う老人の元に聞き込みに通っていたが、今度はその老人が何者かに殺されてしまう。
特捜本部が設置に向かった貴子が組んだ相方、それはあの滝沢であった。
事件はどこに向かうのか…
シリーズ一作目の直木賞受賞作品「凍りの牙」以来初めて、貴子&滝沢コンビが見られます!!
昔よりちょっと優しくなった滝沢に戸惑う貴子。
なんだかんだで貴子を信頼する滝沢。
たまに喧嘩もするけど、聞き込みではチームワークもばっちり。
二人のやりとりににやけつつ、入り組んだ事件たちが解きほぐされていく快感もばっちり味わえます。
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女刑事 音道貴子シリーズ
相変わらず面白い。
民家の下から
古い白骨死体が発見され
調べていくうちに
認知症の家主が殺害され
一見
繋がりのない事件。
音道刑事の仮説にドキドキわくわく。
そして
怪しい人物の意外な過去に胸を締め付けられ
白骨死体の身元が!!
そして
全ての事件の犯人は。。。
事件の1つ1つが明かされるたびに
想像もしない真実があり
読み進むのが楽しくて
一気に読んでしまいました。
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音道シリーズ。
大まかな粗筋は、機捜から異動になって刺激が足りずにくさくさしていた貴子が、ある民家の解体現場から白骨死体を掘り当てたところから話が始まる。
滝沢との久々のコンビ復活回で、ああ、やっぱ好きだなあと再認識。
貴子があまりにも短気で、あれ、こんなに滝沢と険悪だったかと思わされる場面もあったが、よく考えてみれば『凍える牙』の時はもっと殺伐としていた(笑)
何よりも事件が真相に近づく毎に、滝沢との信頼関係や絆もゆるやかに深まっていく辺りにカタルシスを覚える。
計算されつくしたシナリオの中に、鼻っ柱の強い貴子が警察の中でもまれながら真相へ向かってもがく様がほどよく融合していて、次へ次へと読まされる感じだった。
後編へ……
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久しぶりの音道&滝沢コンビ。
事件そのものも内容も面白かったんですが、
犯人がわかるところだけが、せっかくの長編なのに、どーしても軽くなっちゃった印象を受けました。期待しすぎたのかもしれません。
でもこのコンビ、またぜひぜひ登場させてほしいです。
短編でもいいけど、やっぱり長編でコンビ間の微妙なやりとりを読むのが楽しみです。
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皇帝ペンギンから○○○○へパワーアップ(謎)した滝沢×音道の凍える牙コンビ好きは必読の書。やっぱり黄金コンビ!