紙の本
これまでとは変わった、新しいリーダーシップ論
2021/08/07 11:08
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投稿者:デーモン - この投稿者のレビュー一覧を見る
これまでとは変わった、リーダーシップ論で、英語でサーバント、日本語で奉仕こそが、リーダーシップの本質だと、著者グリーンリーフが説いたサーバントリーダーシップの待望の邦訳版です。
紙の本
意外に現実的なリーダーシップ論
2018/05/12 10:27
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投稿者:Otto Rosenthal - この投稿者のレビュー一覧を見る
サーバントという言葉とリーダーシップという言葉は対立する概念のような気がしていましたが、思えば中間管理職の主な役割はパブリックサーバントなのかも知れません。
「持続する」リーダーシップとしてのサーバントリーダーシップという考え方は結構素直に腑に落ちました。
紙の本
古典となりつつある鮮烈なオピニオン
2018/05/03 07:14
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投稿者:Otto - この投稿者のレビュー一覧を見る
「リーダーはサーバントたれ」というコペルニクス的転回を丁寧に解説してあります。
継続的なリーダーシップを語るための画期的な一冊だと思います。
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サーバントリーダーシップ。
サーバントって、召し使い、使用人という意味だけでなく、(神・芸術などの)しもべ、っていう意味もあるんですね。
ようは、召し使える。という意味なんですかね。
召し使えるリーダー、ってのも日本人には違和感あるかもしれません。
僕も違和感あります。
でもリーダーとして前に出るのではなく、下に「仕える」従業員が前に出るために、リーダーとして後ろに下がる。
そんなリーダーシップもあるんですね。
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けっこう売れている本だと思うんだけど(再販になったし)、本当に残念ですが、ほとんどぴんときませんでした。
ピーター・センゲが激賞する本ていくつか読みましたが、どれもこれもぴんとこないというのは、きっと相性があわないんでしょう。
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ゲラを読んでくれた書店さんのコメントです。
「私はまさに今、人の心をひとつにまとめる必要に迫られているが、何故そんな状況になっているのか考えていなかった。ただ自分にその能力が無い、もっと能力を磨かなければと、まるで見当違いの問題を解こうとしていたのかもしれない。
本書は「リーダーシップを身につけるための本」ではなく、それを必要とする人間の性質がどんなものなのかを理解するための本だ。ピーター・センゲ氏の「多くの人はリーダーという言葉は上司をさすものだと思っていて、変革を起こせるのも上層部の人間のみだと思っている」という言葉は、私たちを鋭く貫いていると感じる。それは私たちが抱える、一番の問題だといっているようなものだ。
自分の周りでリーダーと呼べる存在が、どのようにして導いてくれたかをよく考えてみた。その人は『何処へ行って何をしろ』と命令したり誘導したりしたわけではない。ただその人の考えをいつも見えるように示してくれて、それに私の考えが賛同した。私は確実に前進することができ、いまでもその考え方のもとで、少しずつ前進していると思う。
周りの人々を前進させていくためには高いスキルや答えや結果は必要なく、どれだけ自分の考えや生き方を他人に伝えられるかが重要だ。そうやって周りの人々に影響を与え、成長させていくリーダーがいる組織が、多くの人間を豊かにしていくのだろうと思う。」
「久々に長く売りたいと思える本が出てきた。それは『サーバントリーダーシップ』。大きなビジョンを実現するために邁進している人に対して、リーダーはサーバント(奉仕する人)となり実現させていくというリーダーシップの考え方である。
最近「リーダーシップとは何か」「そしてどうあるべきか」と考えるようになった。まだ完全に答えは出ていないが、本書を読みその糸口が見つかった気がする。
ピーター・M・センゲ氏は「サーバントリーダーシップの衝撃は、過去25年間におけるよりも、今後25年間の方が大きいだろう」と言うが、私も同感である。まだこれからだ。今後、少しでも多くの人にサーバントリーダーシップという考え方を伝えていきたい。それを実現する為に私ができる事、1冊でも多く販売していく努力を続けていきたいと思う。」
「今まで自分が抱いていたリーダー像が本書を読んで全く変わったものになりました。『リーダーシップ』と『奉仕』は一見両極にあるような概念ですが、本書を読み進める内にこの考え方を自然と受け入れられようになりました。考えてみれば、自分がついていこうと思うのは常に周りを下から支えてくれる人物であると思ったからです。また、著者はすべての者がサーバントリーダーになりえると言っています。私のようなものから、経営者の方まで、様々な方が得るところのある本であると思います。原書は30年前の刊行だそうですが、本書の考え方は私にはとても新鮮に感じました。世の中は厳しい状況が続きますが、このタイミングで日本で刊行されたことに運命めいたものを感じてしまいます。本書がまさに『希望』になることを祈っています。」
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これまでにないリーダーのあり方、組織の本質的なあり方を提示している点が素晴らしく、共感できます。
一方で、内容が冗長である、文章が読みづらい(原因が原著にあるのか訳にあるのかは分かりませんが)という印象も受けました。
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サーバント・リーダーシップを主題とし、教育、組織、個人、実践例を交えながらサーバントの可能性を探る内容となっている。また信頼とは、リーダーシップとは、リーダーとは何かを考えさせ、一人の人間としての倫理や概念的な物を含んだ、重要なスキル、マインドセット紹介をした一つのバイブル的書物である。
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表面だけのリーダシップ論やHowToレベルのもっともらしいトンドモ論が多いこの手のテーマ。そのような状況の中、リーダシップの本質に見事に焦点をあてた貴重な一冊です。
サーバント・リーダシップは、日本人の性質にとてもあっており(もっと言うと、日本人に受け継がれてきている感覚そのものに近い)、日本が国際社会でいかに振舞うべきかのヒントも与えてくれている。
リーダシップとは何かをこれ一冊で十分に理解できる良書です。
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この人も旅に出たんだ。
〇リーダー=サーバント? 華厳の相入のよう?
〇想うところがあって再読中。
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サーバント・リーダーとはサーバントである。
組織には二種類のリーダーが必要。組織の内部にいて、実際に毎日の任務を遂行していくリーダー。そして、外部にありながらも密接に関わり、距離があることを利用して、実際に活動するリーダー達を監督するリーダーである。後者は「トラスティ(受託者)」と呼ばれる。トラスティの役割とは、奉仕し、導きたいと考える人たちに実行の機会を提供することである。
トラスティが最高の影響力を及ぼすための第一歩は、組織の方向性を定めることである。トラスティの役割は、組織の活動的な計画の外に位置し、「管理する(manage)」ことである。内部で運営を行う役員にトラスティが任せるのが「経営(administration)」だ。
まず、この本には、トラスティの定義や役割が述べられ、その後の章で企業・大学・協会でのトラスティの役割(どう振る舞うべきか)についての実例が述べられている。
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文書は冗長でわかりづらく、日本人には理解出来ない価値観もある。それでも、とても勉強になるし、一度はざっと読んでおくと良い本。
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この本を読めば、サーバントリーダーシップの根底にある時代背景や宗教観を感じることができるような気がする。権力を強めるためには、言語化、概念化、情熱、知識、事例、ユーモアが大事かな。
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I do not sleep a wink! 为什么!! 氏のリーダーシップ論なのに、一番最後の解り易いまとめが氏のNPO元所長のラリー・スピアーズ氏が著わしたものなんて笑えるw。
1.listening2.empathy3.healing4.awareness5.persuasion6.conceptualization7.foresight8.stewardship9.commitment to the growth of people10.building community
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私にとって大切な本の著者である「七つの習慣」のコーヴィー博士や「学習する組織」のゼンゲ博士が推薦しているので読みました。が、正直に言うと、消化しきれなかった、というところです。おそらくいまの自分が、この本の内容を消化できるレベルにない、と感じました。10年後に再度読んでみたい。