紙の本
渡り鳥の旅は、まだまだ知られていなことばかり
2022/03/22 09:09
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投稿者:amisha - この投稿者のレビュー一覧を見る
春の使者として迎えられるツバメたち。
南の国から長い長い旅を経て、日本にやってくることが、イラストで語られる。ツバメの視点で見たパノラマの風景が壮大で、日本にたどり着いて子育てする姿に素直に感動する。
まだまだ生態には知られていないことがあると巻末に解説がある。
未来の鳥類研究者に送る一冊。
紙の本
ツバメが
2016/10/29 21:17
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投稿者:のきなみ - この投稿者のレビュー一覧を見る
ツバメが軒下に巣を作るとほんと嬉しくなりますね。早くヒナが還らないかなぁ~と散歩の度に巣を見上げてしまったり、ヒナが還ったら元気に餌をねだる様子を足を止めてじっくり観察したり、巣立ちの頃はうまく飛べるのかハラハラしたり、と。ツバメ大好きです。そんなツバメが日本に来るのにこんな過酷な旅路を辿ってたなんて…それでも日本に来てくれるツバメがますます愛しくなりました。
紙の本
なるばる日本にやってくるツバメが、ますます愛おしくなる。
2009/04/13 23:11
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投稿者:うっちー - この投稿者のレビュー一覧を見る
毎年、日本にやってくるツバメが、どんなところから、どんな風に飛んでやってくるのかを描いた絵本。
日本から5000キロも離れたマレーシアで、1羽のツバメが、何かに呼ばれているような気がして、そこをめざして出発する。村の上から、海辺へと。そして、仲間も一緒に、海を越え、どこか遠いところをめざして飛ぶ。
海の上や船、雨の日、灯台、漁船の小船など、ページごとに描かれる景色が美しい。そして、日本の春の風景が見えてくる!
空から見えるれんげ畑や菜の花、働く人、新幹線、川の風景、桜の咲く町
など、ツバメからの視点が心地良い。そして、ツバメは、商店のある町(「ツバメ通り」と表示がある)の一角に巣を作る。
タマゴから孵ったヒナたちにエサをやる絵には、こう文章がある。
「やっと あえた とうとう あえた
きみたちが ぼくを よんでいたんだ
このために ぼくは とんできたんだ」
実際は、ツバメが、どこをどうやって飛んでくるのかは、正確にはわかっていないようである。だから、科学絵本ではない。
けれども、作者は、鳥の巣研究家として著書も多く、それがこの絵本にも生かされていて、見ごたえ充分!
新しい生命を生み、育てるために、はるか5000キロを飛び越えて、日本にやってくるツバメへの愛情といとおしさが、ひしひしと感じられる。それは、日本人のほとんどが持っている気持ちなのだろう。読後感の良さは、そのためかも。
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日本から、5000キロもはなれた南の国、マレーシアから、1わのツバメが飛び立ちました。ツバメは、何のために、どこをめざすのでしょう?ツバメから見た景色が、とてもすばらしく、いっしょに空を飛んでいる気分になれますよ。
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ツバメをよく目にするこの季節に借りてみました。
ピンポンバスなどを描いた鈴木まもるさん。
見覚えのある乗り物が何台か登場して嬉しい♪
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小さいころに教わったこと。
「ツバメはね子育てをするために、遠く南の国からはるばるここまできたんだよ」
なるほどー、すごいなー、単純にそう思っていました。
でも、どうやってここまで来たのか、その具体的なイメージはなかった。
そうかぁ。こんなに遠くから、大きな広い海を越えて、嵐も乗り越えて、ツバメは私たちの町まで来てるんだなぁ…。
ツバメたちがやってくる季節に、子どもたちに読み聞かせるといい本かもしれないですね。
田んぼのピンクは、レンゲ畑かなー。
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病と闘っているカメラ屋さんに、毎年春ツバメが巣を作っていたので、思わずこの本を借りた。ツバメは5000キロもはなれた東南アジアから来るらしい、巣をつくり、卵をかえし・・・
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5月の読み聞かせの候補として読んでみました。
熱帯から日本へツバメが飛んでくるまでをシンプルに描いた本。
内容としては科学の本に近いみたい。
飛んでいるツバメのスピード感と景色の雄大さが気に入りました。
結局こどもの日にちなんでこいのぼりの出てくる絵本を読むことにして、
こちらは取り下げたけれど、かなり好みの本でした。
ベテランの方に聞いてみたら、作者の鈴木まもるさんは鳥に関する本を多く出されているとのこと。
個人的にほかの本も探して読んでみようと思います。
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ツバメのやってくる季節になりました。どこからやってくるのでしょうか?5000キロも遠いところから?ツバメの旅が体験できる絵本です。
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鈴木まもる 著「ツバメのたび 5000キロのかなたから」、2009.2発行。5000キロも離れた東南アジアの国々(ベトナム、マレーシア、インドネシアなど)から日本にやってくるツバメたち。この絵本を読むと、これからは、渡り鳥を見ると、「よく来たな」と大歓迎したくなります。軒下いつでもどうぞと(^-^) 土(泥)と藁も準備します(^-^)
ツバメたちは春になると、はるか遠く東南アジアから日本にやってきて、巣を作り、卵を産み、ヒナを育てている。鈴木まもる「ツバメのたび」、5000キロのかなたから、2009.2発行、再読。
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3歳8ヶ月
ツバメの様子を見るのが好きなようなので借りてみた。
最初はあまり良い反応を見せなかったが、一人で取り出して読んでいることが何度か。
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ツバメがやってくる季節。
オリエンテーションで2年~4年に読む。どの学年もわりと耳を傾けてくれたように思う。
それぞれのページがとても美しい。最初は、最後の1ページに涙が出そうになったが、何度も読んでいるうちに気持ちを抑えられるようになった。文章も詩的で美しく、読むことが下手な人間でも落ち着いて読むことができる。
鈴木まもるさんの本をもっと読みたいと思う。
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絵が、美しい。
前半は燕の躍動と景色の変化に魅了される。
後半はぐっと近づいて、鳥の巣の細やかさがリアル。
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マレーシアから!5000キロ‼︎
長い長い旅を終えての繁殖。
ものすごいロマン。
途中、
緑色宅配便車を見つけうれしくなった。
長男が好きで何回も何回も読んだなぁ〜
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3歳からおすすめ。
良質な科学絵本。
身近な生き物を題材としていること。異国へのロマンを掻き立てること。文章量が少ないこと。どれもよい。
日本のツバメはどこから来るのか。このことを知らない場合は、大人でも楽しめます。