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日本永代蔵 現代語訳付き 新版 みんなのレビュー
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紙の本
日本の古き知恵に最新ゲーム理論の成果があった
2016/01/12 18:43
4人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ぴんさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
近時のゲーム理論では、繰り返しゲームによれば、お互いを信頼して行動することがパレート最適になる、ということが言われています。このことを、江戸時代の井原西鶴がすでに物語の中で論じていたことが、これを読めばよくわかります。日本永代蔵が書かれた西鶴晩年の時期は、日本経済が商品資本主義から金融資本主義へと転換をした頃と一致します。西洋理論に飛びつくのもいいですが、江戸時代の古典、とりわけ大阪(当時は「大坂」)経済を描写したものを読むと、今日的な発見があります。
紙の本
江戸時代のビジネス書
2016/12/27 21:19
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nocturne2 - この投稿者のレビュー一覧を見る
大阪を知ろうと思って、手に取りました。現代の金融ビジネスおよび付随サービスとほぼ同様の仕事があったことに驚きました。まさか情報ベンダー類似の業務も存在しているとは思っておりませんでした。これなら確かに世界初のフューチャーズもできるなと、納得しました。現代の自己啓発書に相当するような位置づけだったのかもしれないと思います。いろいろなアメリカドリームならぬ、大阪ドリームが出てきて、面白く読みました。人間、やることは今も昔もそう変わらないなと感じ、温故知新とはこれを言うのかと思いました。
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